2024.07.18
都合が悪いことは「見なかったことにする」症候群っていうのがあるのです。
現実を直視しなくてはいけない場面で、勝手に想像して「根拠のないプラス発想をしてしまう」症候群っていうもあります。
「芸は身を助く」を最後の最後まで信じ抜いてしまうのは、超リスクだと思っているのです。
昔、曖昧評価をしていた「とある学校」は、県から指導指示があり、尚且つちょっとしたニュースになってしまいましたね。
で、千葉県の評価は曖昧ではなく、点数として表すようになったのです。
物事には流れと歴史があります。
高校入試で、選抜のための基準がありますよね。
ここを見たら、当日の学力検査=つまり500点満点のテストが、全体の順位付けを決定する一番の要素になっている!!
というのは、火を見るより明らかです。
圧倒的に、当日のテストのシェアが多いのですから、ここから目を背けちゃぁ~いかんでしょう。
なんで、これを見なかったことに出来るのか、ちょっとよくわからないです。
私は今、ちょうど研修を実施する立場でもあり、新しい人たちに様々なデータ提供をしつつ、最近の傾向を教えつつ、色々とお話する機会があるのですが、
彼らにいつも言っているのは、
「私が失敗したことを君たちに経験させたくないから 今この大事なことを言う」
ということなのです。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
この言葉は、鉄血宰相と言われたビスマルクの言葉です。
「愚者」は自分で経験し失敗して、失敗の原因を考え、その後同じ過ちにならないようにしているのだという意味です。
つまり自分が経験したことから学んでいるということですね。
でも
「賢者」は、自分でそういう失敗を経験してしまう前に、先人たちが経験したこと、つまりは歴史から学んで、先人たちの経験を自分のものとして会得してしまう!
そういう意味です。
すごく深いですよね。
さて、脱線し続ける前に戻りましょう。
学習面の教科は、当日のテストを受けるのであれば、必須ですよということを言いたいのです。
●●高校に合格したい!!
ならば、これをやらないとね!
いやぁ、それはやらないっす・・・・
何か、売れない漫才師がかけあいと言えないかけあいをしてるのじゃぁないのですから、不毛な議論はやめましょ。
合格のために必要なレシピに、絶対要素は確かにありません。
しかしながら、どう考えても、過去の内容から判断して、この単元は絶対必要だよねという、分析は信じてほしいです。
また、その単元の必要性は MAX10だとして、9または10なのだということが傾向分析(過去問分析)から、わかりきっているのですから、
「やらんとな!」
なのです。