城南コベッツ塚田駅前教室

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2024.03.25




国語力を上げよう

読解力を上げよう


よく生徒にも言っていますが、
じゃあ具体的に何をしたら「上がるの?」というところですよね。


ネットで検索をかけてみても、パッと出てくるのは「読書」をすることを推奨されています。

ですが、「単に読む」だけでは効果は得られません。


文章に登場する言葉で「知らない言葉」「言葉自体は知っていても、意味を自分で説明できない言葉」が必ずあります。


この言葉の「意味を調べること」が語彙力を上げるポイントです。


一番のオススメ、一番やりやすいのは


自分が普段から何気なく使っている言葉です。


ちょうど今週は「菜種梅雨」だったので例として取り上げてみましょう。

※雨にもいろんな表現があるので調べてみてくださいね。
日本語の美しい表現を知るきっかけにもなると思います。

「春雨」「霧雨」「時雨」「狐の嫁入り」などはよく耳にすると思いますが

「緑雨」「紅雨」「桜雨」「天泣」「袖笠雨」「瑞雨」などなど

実は400種類ほど雨を表現する言葉があると言われています。
季節ごとに、降り方に合わせて表現がたくさんあるんです。

言葉の由来となる意味も素敵ですよ。

梅雨には19種類の表現があります。
「栗花落」や「送り梅雨」「麦雨」「黄梅の梅雨」「陽性梅雨」などなど。


さて、では普段6月ごろに「梅雨」という言葉を使いますよね。

「梅雨」ってじゃあ、どんなもの?と聞かれたときに具体的に答えられるでしょうか。

「雨が長く続く」だけではなく、きちんとした説明ができるといいですね。


辞書で「梅雨」をひいてみます。
(教室に置いてあるのは「新明解国語辞典 第6版」なのでそこからの引用です。)

【つゆ】(梅雨) 「ばいう」の和語的表現

ここで「ばいう」という言葉と「和語的表現」という言葉が出てきます。

次はこの2つをそれぞれ調べていきます。


【ばいう】(梅雨) 6月から7月上旬にかけて、北海道を除く本邦一帯に続く長雨。つゆ。さみだれ。―ぜんせん【―前線】

【わご】(和語) 日本語。〔狭義では、わが国の固有語としての大和言葉を指す。対義語は、外来語およびその内訳としての漢語・洋語〕「倭語」とも書く。

このように出てきました。
ここから更に、新しく出てきた「さみだれ」「前線」を調べて......と、どんどん知らない言葉、知っているけれど意味を説明できない言葉が出てくることでしょう。


関連する言葉をどんどん知っていく=語彙力を上げる です。

何から調べたら良いのかわからない、となるのであれば
教科書を読むときにも、知らない言葉が出てくることでしょう。
そういったところからぜひ着手していきましょう。

2024.03.21



塚田駅前教室です。


小学生のお子さんの保護者様からよく聞くことがあります。


読解力がない



小学生で塾をお探しになる場合、ほとんどが算数、国語でお悩みのパターンです。

多くは

算数は「文章題」「図形・グラフ」
国語は「読解力」

どちらも文章を読んで、その内容を理解し、解答するという問題になります。

小学生の場合、学校からの課題として「音読」をしていると思います。
お家で音読をし、ご家族が音読カードなどに記録をして提出しているスタイルです。


では、この音読にはどんな意味があって行われているのでしょう。

①音読をすること⇒内容の理解、単語の理解をしていく。

「音読」することによって、単語ひとつひとつ一文ずつ内容を理解しながら読んでいくことになります。

これが「内容を理解する」ことのステップ1です。


②読み飛ばし防止

黙読のときには、読み飛ばしをしてしまうことがありますが、

音読での練習は読み飛ばしを防いでいく方法のひとつですね。



さて、「音読」では単に句読点、段落で内容を区切りながら読んでいくだけでなく、
「声の抑揚」も慣れてくるとできるようになっていきます。


この「声の抑揚」は、物語文であれば登場人物の感情を表現することに繋がり、「人物の心情」を理解することができるようになっていきます。

普段の会話でも、楽しいこと、嬉しいことについては声も大きくなり、ハキハキと話しますよね。
悲しいこと、つまらないことには声も小さくなったり、どんよりとした雰囲気が出ます。

