土日に結婚式で愛媛に行きましたが、あまりにも波乱万丈だったせいでなぜか達成感を感じている上田です。
日曜日の今日は、仕事のことは置いておいて、ただただ日記を書きます。
(#サブタイトルがドラえもんの映画のタイトル)
(#大事な大事なお金の話)
本題に入る前にお知らせですが、皆様、上田のインスタグラムにアップされたショート動画をご覧になられたでしょうか??
タイトルは「成績がサガる勉強法6つ」ってそれっぽいものですが、完全に悪ふざけが入っております!笑
でも、今までのショート動画の中で、ダントツに再生数が回っているので、インスタの世界における正解が全く分かりません。笑
「みんなが帰った後、深夜1時くらいに一人で撮影しているんだ。」と思うと、笑いも涙もこみ上げると思うので、ぜひぜひご覧いただき、「いいね」「保存」「共有」をお願いいたします。
上田がただただふざけている動画
冒頭に書いた通りですが、愛媛で大学時代のハンドボール部の後輩が結婚式を挙げるということで、土日を使って愛媛に行ってまいりました。
(#お土産買ったよ)
その土日の動きが、1時間ドラマになるんじゃないかくらいドタバタだったので、そんな話をしますが、最終的には何かしら学びがあるような内容にしてみせます!!
(#自信)
ではでは、塾は閉館にさせてもらった土曜日から、ぴょんす塾長の愛媛大冒険はじまりはじまり~
(#謎テンション)
目覚めは相変わらずの絶好調で、朝から習慣のランニング
(#真面目!!)
ランニングから帰ると"上田家のグループLINEが入っていて、
一番上の兄から、
第二子が無事に産まれました!!!!
と嬉しいご報告。
幸せが続くな~
なんてことを考えつつ、支度は前の日に終わらせていたので、
その最終チェックをして、乾杯の音頭をお願いされていたので、その話すことをちょっと復習して、
「あれ、乾杯の音頭のスピーチに"実は幸せが続いておりまして、兄の子どもが産まれた、、、"って話を盛り込むべきか??いやいや、それは新郎新婦の幸せが薄まっちゃうからやめておこう。」
ってことを考えてから、空港のロビーで本でも読もうとかなり余裕をもって出発
京急で羽田空港に向かう。。。。。
電車には問題なく乗れて、座って小説を読んでいると、、、、、
(#多分、小説読んだせいで小説風)
(#単純)
「人身事故によりこの電車は羽田空港までは運転できません。」
との車内アナウンス。
「そうか。人身事故ということは、そういうことなのかな。。。。」
と思いつつも、
「どうやって、羽田空港に??」
と思い、検索。
(#便利な時代)
すると選択肢は2択。
電車で反対に戻って、別の路線に乗り換えるもの。めちゃくちゃ遠回りだから時間がかかる。
(#飛行機に間に合わない可能性)
行けるところまで、今の電車で進んで、タクシーで空港まで。確実に間に合う。
(#お金がすんごいかかる)
みんなならどっち選ぶ?
当然、呼んでくれた後輩のため、乾杯の音頭を任せてくれた後輩のため、遅刻するかもしれない選択をするわけがなく、タクシーで空港まで向かうことに。
なかなかタクシーが捕まらないことに、苛立ちつつ、文字通り首を長くする
(#小説風)
テレビCMでもよくみる配車アプリを思い出し、「いざというときに思い出される広告の力ってすごいな~」と焦っているのか、落ち着いているのかのんきなことを考えながら、配車アプリをダウンロード。
すると10分くらいでタクシーを呼ぶことに成功。
待っている10分の間に、タクシーが5台くらい通ったから、「これ、呼ばなくてよかったじゃーん」
と思いつつも、「来るってことが確実になるって安心感を買ったと思えばいいか」とやはりのんきを発揮。
(#便利な時代②)
小説を読みながら10分待って、無事にタクシーに合流。
「羽田空港までお願いします!!人身事故で京急が停まっちゃいまして。。。。結婚式なのに、大変ですよーー」
といいつつ、
「自分より大変な人がいるから人身事故が起きたんだよな~」
と軽はずみな発言を反省。
タクシーの運転手さんと一通りしゃべって、仲良くなる。
(#コミュ力お化け)
そうこうしているうちに羽田空港に到着。
(#お高いんでしょ??)
気になるお値段は、なんと1万円!!!
