2025.01.20
共通テストお疲れ様でした。
今年で5回目を迎える今日テストですが、今回1月18日(土)、19日(日)実施の共通テストは、入試制度改革初年度入試でもあります。
共通テストの実施は、第一回目から第四回目まで、波乱含みと言いますか、揺れに揺れたのですが、今回第五回目では、なんとなくこなれてきたといいますか、
安定路線とのコメントが多いようです。
しかし、生徒さんからの目線でいうと、
英語が大問8で時間配分が・・・・という声が目立っていました。
他にも変わった問題が出題されたのですが、やはり英語については、今後も影響がかなり大きいのでクローズアップしていきたいと思います。
80分で大問8個を仕上げるということは、やはり時間配分がとても重要です。
大問3から8までは、感覚的に9分ぐらいから13分ぐらいの時間で解く形になると思います。
これは・・・普通に問題を読んで、解答するという普通の感覚でしたら終わらないです。
なにが必要かと言えば、「速読」です。
例えば、漫画の単行本を思い出してみてください。子も大人も漫画を読むのは、誰に教わったわけでもないですが、めちゃくちゃ速いです。
絵があるから情景がすぐに目に飛び込んでくる利点もありますが、セリフそのものも短い文章だからですね。
たまに、セリフとか情景とか、その事件に至るまでの背景などを細かい字で示されることもありますが、あれをじっくり読む人はほとんどいないと思います。
入試ですから読まなくてはいけませんが、まさに日本語の文脈を捉えるが如く、サッと読んで意味が取れるぐらいの読解力が必要です。
そのためには、速く読む力を磨かないといけません。
速く読むためにどうしたらいいのか?
先ほどの漫画は意識せずとも先が早く知りたい気持ちもあり、誰での自然に速く読めるようになります。
速く読んでも内容がしっかりと理解できていますので、問題ないのですね。
しかし英文を読解していくのは、漫画とは違いますから、意識していないと速くは読めません。
速く読むためには、「速く読むことを意識しなければ」速く読めないものなのです。
普段からタイマーを使って読む練習をするなどが必要ですし、一番いい練習法です。
試しに英文を用意して読み始めてみてください。
そうすると、次なる問題が浮き彫りになります・・・。
それは・・・・飽きです。
英文をずっと読んでいると、途中で飽きてくると思います。時間をはかりながらであろうと、はかっていなかろうとです。
ですから
適度な分量の英文問題を速読練習の題材にする!ということです。
あまりにも長すぎてもあきらめてしまうし、飽きます。
あまりにも短ければ、あまり練習にならないです。
適度な分量の英文問題、はて? どこにあるだろうか・・・・
はい、それがセンター試験とか共通テストの赤本です。
これ、最高ですよ。
あんなに分厚いですがやすいですし、解説もしっかりしているし、分量も適度です。
よって、何かの英文の本を買ったりとかしなくても赤本が練習題材になるのです。
高校生は買ったほうがいいですよ~!