城南コベッツ京成中山教室

Tel:047-711-4044

  • 〒272-0814 千葉県市川市高石神2-1 1階
  • 京成本線 京成中山駅 徒歩4分 / JR総武線 下総中山駅 徒歩5分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • デキタス個別指導
  • ジュニア個別指導
  • スタディ・フリープラン
  • 城南予備校オンライン
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • デキタス
  • プログラミング

2023.01.30

おはようございます!
城南コベッツ京成中山教室です。

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先週の土曜日1月28日は、教室内で進級・進学準備テスト及び葛飾中の直前対策を実施しました。
2月もイベントは実施しますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。


イベント開始時間は毎回、一応は定めておりますが、部活動の関係とかご家庭の事情などで遅れての参加とか、場合によっては別日対応も可能ですので、ご相談頂ければ幸いです。

イベントは無料で実施しておりまして、
今回のテーマは進級・進学準備テストでした。
小学6年生からの参加が可能なテストで、1教科900点満点で、3教科で2700点というボリュームです。

点数のインパクトがスゴイので、保護者様にお伝えすると、ちょっと驚かれます。
正直、全部が時間内に終えられるのは、なかなか難しいかもしれません。

しかし、自己採点もできるよう準備しておりますので、残った問題はイベント後に教室で解いたり、質問を受けるなどして出来なかった問題の解決も図るようにしております。

今は受験生たちは、入試の直前期となりますが、受験生ではない子たちも学年末テストとか、進学、進級を控えておりますので、このような形をとりました。


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準備は、教室長が前日までに終えていましたので、

来られた生徒さん順に着手してもらいます。


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テストを受ける場所は、ブースでも、atama+やプログラミングブースでもいいですし、
もう一つの部屋(※Aルーム)の自習ブースでも構いません。



ロングランの5時間テストで、休み時間も取りますが終わるころにはけっこう皆クタクタかもしれません。


ちなみに、城南コベッツ京成中山教室は、教室内の飲食が可能ですので、ここで自習や授業で頑張って、おにぎりを食べて、飲み物飲んで頑張る生徒さんが今年度増加することでしょう!


特に受験期になると、自宅での学習よりも塾で学習したほうが捗る生徒さんが多いので、私たちも精いっぱい応援していきたいと思っております。




2023.01.28

おはようございます!

城南コベッツ京成中山教室です。

今日は13時より「進級・進学 準備テスト」及び定期テスト対策(※葛飾中は直前です!)を実施します。

1月イベントチラシ.png

【1月イベント】
進級・進学準備テスト(英語、数学、国語で実施します)

時間は13時~18時を予定しています。
こちらの時間では部活動やその他のご用事の関係で難しい場合は、是非お伝えください。

別日実施でも対応致します!

対象:小学6年生、中学1・2年生

教室の生徒さんじゃなくてもご参加可能です。

※同日は葛飾中学の総合テストの直前土曜日ですので、葛飾中の生徒さんは定期テストの対策も兼ねて実施となります。


【保護者様へ】

城南コベッツ京成中山教室では、主に土曜日を使って各種イベントを実施することが多いです。

イベントのご参加は無料ですので、他塾へお通いの方も お試しでどんなイベントなのかを知りたい方も無料でご参加いただけます。

その際、保護者様よりご質問や城南コベッツの授業がどのようなものなのかなど、ご質問やまたは、学習相談などを承ることが出来ますので、
是非お気軽にお問合せください。

教室の内部をご覧頂き、お子さんたちがしっかりと学習できる環境なのかどうかも見てほしいです。

また、

私たちが最も得意とするAI+人間のatama+の診断は10分ぐらいで出来ますので、お子さんの本当の苦手を是非探してあげてください。

たった10分で学習診断できます atama+.jpg

無料体験授業や資料請求のお申込みは以下のフォームをご利用ください。
画像をクリックするとフォーム画面に切り替わります。

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2023.01.27

本日を迎え、千葉県公立高校入試まで25日となりました。

今回は、直前対策の具体的なやり方についてです。

敵を知り己を知れば百戦危うからず・・・孫子の兵法の中でも最も有名と言って過言ではない言葉です。

受験も一種の戦いですので、敵(千葉県公立高校入試の傾向)を知り、己(自分自身が何が苦手で何が得意でどの単元がやりにくいのか)を知れば、100回戦っても勝てるぞ!ということです。