(#安さをアピールする言い方)
しかし、この"1万円"すごくすごく後から効いてきます。
(#伏線)
上田:
「結婚式間に合わないんじゃないかと思って、めちゃくちゃ焦っていました。助かりました!ありがとうございます!!」
タクシー運転手:
「結婚式楽しんでね!乾杯の音頭を短い方が良いよ!!いってらっしゃい!!」
っていう何やら素敵なやりとりと持ち前のアドバイスされる力を発揮した上田。
(#アドバイスされる力)
(#コミュ力お化け②)
何はともあれ、無事に羽田空港に到着して、搭乗に必要な手続きを済ませて、思いついたときはインスタのストーリーに途中経過をアップ。
もともと写真を撮る習慣は人に任せていたので、慣れない。。。。
基本的には、待ち時間、隙間時間はずっと小説を読んでおりました。
飛行機への案内が始まったは良い物の、飛行機のトラブル?かなんかで案内が中断。
なんかこの旅行、大丈夫かな??
とか思いつつも、結局たいしたトラブルでなく、飛行機に搭乗
(#20分遅れ)
飛行機に乗る時、お馴染みキングコング西野さんの本に書かれていた、飛行機のチケット代の話を思い出して、前の方に座っている方々に「あざす!!」と心に思いながら出発
(#夢と金)
(#VIP戦略)
あまりにもトラブルが続いていたので、ハイジャック犯が紛れていないか、どのように対処したらみんなを守れるかシミュレーション。
(#無駄)
飛行中のトラブルで、墜落の危険があった時のために、衝撃を少なくするためには股の間に顔を挟んで、衝撃を緩和するんだったな。ってシミュレーション
(#無駄②)
結局、大したトラブルもないまま、無事に松山空港に到着。20分遅れといいつつも、かなり余裕をもって愛媛入り予定だったので、あせりはしない。
(#そのために余裕を持っている)
トラブルといえば、同じ飛行機に搭乗してた赤ちゃんがずっと泣いてたくらい。
たしかに身動きとらないし、耳キーンってなって大人でも不快だし、特殊な環境だよね。。。と思ってたけど、
空港から結婚式場までは、後輩がバスを手配してくれていたので、バスまでの時間で小説を読み進める。
バスの乗り場に行くと、その他の参加者(同じく部活の後輩君後輩ちゃんたち)がいたので、
「久しぶり!今、どうしてんの~??」
的な会話に華を咲かせて、
式場に向かう。
式場に入ってしまえば、流れに身を任せるだけなので、上田的には何もすることがないと言えばない。。。。
強いて言うならば、周りは全員結婚をしていて、
「結婚式どうしたの?」
「子どもはいるの??」
「家をかってローンが大変。。。。」
とかとか2手も3手も先の話をしているのに
「置いて行かれてるやん!!」
って思ったくらい
(#自分で選んだ方に進んでいるので、焦りもないもん!!)
結婚式が終わって、披露宴会場入り。
同じ円卓の人と話しつつ、スタッフの人と、乾杯の音頭の打ち合わせを軽く済ませて、時間を待ってた、
円卓の組み合わせって、新郎新婦の人ってすごく悩んでくれるんだけど、
今回は、新郎の友人ということで、大学のハンドボール部関係の4人(上田含む)と新郎の小学校の同級生2人。4人と2人はもちろん初めまして同士。
控えめに言って、組み合わせが最強でした。
初めまして。と思えないくらい仲良くなった!
(#いじりいじられ)
(#コミュ力お化け③)
これは、新郎新婦の名采配で、たぶん披露宴会場で一番盛り上がってた。
なんなら、盛り上がりすぎて、披露宴に途中参加してること忘れてた。笑
(#盛り上がりすぎ)
あ!ちなみに乾杯の音頭は普通に無難に短くしましたよ。
やはり乾杯の音頭は短く、スパっ!!が最適です。
(#いつかのために覚えてて)
(#タクシーの運転手さん、あざす)
もちろん終わってから、
「あ!あれ言えばよかったかな!」
はいくらでも浮かぶんだけど、
出し切れたものが実力なので、このパターンは次回に機会があればやってみよう!
みたいな感じに引き出しにしまっておく。
結婚式も披露宴も、本当にお二人らしい雰囲気がたっぷりで最高でした。
(#本当におめでとうございます!!)
その後は、ハンドボール部の4人でご飯を食べて、
1人が小学校の先生だから、「教育で気をつけること」みたいなアドバイスをもらい、
(#アドバイスされる力②)
ちかくのホテルで就寝。
朝6時に起床
(#早っ!!)
