『おはようございます~ 馬込沢生息中の じょうにゃんですぅ~
きょうは高校生の内容だにゃ』
はい!おはようございます。
改めまして、12月8日 金曜日 本日も宜しくお願いします。
首都圏私立大学における2023年度入試の概況、状況についてです。
【対前年志願者指数(一般選抜)】
前年度の志願者を100とした場合の、数値です。
対前年志願者指数は国立大学で 98、公立大学は 99となりました。
私立大学は首都圏・近畿圏の私立大で 98 となっており、全国での指数はこれよりも低くなるものと予想されます。
大学難易度別でみますと、
「早慶上理」「GMARCH」「関関同立」の難関私大では対前年志願者指数 100 と前年並み、
「日東駒専」「大東亜帝国」「産近甲龍」「摂神追桃」の中堅私大では対前年志願者指数 96 と減っています。
これらの中堅私大の志願者減は既卒生の減少が大きく影響しているもので、コロナ以降減少の一途をたどっています。
【既卒生の減少】
21 年度からの新入試(現行の入試)に移行することで不利になることを懸念した 20 年度受験生が浪人を避けたため、21 年度入試では既卒生が約 2 割減の 2 万人減少となり、入試結果に大きな影響が出ました。
指導要領が変わったり、教科書が変更されたり、入試制度の変更がある場合には、このように受験生全体の心理に影響を与えます。
この観点では、2024年度(2025年1月)の入試制度改革は、現高校2年生に大きな影響を与えるものと推察されます。
新型コロナウイルスによる影響も相俟って 22 年度入試はそこからさらに 4200 人減少となり、23 年度入試は 5,100 人減少したため、コロナ前は例年 10 万人ほどいた既卒生がわずか 3 年の間で約 3 万人(3 割)減少しました。
後がない既卒生は出願校も多くなるため、入試に大きく影響しています。
【学校推薦型選抜、総合型選抜の利用が継続して増加】
学校推薦型選抜、総合型選抜の利用は国公立大学、私立大学共に年々上昇しています。
その上昇率も非常に大きなものになっています。
私立大学においては大学入試全体に占める学校推薦型選抜・総合型選抜の割合は
58%となり、数値上では「メイン入試」となっています。
とりわけ中下位レベルの大学ではこの傾向が顕著なため、★以前の大学入試と比較して低学年からの内申点の取得が重要になっていると言えます。
↑ ↑ ↑
今日は、特にこの3つ目の流れがとても大事です。
大学入試における入試方式がいくつかあるのはもう皆さんご存じですね。
一般受験、学校推薦、総合型選抜です。
もっと細分化していくと、かなり多岐にわたるわけです。
重要なのは、上記の★のところです。
詳細については こちら もご覧ください。
今、高校2年生たちが新年度の4月から受験生になります。
つまり2024年度の受験生ということです。
実際の大学入学共通テストは、1月ですので2025年実施です。
そう、、、キミたちの入試から制度が変わるのです。中学受験、高校受験、大学受験とすべて紐解いても、制度が変わるときには、何かが起こります。
思い起こしてみてください。
センター試験が 大学入学共通テストに切り替わった初年度から、衝撃の展開になりましたね。
2年目も3年目も「うっそ!!」と思わず声が出るぐらい衝撃でした。
ここから衝撃ワールドはずっと続きます。
だから、高校生は1年のしょっぱな!一番最初5月から!!
この定期考査から絶対にいい点数を取ったほうが有利です。
この意味する重要性を
多分・・・・お父様、お母様が、何度も伝えてもなかなか伝わらないかもしれないですね。
高校受験を超えて、高校1年生になったら、気分的には
「ああ~~新高校生活のスタートだぜー」と ちょっとのびのびしたくなる気持ちもわかります。
でも!
必ず現実に直面したときに、慌てることになります。
高校は義務教育ではないので、
自分がしっかりしていないといけないのです。
これ、恐ろしいことに 気づくのが遅くなってしまうと、時間を取り返すのはよほどの覚悟がないと難しくなってきます。
中学での学習の遅れ・・・の比ではなく、
高校での学習の遅れは、戻らなくてはならない箇所が遠くなるため、それだけ時間を要する可能性があるからです。
そして、総合型だとか推薦だとか・・・これらは高3とか高2になってから準備すればいいか!というシロモノとはまったくちがいます。
高校生はとにかく、1年生からしっかりと戦いがあることを知ってください。
1年生の冬じゃないですよ。
1年生の秋じゃないです。
1年生の夏でもありません。(この時期は早い生徒はオープンキャンパスへGOです)
何度も繰り返しますが、1年の最初からです。
いや、本当に。気づいたもん勝ち、知ったもん勝ちです。
知は力なり どころのアレじゃないです。
制度っていうのは、知らないと武器にすることが出来ません。