【最初に傾向について】

これは「千葉県」に限らずとして捉えてほしいのですが、やはり当教室で何度も何度もブログに書いてきた新学習指導要領をよく知っておくことがベースになると思います。

何と言っても今は、共通テストの傾向も相俟って「思考力・判断力・表現力」を問う問題をいかに料理していくか!です。

これ、ざっくりとして言い方で恐縮ですが、それを紐解くのに一番手早く出来るのが、過去問です。

本屋さんに売っている一番最新の「千葉県公立高校 過去問」は皆さんお持ちですよね。

千葉県公立高校過去問2023年度用.jpg ← これです。


これは「声の教育社」が出しているもので、一番学習しやすいと感じております。
解説がしっかりしているので、解いたあとのケアもしやすいです。


特に国語は、記号選択問題であっても「なぜ、その答えになるのか」をよく解説を読んで納得を得るようにしましょう。

また、古文などは、訳もありますし、

千葉県独特の放送問題とか、10行作文についての例もしっかりとあるため、学習がしやすいはずです。

他、英語や数学、理社においても、解答後にただ単に〇つけをして、次に進むのではなく、解説をガッツリ読むことを強くお勧めします。


ただし、これ過去4年分の掲載ですので、

過去8~12年分ぐらい解いたほうがいいでしょう。その際は、bookoff などでも探すとけっこうありますので、是非ゲットしておくといいでしょう。

ちなみに城南コベッツ京成中山教室は、今年度受験生が多くなりそうです。

一応私たちのグループでは、過去問は夏前(夏)には入手するように保護者様にも打診しております。

過去問に入るタイミング、過去問の問題を解いてみるタイミングとして、早い生徒さんでしたら、夏から入ってしまうからです。
もちろん、当方は個別指導教室ですので、生徒さんの学習進捗に照らし合わせて、過去問をやるタイミングを個別に対応して参りますので、その点はご安心ください。


早すぎてもよくないし、遅すぎてもよくない・・・ということです。


千葉県の問題で、教科ごとによく言われる内容を簡単に記載しておきます。

【国語】・・・とにかく文量が多いです。従って時間切れになる生徒さんが多く、作文まで手が回らないという声もよく聞きます。
時間配分がとても重要ということです。
普段から文章を読み慣れている生徒さんと、そうではない生徒さんでは学習法は異なってきます。
作文をカットするのは、私的にはもったいないと思います。12点分の配点があるため、ここをカットすると必然的に他が満点でも88点となります。

作文は減点方式で条件を守っているか否かとか、主旨に合っているかどうか、誤字脱字などが減点されていき、最終点数が確定します。

しかしながら、作文の形式が10行作文で、条件付き自由作文である以上、練習すればしっかりと文章が書けるようになりますので、点数化していきましょう。

あとは読解は超オススメのテキストがありますので、
練習を積めば、偏差値を楽に上げることが出来ます。


【英語】・・・長文の長文化というのは、共通テストと同様の流れかもしれませんが、千葉県公立高校の長文問題は、対話文読解、通常の読解、図や表、グラフなどが出てくる読解と3種類あります。
着手する順番としては、対話文読解がやりやすいと思います。
読解は、文法知識とか単語知識がある程度会得されていないと、読み飛ばしとかも出てきますし、正しい内容理解が出来ない可能性があるため、これも練習が必須です。

文法が完璧、単語も完璧、だとしても読解の練習は必ずやりましょう。

リスニング問題よりもそれ以降の問題に対しての傾向分析をして文法、単語、読解の3つのテーマでガッツリ学習していくと吉だと思います。


【数学】・・・数学は過去10年と遡ってみても最も難問が出やすい傾向にあります。平均点が5割を切る確率が一番高いのが数学です。
また、去年から思い切り傾向変化したため、基礎問題で稼げる点数が少し減りました。
そのため、大問2~4の対策がすこぶる重要であると言えます。

確実に(100%)と言えるかどうかはわかりませんが、

証明と関数は出るので、ここを押さえておかないと、大問3と4が壊滅します。
去年はまさかの一次関数主体のラスト問題で難儀した生徒さんも多かったはずです。

去年の変化についてはよく研究すべきだと思います。
あと、追加で登場した単元は出やすいです。


【理科】・・・過去年度をずっと紐解いていくと、比較的標準的問題が多いのが理科です。なにこれ?というタイプの出題も過去ありましたが、総じて言うと標準的出題が多いです。
ですから、ワーク形式の問題集で信頼できるものを繰り返し演習していくのが最も理科の点数に繋がりやすいです。

