2023.09.17
土曜日に、定期テスト対策の勉強会の後に、高校の同期と焼き肉に行った後、会社員時代の恩師と後輩とZOOM会議をしたせいで、塾の寝袋で一夜を明かした上田です。
(#なんで寝袋あんねん!!)
先日ご案内した「キングコング西野さんの講演会チケットの応募が今日までとなっております。」
すごくすごくポジティブなエネルギーをもらえるので、多少無理してでも参加して欲しいです!!
ご希望の方は上田にメールください。
さて、今日は「力が付くのと力を出し切れるのは別の能力だから、安心しろ。でも焦れ!!」というタイトルで話そうと思います。
東京都の中学生は来週から定期テストなので、この土日は最後の詰め作業をしたかと思います。
(#悔いのないようにがんばれ!!)
一方で、神奈川県の中学生や私立中学校に通う生徒、高校生は定期テストがぼちぼち返って来て、振り返りをしている頃かと思います。
全体を通してみると、神奈川の中学生は、ほぼ全員が何かしらの科目で点数アップ!!
(#前回より+10点以上アップ!!がゴロゴロ)
夏休みの定額通い放題で、量をこなしたことで大幅点数アップした人が多いという結果をまずは素直に喜んでいます!!
とは言え、個別指導で重要なのは、"納得感"であり"ちゃんと個人に向き合えている??"ってところなので、僕が喜んでいても、生徒本人は「もっと上げたかった。。。」とか保護者様にとっても「もっと上がると思っていた!」って感情はない方が良い。
反対に生徒保護者さんが「めちゃくちゃ上がったから嬉しい」と喜んでいても、上田的には、「点数は上がったのは間違いなく嬉しいけど、志望校合格から考えるとまだ安心はしていられない。」っていうパターンもあるわけで、上田の仕事としては、喜んだうえで次のステージを用意しなければいけません。
(#意外と考えているのよ)
今回のテーマは、前者のパターン。「勉強頑張ったんだから、もっと上げたかった!」という生徒のみんなに向けたメッセージにしようと思います。
毎回の事ですが、結論は、タイトルの通りで、夏休みに一生懸命勉強して
「わかるようになった!」
「勉強が楽しくなってきた!」
という変化があって
「自分って力が付いたんじゃないかな」っていう感覚は、
勉強を頑張れば頑張るほど感じるものだと思います。それでも、その付いたであろう力を完璧に定期テストに出し切ることはめちゃくちゃ難しい。
スポーツに例えるとわかりやすいですが、例えば陸上の場合、
100メートルを練習では10秒台出せたとしても、本番になると11秒台になってしまったりしますよね。
そんな感じで、練習で付けた力を試合で出し切ることは全然別物。
(#練習でできないことは当然、試合でもできない)
なので安心させるとしたら、夏休みにめちゃくちゃがんばったことは"絶対に無駄ではなく、自分の中に蓄積されている"ってこと。
10代20代の時に「これ、何のためにやっているんだろうな~」ってことはわからずに、とにかく一生懸命やっていたことって実は多くて、30代になって「あ!あの経験って確実に活きているじゃん!」ってことがめちゃくちゃあります。たぶんその感覚と似ていて、勉強したことは確実に確実に自分の経験値になっていて、次の勉強をするときの糧になっている。
・今までよりも数学が好きになった
・机に座れる時間が長くなった。
・発言がポジティブで自信が出てきた
・周りから褒められる回数が増えた
などなど点数には表れていないけど変化している部分には必ず注目してみてください。
(#必ずあるはず)
塾の先生をしていてわかってきましたが、お父さんもお母さんは、もちろん点数が上がるのはめちゃくちゃ嬉しい。でも、それ以上に君が"ちょっとポジティブになった。ちょっと自信を付けた。努力の大切さを経験できた"などの方が感謝されることが多いんですよ。
(#違ったらごめんなさい)
っていうのが今回、思ったほど点数に恵まれなかったとしても安心していいよって話。
ただ、反対に自分の力をしっかりと「点数に出し切る」ためには思ったよりも時間がかかるということでもあるので、
特に受験生は焦らないといけない。
これから、
・計算ミス
・単語のスペルミス
・漢字のミス
・問題の読み間違え
みたいな単純なミスは、
そのときは「単純なミスだからいいか。。。。」って雑に扱いがちですが、意外とそのミスを減らすには時間がかかってしまう。
受験生は最後の最後までそれと戦うことになるので、1年生も2年生も今のうちから妥協なくミスしないことにこだわった方が良いです。
塾の宿題でも単語テストでも、学校の小テストでも、漢字テストでも満点を取り切る。
1問間違いで悔しがるくらいの気持ちは持っていても良いかもしれません。
(#上級編です)
いずれにしてもこの上級編に達するためには徹底的に量をこなす必要があるし、それを乗り越えた人がチャレンジできる域なので、まずはその域に達した自分を褒めてあげて下さい!!
以上、「力が付くのと力を出し切れるのは別の能力だから、安心しろ。でも焦れ!!」という話でした。
現場からは以上です。