上田を侮らないで欲しいですが、
旅行先でも、自分の習慣を崩すのが気持ち悪いらしいので、周辺をランニング。。。。。。まではできずにお散歩。
(#革靴)
県庁所在地の松山に泊まったけど、信じられないくらい何もない。
熊本出身の上田が言うんだから、それなりに説得力があるでしょう。マジで何もない。
(#失礼)
東京に戻って、お仕事をしたかったので朝9時台の飛行機に乗るために、松山空港にバスで向かう。
バスに乗るのに、当たり前のようにPASMOでタッチしようとすると、反応せず。
よく見ると、四国限定のなんとかっていう交通系ICじゃないと使えないらしい。
SuicaとPASMOは使えるようにしとけよ!
ってすごく自分本位なツッコミをしつつ、バスに乗車。
(#現金支払い)
20分くらいバスに乗って空港に到着。
そうだ。塾のみんなにお土産買っていかないと!
(#土曜日閉めちゃったし)
(#模擬試験もお疲れ様の人もいるし)
お土産を選んで、お会計へ。。。。
そして、気づく。
カードケースがないことに。。。。。笑
(#クレジットカード)
(#運転免許証)
(#保険証)
おいおい!神様はどんだけ俺に試練を与えるんだよ!
と心のなかで、神様に文句を言いつつ
(#確実にお前のせい)
(#一緒に誰かいたら険悪になるやつ)
焦っても仕方ないので、とりあえずベンチに座って候補の場所を推理する
(#名探偵コナンごっこ)
(#時間に余裕を持っているから焦っていない)
宿か?
確かに忘れ物チェックしなかったな。。。。
宿に電話してみよう。。。。。。
いや!待て!
なんでPASMO使えねえんだよ!ってツッコミを40分前にしたぞ。
つまり、
忘れたのはバスの中だ!!
(#犯人はあなただ的な奴)
残念だったな。神様。
上田にかかれば、なくしたものの一つや二つすぐに見つけてくれるわ。
(#なぜか強気)
(#なぜか楽しんでいた)
そうと分かれば、バスの運営会社の方にお電話。
なんか忘れていたけど、愛媛なので、運営会社の方の愛媛弁?がきつい。
でも、熊本弁と遠くはないので、リスニングは完璧。
電話のやり取りはこんな感じ。
上田:
「すいません。本当に申し訳ないんですが、カードケースの忘れ物ありませんでしたか??」
運営会社の方:
「どこらへんに座っちょったかわかりますか~??」
(#どこらへんに座っていたかわかりますか??)
(#通訳)
上田:
「一番前の一番左です」
運営会社の方:
「何色のカードケースじゃったかね?」
(#あなたが忘れたのは何色のカードケースですか??)
(#金の斧、銀の斧)
(#あと、急なタメ口?)
(#俺なんかした?)
上田:
(あ!なるほど!カードケースはあったうえで、身元確認をされてるのね。)
「色は茶色で中に名刺がたくさん入っていると思います。名前は"うえだだいき"で漢字は"上下の上に田んぼの田、大きいに樹木の樹です。」
(#上田大樹)
(#以後お見知りおきを)
(#会話を先回り)
運営会社の方:
「身元確認完璧たい!!言うてくれた特徴で完璧やけん。大丈夫よ~!カードケースが今、事務所にあるけん、今から、空港行きのバスの運転手に持たせるけんね。バスの停留所で待っとって!10分くらいで到着予定よ~」
(ご安心ください。今言っていただいた内容にて身元確認が完了いたしました。カードケース自体はただいま事務所でお預かりしております。今から、空港行きのバスがそちらに向かいます。その運転手に持たせますので、バスの停留所でお待ちください。10分少々お待ちくださいね。)
(#多分だけど、通訳いらないよね)
(#通訳よりも敬語変換メイン)
上田:
「本当にありがとうございました!迅速にご対応いただきありがとうございます!!安心しました!!」
そして、本当に10分後、バスの運転手さんがカードケースを持って来てくれて、見事、事件は解決しました。
(#自作自演)
(#旅の恥は搔き捨て)
ちなみにタクシーの運転手さんにしても、バスの運営会社の方にしても、
「○○してくれたおかげで、△△な気持ちになりました。ありがとうございました。」
みたいなお礼の言い方は、こだわっているところ。
(#余裕のある時は)
経営者になってからかもしれませんが、「ちゃんと仕事の意味みたいなものは実感できた方がみんな働きやすいな~」と感じているからです。
(#カードケース事件がポンコツ過ぎて、いいことを言っていそうなのに話が入ってこない)
さあ、なんとなんと!ここからもうひと山ございます。
カードケース事件を解決後、上田は問題なく飛行機に乗る。
大きなトラブルもなく窓側に着席。
(#外の景色楽しみ)
離陸待ちの間、もちろん小説を読みふける。
集中しすぎて気づくのが遅れたんだけど、
隣に座ってきたのは、赤ちゃんを抱っこしたお母さん
この赤ちゃんがすんごい可愛いんだ!!