理科はご存じのとおり、単元数はかなり多いです。
分野にわければ、物理、化学、生物、地学がそれぞれほぼ均等に出題されます。
小問集合と大問で分けてもだいたい均等です。
ですから、何かが苦手で未着手、、、ということがないようにしたほうが良いでしょう。

あと、全国傾向として出やすいのは、電流・磁界です。過去をずっと追っていくと、この単元がもっとも出題されます。
あとは、イオンとか運動とエネルギーとか、光音力など、中学生がここが苦手だ!という声が多い単元は出やすいです。

【社会】・・・ちょっと前までは大問1に千葉県にまつわる問題が登場して、それが千葉県問題の特徴の一つでもあったのですが、やはり少し傾向変化しています。
でも過年度、受験生たちに聞いてみて「やりにくい」「わからなかった」というのは、歴史の並べ替え問題です。
千葉県公立高校向けの歴史の学習では一問一答的な学習だと立ちいかない場合があります。もっと大きな流れを捉えていく必要があるため、まずは教科書をしっかりと通読、精読していきながら、ワーク形式の問題集で重要語句を押さえつつ、別個、土地制度史や文化史や、政治史、税制などの遷り変わりなどを大きな視点で捉えておくことが重要です。

地理は圧倒的に資料問題が多いので、学校で配布される資料集を傍らに置きながらの学習が良いでしょう。
公民はとにかく語句を覚えたもん勝ち!です。登場する重要語句が多いので、覚えきるまで練習しましょう。その際は一問一答のような問題集でもOKです。

また千葉県は公民の近現代でいえば、より現代に近い内容も出題してきます。
直近1~2年の時事問題になりそうなものもピックアップしていくとよいでしょう。


上記したような内容を傾向をはかりながら進めていくのに、過去問を使うわけですが、皆さんが、受験されている進学研究会のVもぎとか、総進図書のSもぎの解き直しもすごくいいですよ!

ご存じですか、過去、何度かVもぎと同じ問題が千葉県入試で出題されているという事実を。


え?と思うかもしれませんが、事実です。

模試の解き直しをしている人たちにとっては、「おお~ サービス問題!」となったことでしょう。

あとは、私たちがよく使う問題集として千葉県の傾向をよく研究して作られた問題集があるのですね。

これも社会で、同じ問題が出ていたことがあります。


普段使う武器となる問題集や過去問、そして会場模試は、解いて終わりだともったない!ということが上記の例でもわかりますよね。



【だから新問題を追いかけまくる学習はあまり賛成できない】


私、11年この業務に携わっておりますが、後半にかけて「おい、マジか!」ぐらいに伸びあがる生徒さんと、

「ん?ちょっと修正しないとまずいかも」と感じる生徒さん、がいます。


端的に言います。


伸びあがる生徒さんは、繰り返し学習を主体として問題集1冊をボロボロになるまでやるタイプ。


修正が必要と感じる生徒さんは、新規の問題を追い求め解いていないと不安という状況になってしまうタイプ。


これ、意外だなと思う方も多いかもしれませんが、

でも11年の中での自分の経験ではこれがすごく心に残っていて、毎年この2つのタイプの生徒さんが登場して、結果がすこぶる繰り返し学習型に圧倒的軍配が上がっているので、いまは否定もしない(できない)内容となっております。


次つぎと新規問題を追うやり方よりも一冊の問題集を解いたなかでまだ完璧じゃない部分をトライして、しっかりと仕上げていくやり方のほうが実力養成に繋がるという確信があります。

応用は無限

基礎は有限です。


無限にある応用を追い求めてしまうとなかなか逃れることが出来ない恐怖にかられてしまいますし、教科は1つではなく5教科ですので、全体のレベルを毎日上げていくためには、繰り返し学習で一冊の問題集をパーフェクトになるまでやるほうが効果がスゴイです!!



