こんにちは!城南コベッツ たまプラーザ教室です!
本日は、中学受験生と保護者様向けに、
読書と国語の関係について、おはなしします。
【読書は国語の役に立つ?】読書習慣が直ちに国語科の得点力アップに繋がるかと言われると、そうではないと考えています。ただし、「
活字慣れによって、長文への抵抗が薄れる」「
読書後に考える習慣をつけることで、想像力を豊かにし、論理的思考力を身につけるのに役立つ」ということは言えるかと思います。
これらの能力は一朝一夕に身につくものではなく、
テクニックでカバーし辛い部分でもありますので、読書習慣があるに越したことはないでしょう。また、現代は動画やSNSなどの短文が主流となっているため、
長文への抵抗や語彙力の低下、正しい文章の認知が弱い...といった課題点を多くのお子さんが抱えていると感じます。
読書によって、これらの課題に対して一定の解決が導けると考えられます。
【国語の入試問題は何字程度?】もちろん学校によって差はありますが、
大問1題につき、4000字程度と考えておくと良いでしょう。国語は大問2題構成の学校が多くありますので、そうした標準的な学校入試問題ですと、
1回の入試で約8000字を読むことになります。
【国語の入試問題で出題されやすい題材は?】小説は
「小学生より少し年上」が主人公になる場合が多く、自身が実際には経験していない事柄を考えさせる(読み取らせる)ことが多々あります。論説文(説明文)は
「身のまわりの現象」に対する考え方を問うものが多く出題されますので、読書に限らず、
身近な現象に対して親子で会話をする機会を設けると良いでしょう。こうした経験は
理社の対策にも繋がります。
【どんな本がおすすめ?】基本的には
お子様が興味を持った本がお勧めです。恐らくお子様が本好きであれば、勝手に本を選んでくるでしょうから、そうでない場合は、読書習慣に繋げられるように、
お子様の興味のあるジャンルに関する本から始めると良いかと思います。また、はじめから長編は読むのが大変ですので、物語文であれば
「短編集」「小学生・中学生が主人公の作品」から読むことをお勧めします。説明文・論説文であれば「
小学生向けにかみ砕いて説明しているもの」が良いでしょう。また、文庫本は文字が小さいことが多いため、
読書習慣がまだそれほどないうちは単行本での読書をお勧めします。
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