2024.04.23
こんにちは!
城南コベッツ 京成中山教室です。
【4月22日UPのブログからの続きです。】
では自宅で集中して勉強することなんて...
不可能なのでしょうか?
いえいえ...決してそんなことはありません。
いくつか方法があります。
簡単に実践できるものもあるので是非試してみましょう。
①「アンカー・トリガーの技術」を利用する
「コレをしたら(トリガー)...
自動的にこんな状態に入る(アンカー)」
こんなルールを自分の中で決めてみましょう!
今回の場合、後半のアンカー部分は勿論、
「勉強に鬼集中する状態に入る」一択ですね!
トリガーに入る具体的な行動としては...
「机に座って大きく深呼吸を3回する」
「濃い目のブラックコーヒーを飲む」
「お気に入りのアロマを使う」
「肩と首のストレッチをする」...等々
自分が進んでやりたくなるようなもので...
大体、数秒から5分程度で完了する簡単な行動を
設定すると良いかもしれません。
人間の心理には「一貫性の原理」というものがあるそうです。
これは、人間には...
「自分の行動や考え方を一貫させ、心理状態を安定させたい」
という欲求が働くというものです。
アンカー・トリガーの技術とは、
この一貫性の原理に基づき、
いつも決まった動作・作法を儀式的に行うことで
気持ちを一定方向に決めて集中状態を作り出す技術です。
数年前に流行った...
ラグビー元日本代表の五郎丸選手のキック前のポーズや、
元大リーガーのイチロー選手のバッターボックスに入る際の
一連の動作といったスポーツ選手のルーティン動作が
これにかなり近いですね。
②長期及び短期の学習計画を立てる
さぁ!勉強するぞ!となっても...
「今日は何を勉強するのか」をしっかり決めていないと
モチベーションが上がりません。
せっかく勉強に入っても集中力が持続し難いでしょう。
事前に学習計画をしっかり立てましょう。
その際、一日ごとにちまちま立てるのではなく...
「年間→月間→週間→1日」といった具合に、
「長期→短期」という落とし込みをしましょう。
短日の計画は自転車操業の様に一度狂うと
取り返すのが大変になります。
そうなると大きくモチベーションが下がるので、
多少ズレてもある程度、融通が利くように「長期→短期」です。
③スマホは勉強部屋から閉め出し別室待機!
スマートフォンがあることで注意力の散漫が起こり、
それが勉強や仕事に影響与えることは様々な研究機関で
化学的な実験が行われ、都度証明されています。
最近はポップアップ通知など何もしなくてもスマホに
様々な通知が舞い込み、履歴が増えていく時代です。
勉強の間だけでも意識して断ち切らないといけません。
※燃やす必要はないですが...苦笑
④勉強部屋には必要以上に多くの物を置かない
これもスマホ同様、「気が散る誘惑を断つ」ことが目的です。
事前に整理整頓や場合によっては断捨離を実行し、
自身で勉強に集中する環境を作ることも必要ですね。
⑤部屋の室温は最適に!
寒すぎる部屋...暑すぎる部屋...
どちらもそれだけで集中力を削ぐことになります。
大体、22~26度くらいが適温と言われていますね。
季節によっては湿度も重要でしょう。
↓↓勉強に集中しやすい部屋の温度に関してはコチラの記事を参照↓↓
【環境作りは大事!~勉強に集中できる室温は何℃?~】
⑥友人と電話を繋げて勉強する
先程、禁止したスマホを逆に利用してみる...
というなかなか大胆な策ですが...
この目的は「自宅で他人の視線を作り出す」
というところにあります。
友達とお互いにスマホを通じて監視しあって、
勉強することで適度な緊張感と対抗心を演出します。
ただ、面白半分に中途半端な気持ちでやると...
当然逆効果になります!
人選がかなり大事ですね。
志望校や目標する点数など...
同じような目標を共有していて、
勉強に前向きな友人を相手に選びましょう。
⑦どうしてもだめな時は合間に仮眠や気分転換を挟む
何事も適度にですよね...
仮眠なら10~20分程度、
ベッドに完全に横にならないのが得策だそうです。
※30分以上の睡眠、完全に横になる...
これをやると必要以上に睡眠が深くなり、
目覚めにく、更に目覚め後の効率も落ちる様です。
※コーヒーなどのカフェインは摂取してから
覚醒効果が表れるまで15~30分程度かかる為、
仮眠前にコーヒーを取ると効果的だそうです。
以上!
特に受験生のみなさんは、できるだけ勉強時間を
捻出したい時期かと思います。
来年1~3月の本番を見据えると、
おそらく自宅での学習は避けて通れないでしょう。
工夫して自宅でも最大限の効果を
上げられる様に頑張りましょう!
城南コベッツ 京成中山教室
☎ 047-711-4044
maill:covez_keiseinakayama@johnan.co.jp