2023.01.26

プログラミング教室が急増した背景には、我が国日本におけるIT人材の不足という大きな課題がありました。
それは今も続いており、近年は大学入試時における学部や学科、コースなどの選択で高校生たちのセレクトが高まっています。

【情報系とは?】

情報というと、完全に理系のイメージがありますが、実は文系でも情報系はあります。ただし、文系は、マスメディア系が多く、

純然たる情報、ここにはプログラミングが絡んでくるのですが、においては、やはり理系に多くが集中します。

情報を学んだ先にある就職は、SE(システムエンジニア)が多いです。こちらは需要も多く、やはり今もこの先もコンピュータの技術は高度化され、様々な業に関わってくるため、まだまだ人材が不足と言われています。
多種多様な業界への就職、多種多様な職種で望まれている人材と言えるでしょう。

近年は、企業を外部からのウィルスやハッキングなどの被害から守るセキュリティー部門も強化しなくてはならない実情もありますし、

通信環境もより高度化され、スピードもより求められるようになるため、この部門での需要もかなり高いです。

基本となるプログラミング技術としては、Pythonやjava script などが有効で、昨今の学校教育における「情報」の教科化、及び共通テストにおける2025年からの「情報Ⅰ」の教科格上げからも窺い知ることが出来ます。


【国が力を入れている】

学びについて、基幹を為すのは、このブログでいつもお伝えしておりますとおり、国(文科省)が定める教育指導要領となります。

ここ数年の変更の中でも直近の大変更においては、
学校教育を根本から変えていくのだ!という強い意思を感じますし、実際、学校の現場や学習塾での指導形式も変わってきました。

同時に、入試制度改革も進行し、3年目となる共通テストや、高校受験、はたまた中学受験においても[思考力・判断力・表現力]を問う、内容がどんどん増加しています。

中でも力を入れているのは、

「英語」「数学」「情報」ではないでしょうか。


【英語】

国際学力テスト(PISA)において、または諸外国を含めた日本の英語力は非常に低くなっています。
アジア圏でも日本は外国語に弱いとされていて、英語教育は思い切り強化され、単語や文法で習う事項が増加しています。
その増加ぶりは、一気に!と言っても過言ではないぐらいでした。

【数学】

数理資本主義だ!と言われ久しく、経済白書でも「一に数学、二に数学、・・・」このように謳われるなど、第四次産業革命の真っただ中で、本来の技術大国日本が米国や中国に水をあけれれている現実から、憂いの声が聞かれるが如く、この遅れをなんとか取り戻そうとする意思を感じます。
これは文系でも数学は必要だ!という流れになっていることからも非常に色濃く出ています。

【情報】

情報という広義の内容よりも「プラグラミング」についての教育を小学校の低学年から進めていくというムーブメントです。
2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化され、2025年の共通テストには、情報Ⅰが教科として格上げし出題されます。。



はて、

なぜ?こんな風になってきたのでしょう。


と、その前に


日本はかつてのバブル崩壊から闇を彷徨うがごとく、辛抱の時代を長く余儀なくされていました。
その世代のお父様、お母様たちは、あの時を覚えていらっしゃいますね。
その後も世界を、日本を震撼させる出来事は多くあり、気づけば、周りを見渡せば、

日本で多く利用されているWEB系のサービスは、国産ではなく、ほとんどが米国、中国が席巻してしまったわけです。

かつての日本は、銀行系も商社系も技術系もこぞって優秀で、世界の優秀な企業50社の中にたくさん名前を連ねていたのです。

ところは今はどうでしょう。

ここ何年も多くの外国系企業に抜かれ、新サービスに脅かされ、日本の会社が上位に食い込むことはなかなかレアとなっているのです。


つまり対外の活力、貿易力、優位性などの面でも、どうも違うぞ・・・という流れになってしまったのです。


「内需拡大」確かに重要です。
でも今は、ビジネスもボーダーレスの時代で、WEBサービスやAIを駆使した技術で、簡単に越境できる時代となりました。海外を相手にいくらでも仕事ができるという時代です。

「技術開発」すごく重要です。
しかし、今は日本には、世界を驚かすようなビッグサービスがないため、知らず知らずのうちに海外技術と海外製品、海外からの日本語訳されたサービスを使うのがデフォルトになっています。

このような状況や背景の中で、

日本における現状を再度見れば、

「少子高齢化の問題」「コロナ関連の問題」「社会保障の問題」「国の借金が増大している問題」などなど、雲行きが怪しくなっているのです。


特に少子化は、合計特殊出生率から計算しても、どうあってもこのままでは1億人を切ってきて、数千万人の国家になるのが目に見えております。

最近になって都知事の発言から端を発し、国も本腰を入れるのか?
という段階に来ていますが、

子供って、そう簡単に増やせるわけではありませんし、今のドル高進行や国内の物価高騰などから、子育てをする世代が苦しくなっているわけですから、
計画外のことはなかなかできません。