(#誰だよ)
赤ちゃんって信じられないくらい人をずーーーっと見るじゃん!
全く穢れをしらない目でずっと見てくれるから、大人全員が優しい笑顔になれるじゃん!
上田:
「すごく可愛いですね!何歳なんですか~??」
お母さん:
「7か月なんです~」
上田:
「そうなんですね!じっとしてて偉いね~」
(お母さんに向き直して)
「でも、飛行機乗ると耳が痛くなったりで心配ですね!」
お母さん:
「そうなんですよ。泣いちゃったらごめんなさい。お詳しいですね!お子さんはおいくつですか??」
上田:
「子供はいないですよ!そういえばこっちに来る時の飛行機でお子さんがずっと泣いていたのを思い出して。」
(#というか結婚してないです)
(#する気配もないです)
お母さん:
「東京へはお仕事ですか??」
上田:
「いいえ、松山空港に友人の結婚式で来て、東京に帰るんです~。お母さんは何で愛媛に??」
(#質問は質問で返すと会話が続くよ)
お母さん:
「この子を親に会わせるために。普段はハワイにいてなかなか気軽に会えないので!!」
上田:
「そうだったんだ!おじいちゃんおばあちゃんに会えてよかったね~」
(お母さんに向き直して)
「普段、ハワイ在住なんですか??」
お母さん:
「そうなんですよ!旦那がハワイの人で。でも旦那は同じ飛行機のチケット取れなくて、別の便で東京に先に行ってて、そこからハワイに向かうんです」
上田:
「なるほどなるほど。あれ?ってことは君(赤ちゃん)にもミドルネームがあるんだね~」
お母さん:
「そうなんですよ!よくすぐにその発想出てきますね!」
(赤ちゃんに向き直って)
「優しいお兄さんが隣でよかったね~」
普段、相手にしているのが小学生から高校生で、すっかりおじさん扱いされるので、お兄さんと言われのがうれしい
(#三十路+1)
そして、お気づきかと思いますが、上田とこのお母さん、初対面とは思えないくらいずっとしゃべってます。
(#コミュ力お化け④)
とはいえ、ずっとしゃべっているわけにもいかないので、
(#それでもいいけど)
読んでいた小説に目を落とす。
あれ?赤ちゃんがずっと俺の方見てる。。。。。そして俺の方に手を伸ばしている。。。。。
これは小説を読んでいる場合ではないので、赤ちゃんの手に応えるかたちで、大事な大事な右手人差し指を差し出す。
赤ちゃんの習性なのか知らないけど、上田の右手人差し指を握る
この時点で、小説を読むことは完全にあきらめる。
周りからみたら、完全に生後7か月の赤ちゃんとそのお父さんお母さん。
結婚の気配すらない上田にお父さんごっこのチャンス到来。
出発から、難事件続きだったから、旅の最後くらい穏やかに癒されながら終われる。
神様ありがとう!!
(#文句言ってごめんなさい)
っていう感じ。
(#どんな感じだよ)
赤ちゃんが飽きて、体勢を変えたくなるときが、"上田気持ちだけパパ"の手がフリーになる時間。
(#気持ちだけパパって何よ!)
でもなぜか、"上田気持ちだけパパ"が見えなくなるのは不安なのか、すぐに泣き出しちゃう。
(#多分勘違い)
体勢を再調整して、"上田気持ちだけパパ"が見えて、人差し指を握ると泣き止む。
(#上田の新しい才能開花!!)
