塚田駅前教室のメッセージ
定期テストにも出てくる長文読解に慣れていくために
2022.07.14
おはようございます、塚田駅前教室です。
先週は台風が温帯低気圧に変わった後、少し暑さが和らいだ日もあったように思います。
また昼間は30度前後の暑さを保つ日々が続いていますね。
ですが、今週は雨、曇りの週間予報が続いているようなので湿った暑さがでてきそうです。
8月の気温がどこまで上がっていくのか、気象予報をちょくちょく確認していかなくてはと思います。
さて、入試問題には必ず出てくる「長文読解」。
学校の定期テストでも長文はありますよね。
定期テストでは従来、教科書の本文が登場し、しっかりと内容を読み込んで、その本文に登場する単語・文法が身についていれば得点していくことができるというものでした。
しかし、最近は教科書外から文章を持ってきて出題されるようになってきています。
学校によっては「完全に教科書外だけ」、「教科書本文と教科書外、半分半分」と異なることがありますが、従来の学習では太刀打ちできなくなってきているのは言うまでもありません。
◇長文読解をできるようにしていくためには◇
まず、長文に対してどんな印象を持っていますか?
長くて面倒くさそう......
単語がわからなきゃ読めないや...... という感じでしょうか。
結構、特殊なものとしてとらえていることが多いかと思います。
しかし実際、長文というのは「短い英文の集まり」です。
短い英文を読むことができれば、おのずと長文を読んでいく力になっていきます。
では短い英文を読めるようになるためには?
①英単語の意味を知る
意味がわからなければ、何が書かれているかの検討がつけられませんよね。
教科書に登場する単語や表現はまずマスターしておきたいです。
②文法を身に着ける
単語の意味だけわかっていても、なんとなくの内容を掴むだけであり、
その内容が「現在」なのか、「過去」なのか、「未来」なのか。そういった時系列を掴むことができません。中3なら後々に「仮定法過去」なども習いますからね。
最低限の文法をマスターしていくなら学校のワークを徹底していきましょう。
答えの丸暗記では意味が無いので、「どうしてその答えになるのか」を常に考えていくようにしましょう。
それが文法を「理解」していくことです。
短い英文を読むことに慣れてきたら、時間配分を意識して解いていく。
テストでよく耳にするのは時間が無かったから飛ばした、諦めたという言葉です。
時間も普段の勉強で意識して解くクセをつけていきましょう。
そして、長文を読むうえで身に着けたいこと!
それは「日本語訳をせずに読めるようになること」
日本語訳をしてしまうと、読みながら考えるため長文を読むスピードがかなり遅くなります。
This is a book. という文で例えるならば、
Thisは「これ」、isは「be動詞の~です」、bookは「本」だから......と、考えながら読んでしまっては時間がその分かかってしまう。
もちろん、This is a book.のように非常に簡単な短い文であれば、パッと見て内容がわかるでしょう。それを長くなった文章でもできるようにしていくこと。
これが「日本語訳をせずに読めるようになること」です。
ここで単語の知識が発揮されます。
もちろん、すべての単語を網羅することは難しい。日本語でさえ、知らない言葉が出てきたら辞書なり、検索をしたりして調べますよね。
英語長文において、テストなど調べることができない状況の場合は「意味を推測する」ことをしていく必要があります。
前後の言葉からこういうことかな?と意味を推測して問題を解いていく力をつけていくことも重要です。これは日々の学習でもやっていきましょう。
あとから単語を調べ、それをすぐに知識として覚えていってください。
そして長文で注目すべきものは「接続詞」
短い英文に接続詞を入れることで長文ができている、このことから長文を理解するうえで重要な役割を持っていると思ってください。
butやhoweverなどの逆接の意味を持つ接続詞であれば、前の文と後の文は異なる意見を述べていることになります。
テストなどで実際に問題を解くときには、先に設問に目を通して、何を聞かれているのかを把握してから見るべき文章を探していきましょう。
問題を解くときは、設問を読み、本文を読み、設問を読み......を繰り返していきましょう。
調べてもわからないな、ということがあったら、是非聞きに来てください!
一緒に解決していきましょう!!
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