深い深い事情があり、すぐには解決は難しい問題の一つなのですね。

いずれ我が国は、若年労働者の人数が減ってしまい、社会保障負担、税負担が増加するのが目に見えているため、早急に対策が望まれているという段階にあります。


これからの未来を担う子供たちは、そんな大海原の中で求められるスキルが増大していくということです。

【今、学校で何が起きているのか】

これは、一言で言うと、学力の二極化です。

相当深刻なぐらい拡大しているのですが、まだ大ニュースになるまでには至っていません。
しかし、じわじわと進行しているこの課題は、きっと早晩問題視されてくるでしょう。

でも私は思うのです。

時代はもう変な垣根を講じても仕方ないのでは?と。

官と民の融合しかりで、学校や私たち民間の学習塾もよい意味で融合して、協力しあって未来を担う子供たちをしっかりとサポートしていくべきではと。



【鍵はどこにあるのか】

これはあくまでも個人的意見です。

小学校における教育にあると考えております。

前回までの指導要領の段では、小学校から中学校に上がってもさして格差は大きくないと感じていましたが、直近の新学習指導要領以降は、私たち学習塾でも驚くぐらい、特に英語力の差が中1から炸裂して、中学に入ったとたんに露呈してしまう状況です。

みれば中学1年で登場する単語数が、中2や中3よりも圧倒的に多いので、英語での遅れが出てしまうことが多いようです。

あとは数学です。
数学は最初の正負の計算をうまく乗り切り、文字式を乗り切った後の方程式のあたりから格差が拡大していきます。
ですから、夏を起点にという印象を強く持ちます。

中学では英語と数学が非常に重要な教科ですので、この2教科で遅れてしまうと、あっという間に「勉強がわからない」ということになりかねないのです。

ですから、

私たちと懇意ある学習塾(城南コベッツとは違うブランド)でもこの問題は大きな問題として捉えていて、小学生たちの学習を去年から思い切り変えているという情報ももらっています。

小学校での学習で、国語と算数と英語は、しっかりと土台作りをしていくことが重要なのです。


2023.01.25

千葉県における私立高校の入試で、単願推薦・併願推薦ともに一段落しました。
公立高校まで27日ですので、この時期は時間がより早く感じられますね。

私立高校の進学(単願推薦などで)が確定したら、その先の大学進学へ向けた正しい知識、今の傾向を知っておくといいでしょう。

今は大学全入時代と言われていますので、高校進学がゴールというよりも通過点として捉えている生徒さんが多くなっています。

高校は義務教育ではありませんので、中学のときと比べると、自己責任原則がより際立って参りますので、色々な仕組みをこの機会に知っておくのが肝要です。

大学入試は、

大きく分けると、

①総合型選抜入試(旧AO入試)

②学校推薦型入試(旧指定校推薦)

③一般入試

このようになります。

1990年代(30年以上前)は、一般入試の割合が80%超でした。しかし2020年代となり、その割合は40%を切っている状況です。

大学への進学方法として、高校生たちが最初に考えるのは、総合型とか学校推薦型であることが多くなってきたということです。

90年代における大学入試は、高校1年、2年とちょっと学業をさぼってしまったとしても高3からの爆発的学習で、一般受験に臨み合格の切符を手に入れることが出来た時代でもあります。
そのかわり、高倍率で当然、入試を突破するためには、それ相当の覚悟と学習量が必須でした。

ところが2020年代になりますと、一般入試は、国立大学や難関私立大学を狙うための人たちの巣窟となり、50~60% 学校によっては70%の生徒が、総合型選抜や学校推薦型で合格を手にするようになってきました。


じゃぁ、大学入試は楽になったんだな・・・こう思う方もいるかもしれません。

しかし、実際は、総合型選抜や学校推薦型で合格を手にするために、上記90年代の学生たちのやり方とは異なり、

高校1年生からのたゆまぬ努力がどうしても必要になってきたのです。


総合型選抜(旧)AO入試の最初の走りは日本においては、慶應義塾大学です。ここからAO入試が拡大し、私立大学の多くが取り入れるようになりました。

どちらかというと学業成績よりも大学が定めるアドミッションオフィスポリシーに則った、学生をゲットしたいという趣向で、学習面不問で合格を手にできるところもありました。