と言っても、これは上田の才能ではなくて、赤ちゃんの習性?らしく。
泣き止ませるには、"他の興味を与えること"が大事らしい。
となると、もうそれは上田の得意分野なはず。顔をパーってやったり、ぎゅーってやったりずっとあやしてた。
多分、幼いながらに、他の大人とは何か変わった雰囲気をはなつ上田に興味を持ってしまったのでしょう。
(#良いセンスだ)
右手人差し指を握られたり、顔で遊んだりしているうちに気付く。
お母さんが寝てる!!!笑
多分、長旅でおつかれだったのでしょう。。。。。。
ん??
待て待て!だとしたら今、何の時間よ!笑
初めましての赤ちゃんと初めましてのお兄さんが遊んでんじゃん!!
いよいよパパじゃん!!
しかし、こうなったら徹底的にパパになるしかありません。
赤ちゃんが泣かないように興味を与え続ける
というミッションに加えて、
お疲れの周りの大人(特にお母さん)をゆっくりさせてあげる
という重要なミッションを任されたので
(#勝手に引き受けたんだけど)
ずっと顔芸したり、お絵かきしたりして遊んでいました。
(#本当になにやってんの??)
しかし、"どうしてもパパもどき上田"では、できない仕事。。。。。
赤ちゃんがお腹がすいて泣き始めちゃった。
これは無念。。。。
ミッション失敗で、お母さんを起こしてしまった!
お母さん:
「ごめんなさい!私が寝ちゃダメじゃん!!」
上田:
「(たしかに!笑)
全然いいですよ!ずっと良い子にできてたんですけどね。。。。」
お母さん:
(赤ちゃんに向かって)
「どうしたの?お腹すいちゃったの??じゃあミルク飲もうね!」
赤ちゃんが哺乳瓶を加えた次の瞬間。。。。。。
赤ちゃんがくしゃみ!!
(#それすら可愛い)
上田はみなさんわかっているとおり、隣にいますから、そのミルクを含んだくしゃみの恩恵も被害も受けちゃうわけ
(#恩恵は可愛さ)
(#被害はミルク)
とはいっても、被害は最小限、恩恵が最大限で、ほんのちょっとスーツにミルクがかかったくらい。
そんなん上田が怒るわけないじゃん!!!
(#誰も悪くないし)
お母さん:
「いやあ!!!!!!ごめんなさーーーーい!!!!!!大丈夫ですかーーーー?????」
(#ソプラノ悲鳴)
気持ちはわからなくもないけど、どちらかと言えば、赤ちゃんが泣いている方がうるさくない。笑
上田:
「全然大丈夫ですよ。どうせクリーニング出しますから」
お母さん:
「あやしてもらっているのに、私は寝るし、服は汚すし」
上田:
「本当に大丈夫ですから」
"私は寝るし"の部分が絶妙に面白い。
その後も、何ラリーか
「クリーニング代出します」
「いや、どうせ出すつもりだったから良いです」
が続いたけど、
幸か不幸か赤ちゃんがまた泣き始めちゃったことで、このラリーは休戦。
(#本当に要らないし)
その後、赤ちゃんはミルクを飲んでお腹いっぱいになって満足したのか、ご就寝。
赤ちゃんの就寝を確実に見届けてから、お母さんも疲れていたのか後を追うようにご就寝。
上田は小説を読み進めようとしたんだけど、さすがに疲れたのか、小説が全く頭に入ってこなかったので、就寝。
(#幸せの1ページ)
そんな感じで1時間くらい赤ちゃんに右手人差し指を差し出していた上田でした。
着陸ちょっと前に、目が覚めて、無事に羽田到着。
急ぎの用事はないので、みんなが降りてから、ゆっくり降りようとのんびり。
(#上田やりがち)
隣のお母さんと赤ちゃんは、そういえば先に東京に着いている、本物のパパと合流するためにお急ぎ。
(#本物のパパ??)
(#お前が勝手に偽物になっただけだろ)
そのお母さんに何か違和感。
なぜかなんだけど、手に1万円札を握っている。。。。。
なぜだ????
(#名探偵コナンごっこ②)
わかった!
ハワイ(というかアメリカ)にはチップ制があるからチップとしてお世話になったCAさんに渡すのね!