こうした抑揚ができるようになっていくと、文章のテンポも持てるようになります。



塚田駅前教室での国語の授業でも、生徒さんには音読を必ずしてもらっています。

国語が苦手なお子さんは、文章を読むことそのものを嫌ってしまっていることが多いですが、

段落ごとに分けて読んでもらったりと、読む分量を調整しながら進めています。


また、小学生の授業で使用している「デキタス


小学1年生~中学3年生まで利用できる教材です。

デキタスについての説明は、こちらの記事をご覧ください。
  ↓ ↓ ↓
【デキタス/デキタス・コミュ】教科書の基礎を身につける、学習習慣をつける



デキタスでの国語は、物語の読み方、説明文の読み方、漢字練習(書き順、読み方)、季節の言葉などの知識習得問題もあります。

読解問題では、
画面上で本文を読むこともできますし、段落ごとに分けてキャラクターが内容の解説をしてくれます。

理由の考え方
気持ちの考え方

ひとつひとつ段階を踏んで学んでいきます。


そこに講師が補助で入りながら授業を進めていきます。




読解力は、国語、算数の文章問題だけでなく、そのほかの教科にも影響していきます。

問題は文章で綴られているからです。


読書の習慣がない、漫画は読むけど小説は読まない。
そういったお子さんこそ、国語力に力を入れていきましょう!!




お申込み・お問合せは、城南コベッツ塚田教室(047-439-3113)までご連絡ください。
MAIL:covez_tsukada@johnan.co.jp
こちらへのお問い合わせも可能です。

2024.03.19


大学入試の方式の中で

一般入試、大学入試共通テスト(旧センター試験)はどういうものかはイメージがすぐわきやすいと思います。

ほかに
総合型選抜・学校推薦型(公募・指定校)というものがあります。

それぞれがどう違うのか見ていきましょう。


◆総合型選抜

旧AO入試です。
書類審査と時間をかけた面接を重視します。

受験生の高校3年間の課外活動などの活動実績、資格(英検など)。

※受験資格として一定の評定平均を定めているところもあります。
  
しかし、近年学生の学力不足が指摘されるようになり、入試の段階で基礎学力の有無を測ることも必要になってきました。



◆学校推薦型選抜(公募・指定校)
 
学校長の推薦にもとづき、原則、学力試験を免除になります。
その代わり、調査書をメインの資料として判定する入試方式です。
   
➡推薦を得るために、まず学校内で審査されます。
そのときに評定平均は重要な意味を持ちます。
 
 
推薦というのは
その学校の成績優秀な代表者として送り出されます。

学校側も、優秀者を出したいと考えるため、
複数の推薦希望者がいた場合、学校側は高い方を推薦者として考えます。
      
学校推薦の場合、評定平均が高いことが推薦を得る条件になっていきます。


公募制:大学が出す条件を満たし学校長の推薦があれば、どの高校からも応募できる方式

指定校制:大学が指定する高校からのみ出願できる方式





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【新高校1年生】大学入試の準備は1年生から【定期考査対策】