しかし、今は

一言で言うと、「大学入試の高校受験化」と言いますか、内申点、高校では評定ポイントと言いますが、この良し悪しが非常に重要になってきたのです。

これは学校推薦型入試(旧指定校推薦)では、言わずもがなで、高校3年間の内申(評定ポイント)を何がなんでも取り切っていく必要があるのです。


私立高校、公立高校に限らず、評定ポイント算出の際のルールは同様ですので、何かオマケがある・・・とかいうのはありません。

高校の3年間、保護者様におかれましては、過行く日にちをどのように感じられましたでしょうか。

私は、すっごく早く感じました。
ガチガチの男子校でしたので、いわゆる青春なんてなかったかもしれません。


休み時間になると、参考書を紐解く生徒もいたり、英語辞書で「英英辞典」を使っている生徒がいたり、
とにかく変わっている人たちが多かったです。

授業スピードは、鬼畜のように早く、

「こ、これは予習なしでは無理、無理、無理!」と早くも洗礼を受けたぐらいです。


高校になったらちょっと煌びやかな日常があるかも?という期待は、最初の考査が終わった直後から
「あ、甘すぎた!これは地獄に日々に違いない」と冷や水で100万回背中を打たれるが如く味わいに味わいました。


時間は早く、そして無常にも過ぎ去ってしまうものです。気づけば「あ、受験校決めるんだった」なんてことになります。


とにかく早い!とにかく早い!他人の時間をもぎとって自分に当てがいたいぐらい早いのです。

ですから、


「まだ高校1年になったばかりだし」というのは、その当時も今も、そんな・・・余裕はないぞ?と言えるのです。

これから高校1年生になる生徒さんたちに、声を大にしてお伝えしたいのは、

勝負は高校1年の春からすでに始まっているよ!!ということです。

千葉県下の公立高校で、偏差値が60オーバーのところでも推薦入試の説明会には、学校生徒の30%ぐらいが参加するぐらいです。

日本全国を捉えれば、推薦入試と総合型選抜に大きく興味をもち、実際にそれを実現させようとする生徒さんたちが急増しているのです。


評定ポイントというのは、平均値を出して決めます。平均を押し上げるためには、何かが大きく足を引っ張ってしまうと、そこから計画崩れになってしまうのです。

よくあるのが、

「俺は(私は)文系に進学するのだから、数学や理科系科目は、そんなに力入れなくていいや」という 大きな間違いです。


上記の推薦や総合型選抜で入試を突破しようと考えたら、死角となる教科をつくってはいけないのですね。

評定ポイント3台は、なかなか厳しいです。
その学校に来ている指定校の枠や学部をご覧ください。

自分がいいなぁって思うところは、他人もいいと思っているのですし、4ポイント以上ぐらいいってないとなかなか推薦を勝ち取ることは難しいですよ。

文系だから・・・数学や理科は、と放置してしまうと、結果数学や理科系科目の評定は、3とかになってしまうことでしょう。

英語で4とかとっていても数学が3なら、その瞬間平均は3.5です。

推薦や総合型でよい学校にたどり着くためには、4.0は欲しい(最低でも)

そのためには、苦手科目を放置は絶対出来ないのです。


高校1年の最初のテストは5月です。
これすらも全12ラウンドの中の1回と捉えたら、軽く考えるわけにはいきません。

12回の考査を本番入試と捉えて、範囲が狭いテストを取りにいくのですから、計画をしっかりと立てれば、勝てます。

でも適当に考えていたら、2年からの、3年から・・・の巻き返しはほぼ不可能となります。

基準に達成していなければ、一般受験するしかありません。


アリとキリギリス、うさぎと亀、それらの物語の詳細は忘れましたが、要はそんなところです。

しっかりと高校1年生の春から意識すべきですし、そこで勝ちをおさめて優位性をガッツリ保つのでしたら、私立高校に合格した!じゃ、遊ぼう!と遊び三昧で後で大きく苦労するよりも、

進学先の高校のサイトをよく紐解いて、シラバスなどを入手して高校準備学習を開始する!!これがガッチガチのオススメ2月、3月の過ごし方です。