2023.11.20
おはようございます!
城南コベッツ馬込沢駅前教室です。
今日は、「現在中学3年生の生徒さん、保護者様向けの内容」です。
私立高校受験、公立高校受験まであと2ヶ月弱、または3か月となりました。合格後の高校生活を思い描きながら、そこに通っているイメージを強く持ってモティベーションを維持して乗り切っていきましょう。
長い目で見ますと、高校への進学は目的、ゴールではなく、どちらかというと通過点です。
来春4月には、新たな高校生活がスタートします。
新たな環境・友達・部活・勉強そして進路と、楽しみや不安など様々な思いがあるかと思います。
まずは、この点押えておきましょう。
3年後の大学入試は、お父さん・お母さんのころとは全然違う!という点です。
先ほど、高校は通過点になることが多い旨書きましたが、その先、大学進学、専門学校への進学、就職など色々な道に分かれていきます。
中学と違って、高校での生活はきっと、早く感じることでしょう。
高校も手取り足取りというよりも、自分で調べなくてはならないことも多く出てきます。
将来進路をしっかりと描かなくてはいけないのですが、
迷う場面がありますね。
「高校を卒業したら、今度は大学に行くのかなあ」とまだ先のことについては「なんとなく」の人が多いです。
今はそれで大丈夫なのですが、いつかはっきりと「大学に行く」「〇〇大学に行きたい」となったときに、手遅れという状況では困ってしまうでしょう。
上記のとおり、中学時代よりも高校時代のほうが時間の流れはかなり早く感じるはずだからです。(実際、やることが多くなります)
もし皆さんが
大学を受験するのであれば、まず第一歩として、以下の内容は是非知っておいてください。
今のお父様、お母様世代の方々の大学入試というと、1990年代・・・でしょうか。
そのころは、推薦入試が20%、一般入試が80%という時代でした。
ところが、皆さんの世代では、入試方式も多岐にわたり
・総合型選抜入試
・学校推薦型入試
・一般入試
このように大別すると3つに分かれてきます。
皆さんが大学を受験するころは、学校推薦型選抜・総合型選抜という推薦入試に類する入試の比率が半分をはるかに超え、65%程になることが予想されています(これは推薦入試比率が低い国公立大学を含めた数値なので、私立大学に限定すればもっと高くなります)。
このことから言えるのは、お父さん・お母さんのころは「大学入試は学力試験の一発勝負。学校の成績が良い一部の生徒は推薦入試を利用した」ものでしたが、
皆さんの時は「推薦型の入試が大学入試のスタンダードで、それが受けられない人が、少ない枠の学力試験にチャレンジする」というものになるということです。
この表現ですと「えええ?」と思われるかもしれません。
でも言い過ぎではないのです。
多くある事例としては、こんな感じです。
↓ ↓ ↓
(★)評定が足らないので一般受験になります・・・。
これは私の発言ではありません。
生徒さんから 推薦や総合型が無理そうで一般受験になるときに、伏し目がちに言ってくる言葉なのです。
一般選抜(学力試験)は一発勝負ですのでたとえば学校の勉強をある程度疎かにしていたとしても、思い立ったところから死に物狂いで勉強することで学力を上げ合格することができました。
皆さんが受験するころの「推薦型の入試がスタンダード」になると、高校入学時からの取り組みが問われる(※これが超重要)ため、
「高2 の冬で大学に行きたい気持ちが固まったので、そこから頑張る・・・」
では手遅れになる可能性が高いということです。
↑ ↑ ↑
これも超重要です。
「え?なんで手遅れになる可能性??」
手遅れになる可能性というと、妙にイラっときますよね。
あまり言いたくない表現ですが、今まで私は、
上記の(★)の言葉を毎年、何回も聞いてきたのです。毎年です。その言葉を発してきた生徒さんたちは、全員 手遅れになってしまったから、仕方なく一般受験という流れです。
最初から目指すところが推薦とか総合型がない学校、学部なのだ!ということではなく、推薦も総合型もダメだったから一般にせざえるを得ないという発想負の状態です。
これって、オーバートークでも何でもなく、日本全国にある学習塾の教室長さんは、きっと毎年のように聞いていると思います。
それぐらいの事態です。
ですからこの続きは、さらに リアルに
どうしたらいいのか!?についてです。