2024.03.15



大学入試には

一般入試
大学入試共通テスト
総合型選抜
学校推薦型
公募推薦型

いろいろな入試方式があります。


大人世代(90年代)は一般入試での受験が8割でした。

学力一発勝負で「一般入試」での受験80%
成績優秀者が「推薦入試」での受験20%

このように、ほとんどの高校生が一般入試でした。


◆今の子供たち(20年代)の大学入試


一般入試での受験 35%
推薦入試での受験 65%


今ではそれが逆転してきています。

大学入試の変化(グラフ).png
◆推薦型・総合型(旧AO)が増加する背景


☆大学側☆

将来社会に影響を与えてくれるような人材を育成したい。

受験合格をゴールとするのではなく、
大学入学をスタートと捉え、志や夢を追求できる学生を欲している。

➡一般入試では、このような学生であるかどうかは判断できない。

そのため、学力検査のほかに小論文・面接で意欲をはかる。



☆高校生側☆

●入試内容の変化

一般選抜の入試内容が変化し、
難易度が上がっていくほか、早めに合格を得たい。

推薦型・総合型を志望する高校生・保護者が増加傾向に。


このふたつの動きが推薦型・総合型選抜への割合を大きくしている理由です。



◆推薦型・総合型選抜で受験するために


評定平均をしっかりと確保していくこと

評定平均・・・高校1年生から高校3年生(1学期まで)に履修していた
        全科目の評定(5段階)を平均したもの 



◆評定平均が必要な理由

推薦を受けられるかの指標、出願条件に使われます。
学校推薦型選抜の場合には必須です。





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【高校生】中学校との違い【英語】

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2024.03.14



1月・2月に入試を終えた私立・公立受験生たちも、卒業式を迎えたことと思います。


受験が終わりハードな勉強スケジュールから解放されて、今は羽を伸ばせているでしょう。



さて、高校1年生になったら気を付けていきたいことがあります。


◆中学との違い

高校の授業は当然、中学の内容から更に濃いものになります。
より専門性が増すということですね。

また、高校になると復習は当然ですが「予習」前提で学校の授業も進んでいきます。

中学では主要教科は5教科でした。
高校になると、たとえば理科であれば

物理・化学・生物・地学とそれぞれに分かれます。

2年生・3年生で文系・理系の選択がありますが1年生のときは基礎として授業を受けていきます。
教科が細分化され、受ける授業の数も多くなります。


テスト範囲は中学の時と異なり1週間前に伝えられます。

1週間です。

中学の時は2週間前の範囲表の配布がほとんどですが、高校になると1週間前の発表です。

それを教科数分、範囲に合わせて勉強していくことになります。

1週間で果たしてすべてをきっちりと手が回るでしょうか。

中学の時のテスト勉強と同じに考えてはいけないです。


学校によって、ワークのような問題集は無く、教科書と先生が作成したプリントだけだったりとこの辺りはバラバラです。
先生が作成したプリントは必ず復習(見直しや解きなおし)をしておきましょう。




◆高校で大事なのは評定平均


中学と同じように、各教科に評価(5段階)がつきます。

中学ではこれを内申点と言っていましたが、高校では評定・評定ポイントと呼びます。


高校でもこの評定を大学入試で使いますので、しっかりと数字を取っておきましょう。

これは1年生の時から取っていく必要があります。
(その理由は↓に)


また、中学の内申点と異なる点として

・中学➡内申点の合計

・高校➡評定の平均


で考えます。



◆評定平均をどう使うのか

大学入試には、一般入試・大学共通テスト(旧センター試験)のほかに

総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦・公募推薦 という方式があります。


この総合型・学校推薦・公募推薦のときに
大学側から「出願条件」として「全体が4.0以上」や「3.8以上」「3.6以上」などの指定がされていることがあります。


もちろん、評定平均以外に小論文や面接・事前課題なども利用して合否が出ますが、「出願条件」としていますので
満たしていないとそもそも、その大学に出願書類を出すこともできないということです。


さて、この評定は何年生のいつからいつまでのものを使うのか。


1年生の1学期から3年生の1学期までの「全教科の平均」 です。


合計であれば、あとからの巻き返しで合計数を上げる、ということができますが

平均になるとそうはいきません。
あとから評定ポイントを高く取っても、平均ですので低いものがあれば下がります。

1年生で3が多め、4・5が少なかったとします。
2年生、3年生1学期で4を増やしたとしても

3年間分の「平均」は上がりません。



◆定期考査の点数はのちの大学受験に大きく響く

1年生の最初の定期考査のときから 成績をしっかりと取っておく必要があります。


継続的な学習が不可欠です。



高校の定期考査対策は城南コベッツ塚田駅前教室にお任せください。



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