2024.02.17
おはようございます!東武アーバンパークライン馬込沢駅西口 ミニロータリー前
徒歩30秒!自転車も置ける 城南コベッツ馬込沢駅前教室です。
今日は土曜日なので、保護者様にもじっくり読んでもらいた記事をアップしておきます。
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まず、このことを知っておいてください。
文科省が策定する学習指導要領が変わると、必ず教科書が改訂される!
改訂のたびにどうなっているのか!?
→ ◆学習すべき単元数が増加している
◆単元の前倒し(例:高校の内容が中学、中学内容が小学校へ)
問題視されているものの、突き進む教育改革
→ ◆二極化現象=学習格差の拡大
◆小学校の基礎学習の習得度合いがその後に大きく影響する
そうなんです。
実際、過去の改訂の足取りを追っていきますが、それはそれはこの5年、10年で大きく変化しました。
考えてみたらそうですよね・・・。
教育が高度化していくのは当然のことです。
さて、
お父様、お母様のお子さんたちが小学生でしたら、ここからちょっと真剣に見て確認し、出来ればインプットしておいてほしいです。
小学校におけるカラーテスト考察
→ ◆知識・技能と思考力・判断力・表現力の分類がすでにスタート
【事例】---------------------------------------------------------------------------------------------
★小学校では80点~100点ぐらいは普通にとれていたのに、中学では50点台、60点台になってしまった!
★表面はそこそこ取れているけれど、裏面の結果がいつも悪い!
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この事例、「うん、確かに」と思われる保護者様は、もしかすると、お子さんの兄、姉で思い当たるフシがあるとか、
現実問題、まさに今のウチの子がそうだわ・・・という感じでしょうか。
最初にあげた事例である小学校成績と中学に入ってからの成績落差については、これは非常に多い現象です。
私たちの仕事の中で毎年たくさん出くわす内容ですね。
中学生のお子さんが体験授業とか、最初の面談のときに伺う内容で
「お母さん、太郎君は 小学校のときはいかがでしたか?」という質問を投げますと、
「小学校のときは、特に困ったこともなく」
「小学校のときは、そうですね、だいたい点数も80点以上で、100点もありましたし」
などのご回答を頂くことが多いのです。
2つ目の事例においてもすごく多いです。
これは現時点で小学校通いをされている生徒さんの初期段階での面談とかで、カラーテストを拝見させて頂く際に、表面は出来ているけれど裏面がというのは、今まで沢山見て参りました。
しかし、ここで大事なのは、
表面と裏面で、昔と違ってしっかりと目的が定められているという点です。
表面は「知識と技能」
裏面は「思考力・判断力・表現力」
を
図っているのです。
小学校のおける学力到達度にはシビアな分析が必要!
さてさて、続いては 点数考察についてです。
お父様、お母様 70点という点数はどのように思われますか。同様に60点はいかがでしょうか。
私はここ すごく重要なので強調したいのですが、
取れている7割、取れている6割に着目するのではなく・・・・取れていないほうに着目したほうがいいということです。
つまり 70点なら 30%理解していない、60点なら 40%も理解できていないない項目がある
という判断を 「特に小学生の段階では」持つべきだと考えます。
この感覚がないと、『非常に重要な基礎項目が出来ていないまま』先に進むことになってしまうのです。
これが、小学校6年間で修復出来ていない状態で中学へ進学すれば、基礎の抜けが中学単元の多くにダメージを与えてしまうと言っても過言ではありません。
学習単元の簡易な場合と難易度があがってきたときの点数に対しての理解の仕方
これが重要!です。
ここで平均点の考え方が登場させましょう。
小学校1年生、2年生、3年生と低学年の段階では、問題難易度も平準化して易しい内容なので、ほとんどの子供たちがクリアしていきます。
4年生、5年生、6年生と進むうちに、学力格差がだんだんと拡大してしまうのですね。
同時に、クラス内、学校内におけるテストの平均点も下がっていくはずです。
★問題が簡易な段階では、出来ていない問題がゼロにしなくてはいけない
★小学校内容で70%以下は、理解していない項目があるという判断をしなくてはいけない
気づきが早いほど修復がしやすいのは、人間の身体と一緒!
学習難易度というのは、
幼稚園→小学校→中学校→高校→大学と 通常は徐々に上がっていきます。
節目では、「受験」が絡んできます。
通常、受験は合否があるため、優劣を試験ではかるためには、難易度も当然上がるはずです。
ここでも平均点の考え方は重要なのです。
中学1年段階:一番最初の中間テストは恐らく平均点が300点~330点ぐらいになります
↓ ↓ ↓
しかしながら、テストが進むごとに平均点は低下してくることが多い
(後期のテストになってくると特に)
この段階では、平均点が60点台、または50点台、状況によっては40点台のテストも登場するので、
その平均点に対して「プラス乖離がどの程度あるのか」という考え方が重要となり、
だんだんと「偏差値の考え方」を取り入れていく必要がでてきます。
最終的に、受験では「偏差値」がどうなったのかが重要!
【事例】---------------------------------------------------------------------------------------------
★平均点が80 点のテストで実際の点数は60点の場合と、平均点が40点で実際の点数が60点では、大違い!!
同じ60点でも価値が全く異なる!!ということを是非知ってください。
前者:平均を20 点下回っている=教科偏差値は概ね38になる
後者:平均を20 点上回っている=教科偏差値は概ね62になる
同じ点数でも偏差値格差が24もある状況・・・これが中学以降の点数視点の基本です。
小学生のうちに、
ん?点数が・・・と 一瞬でも感じ取ったら、
カラーテストの結果が70点、裏面が全然取れていないという現象であったなら、
早めに手を打つべきだと思います。
後からだと、本当に大変です。。。。
とは言え、実態はなかなか把握しにくいですよね。
お父様もお母様も毎日のお仕事とご家庭のことで多忙極まりない日々を送られています。
しかし、子の学習・・・とりわけ小学生のときに学習は、中学校、高校、そして大学(専門学校)、社会人へと先々に影響を与えていきます。
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