2024.09.05
戸田駅前教室です。
新曽中を中心に戸田駅前教室では2学期の学校生活が始動しております。
そして学校が始まったという事は...、そう、1か月もすればすぐ定期テストがやってきてしまいます。
特に中3からは「今月と来月テストありすぎ!」なんて悲鳴が聞こえてきたりしています...笑
(定期試験、北辰、校長会テストなどで5.6回はあります)
ですが前回の記事でもお伝えした通りここが踏ん張りどころですから、ぐっとこらえてほしいところですね!
さて、先日とある授業の際に「チョイチョイチョイ...」となってしまったため、注意喚起と反省を兼ねて記事にしました。
勉強が苦手な人から得意な人まで全員に通ずる話になりますので、
是非最後まで見ていってください!
宿題は赤ペンで直して終わり、じゃあダメ!!
以下は生徒Aとのやり取りの一部です。
私:宿題はやってこれたかい?
A:やってきました!
お、偉いやん。見せてみぃ。
結構難しかったぁ。分からないの何個かある。
あ~これね。どういうとこが難しかった?
分かんない。
ん?? ちなみに解説は読んだ?
見てない。とりあえず赤で答え書いといた
oh...それはあかんて...。
問題を解いて終わりではない
上記の話、何がまずかったのでしょうか?
それは「問題のどこが分からないのかが分からない」という事です。
もちろん解けなかった問題があることや、解説が分からないということ自体は仕方ありません。
それを教えることが我々の使命でもありますからね。
しかしどこが分からないのかをはっきりさせずに授業に臨むのは良くありません。
これには教える側の都合もあるにはあるのですが、何より生徒自身の勉強の質を下げてしまう危険性が含まれています。
勉強の目的は"できない"を"できる"に変えることです。
その為にはまず「自分はどこが出来ないのか」を明確にしないといけません。
想像してみてください。
数学の方程式の分野(特に食塩水の問題)が苦手な人がいたとして、
計算問題から文章問題までがむしゃらに解いた人と、
食塩水の問題に絞って繰り返し勉強した人、
総勉強量が同じだとして、どちらが出来るようになっているでしょうか?
答えは後者の勉強をした人ですよね。
生徒とのやり取りの例ではやや規模が異なりますが、
「分からないところを明確にして絞ってやる」ということを常に意識することが大切です。
ですから私は普段生徒に問題演習をしてもらうときや質問対応をするときは、
「この問題が分からない」という質問をさせないようにしています。
問題の意味が分からないのか
それとも解説の言っていることが分からないのか
どこまでは自分で解決できて、どこから分からないのか
こういったことをしっかり言語化させてから解説するようにしています。
そしてその為には、問題演習が終わったら単に赤で答え合わせをするだけではダメですよね。
しっかり解説を読みこんで、自分の答案はどこが違うのか、それをしっかり確認していかなくてはいけません。
最後に
今回の実例では私の意図が生徒さんに十全に伝わりきっていなかったために起きてしまいました。
今回のことを反省し、しっかりと宿題のやり方や目的を丁寧に伝えること、これを改めて徹底しなくてはいけないと感じました。
もし、ここまで読んでくださった皆様の中に問題を解きっぱなしにしてしまっていた人がいたのなら、
これを機に勉強の目的意識ややり方を変えていってほしいと思います。
そしてしっかりと問題と向き合うことで「うわ、自分この問題よく分かってないじゃん、やべぇ」と感じるようになってください。
勉強の第一歩はそこからです。
そしてその「分からない」を一人で解決するのが難しいと感じたら、
城南コベッツ戸田駅前教室まで是非足をお運びください。
是非皆さまにお力添えさせてくださいませ!
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