2023.05.22
高校入試といえば、中学3年生が部活の引退とともにスイッチを切り替える様子が毎年のように見られます。
「中学3年生になったから」とか「受験生だから」とか、そろそろ本腰入れないと...という焦りがあるわけなんですが、果たして本当に3年生になってからでいいのでしょうか。
もちろん中学3年生から入試対策を開始して、合格した方はたくさんいます。
だから結果として3年生からでも高校には合格可能です。
合格までの道筋をサポートするのが私たちの役割の一つなので!
しかし、3年生を見ていると、もっと早くから対策しておけば「もう少し上の高校にも行けたのになぁ」と思ったことも一度や二度じゃありません。
自分で限界を決めてしまっているのではないかなぁ。
「ぼくも 同感だにゃ」
じょうにゃん君も来てくれたところで、実際の話・・・。
最初に出会ったときに、だいたいこのぐらいの点数です・・・と教えてもらった点数が、かなりきずいかも、と思ったことはたくさんあるんです。
ですが、そういう生徒さんほど、絶対成績上げるぞ!と燃えます。
方法は、ひとつだけじゃなく、たくさんあります。
やはり生徒さん個々の性格とか、ライフスタイルとか、考え方とか、趣味とか、そういうことも考慮に入れていく必要があるので、まずは会話、対話ですね。
どの教科が何点とか、偏差値が・・・とか、順位が・・・とか、数字だけから図るのではなく、人間として、まずは生徒さんをじっくり知るところから開始です。
ただ眺めていても見つからないんです。
対話して、保護者さんからも色々と伺って、生徒さんのことを知ることが出来れば、
もっとも合ったプログラムを提示出来ます。
そして、一緒に計画を立てて、目標を立てて、私たちはコーチ役でもあり、監督でもあり、指導者でもあるわけですから、絶対にあきらめずに向き合っていくのです。
「やれば出来る!」
そんな感覚を得られたとき、生徒さんが笑顔を見せてくれます。
この瞬間からですよね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高校入試に対しての対策は、私たちが最も自信あるところです。
昨今の状況からすると、さりとて、その戦いの火ぶたは、中学1年から始まってるというのは、大げさなことではありません。
それは学習単元の重要度と、内申確保という視点から言えることです。
【学習単元の重要度とは】
中学1年で習得すべき内容は、2年生、3年生につながる「土台」の部分を形成しています。
とりわけ英語などは、中1の単元が一番重要だ!と言ってるぐらいです。
習う単語も文法も、基礎の中でも超重要なものが詰まっているのです。英語がわからない・・・となったら、絶対に途中の単元からではなく、1年の内容をリチェックしながら知識を再形成していくことをお勧めいたします。
数学も国語もそうですね。
教科書ってやっぱりよく考えて作られていると思うのです。
中学1年で習う内容を大切にしましょう。
【内申確保とは】
内申点というのは、勉強への向かい方、授業への参加態度や、提出物、そして何よりもテスト結果からつけられるものです。
ある日突然テスト日が訪れるわけではなく、あらかじめ予定されている日程でテストが行われます。
普段の学習の習慣づけが意識して出来るようになってくると、机に向かうことが習慣化されて、学校の宿題、復習、予習と、自分が何をやればいいのかわかってくるのですね。
内申点の大きなウェイトを占めるのは、やはり定期テスト(考査)であることは間違いなく、
点数を上げることが、内申確保につながってくるのです。
「中1のときの内申はどうだった?」
「中2のときは?」
当然私たちは、こういう質問をします。
すると、1年生のとき、2年生のときに、数字が奮わなかった生徒さんは、悔やむように回顧しつつ教えてくれます。
表情と言葉にもうにじみ出てわかるぐらいです。
そう・・・後悔してるんですよね。
私は常々言います。
「やらなかった後悔は、残る」と