独りで納得して、答え合わせのためにお母さんを見ていると、、、、、、、
お母さん:
「これ、クリーニング代とずっと遊んでもらっていたお礼です!!」
あ!チップ受け取るの上田かい!!笑
もちろん断ったけど、
降りる準備が終わっているお母さん(と赤ちゃん)vs 確実に油断していて、これから降りる準備をする上田
では勝ち目がなく、お母さんが1万円札を渡して、颯爽とさっていってしまいました。
赤ちゃんに手を振るのがやっとの上田
経営者なので、自分の時間でなくてサービスに対してお金を受け取ることには慣れているのですが、
なかなか日本にいて、チップを受け取る機会はないのでお金を受け取る意味を考えてみる。
名目は、クリーニング代だけど、本当に結婚式が終わったら、クリーニングに出す予定だったので、シンプルに1万円を受け取った状態。
行きの人身事故のために使うことになったタクシー代を回収した
と思おうか?
そうすると、誰かの不幸とあのお母さんと赤ちゃんの気持ちが同じになる気がして何か嫌だ。。。。。
(#どっちが良い悪いでなく)
愛媛までの旅行の交通費もご祝儀も払っているんだから、その分をちょっとだけ回収した。
と自分を納得させるか??
交通費もご祝儀も、招いてくれた新郎と新婦からは十分すぎるくらい幸せな気持ちをもらったし、何よりも二人の幸せのための"応援代"だと思って渡したのでそれも納得いかない
そもそも考えすぎじゃない?もらったんだからもらっとけばいいじゃん!!
それは考えるのを放棄しているから一番いやだ。
一番、納得いくのは「お母さんからシンプルな感謝の気持ち」、何日か前の記事で
「仕事の本質は、"誰かのため"で、その"ありがとうの気持ち"が"お金"として数字にされただけ」
的な話をした自分に助けられて、そう結論付けました。
タクシーの運転手さんももしかしたら同じ気持ちかもしれない。
車を運転するだけと言えばだけ
だけど、
大事な大事な結婚式に間に合わせてくれてありがとう!
だったら1万円を当たり前に受け取れる。
改めて、お仕事って何をするかは、"人に貢献する"っていう手段でしかなくて、目を向けなければいけないのは、"相手をどんな気持ちにさせているか"だなと実感。
確実に小説を読んでいたせいで、感性が豊かになっていますが、おかげで人のやさしさに気付くことができました。
そう考えると、土日のドタバタ劇もすべてこの気持ちになるために、与えてもらえたものかもと思えますね。
(#上田はまだ飛行機の中)
飛行機を出て、羽田空港の建物に入って、のんびりと歩いていると、さっきのお母さんと赤ちゃんと、本物のパパが合流してランチをしているのを発見。
(#本物のパパって言い方やめて!)
おそらく、お母さんは上田が通るのを探してくれていたようで、お互い同じくらいのタイミングで気づいて手を振りあう。
ハワイアンの本物のパパも元気よく手を振ってくれて、
「あ!お父さん似だったのね」
と思って、そこは笑顔で手を振りながら、一旦通過。
(#ガラス越しなので)
きっと、こんな会話がされているでしょう
(#以下の会話は上田の想像)
お母さん:
「ジャパニーズのベリーカインドなお兄さんがずっとあやしてくれていたのに、私寝ちゃってソーリーだったわ!おまけにミルクまでかけてしまって。。。。。」
本物のパパ:
「おいおい!"オンヲアダデカエス"とはこのことじゃないか!マイワイフ!!」
お母さん:
「どこで覚えたの?そのことわざ!笑 ちゃんとクリーニング代とお礼で1万円札を渡してきたわよ。断られたから無理やり握らせてきちゃった!」
的な会話で、ご家族の会話も盛り上がったはずです
(#想像というか妄想)
まだもうちょっと続きます。
上田は、この1万円の使い道としてある方法を思いついてレストランに向かいます。
レストランの店員さんに、その1万円を渡して、
上田:
「窓際に座られているアメリカ人のお父様と日本人のお母様と赤ちゃんのお会計っておいくらですか??」
店員さん:
「3,130円です。追加注文がなければですが。」
上田:
「じゃあ5,000円置いておくので、追加があったらそこから払って、なければおつりで渡してください。"飛行機で隣に座った優しいお兄さんがクリーニング代は5,000円で十分なので。ハワイまでお気をつけて!と言っていた"と伝えてください。では!!」
1万円を全部返すか、めちゃくちゃ判断に迷いましたが、そうするとお母さんの気持ち(クリーニング代と赤ちゃんと遊んでくれた感謝)を全く受け取らないってことになるかと思うので。
半分は受け取ることにして、
半分は家族の会話が、より盛り上がるネタの仕込みに使わせてもらいました。
よくよく考えると、1万円が移動しただけなのですが、幸せの量は増やせた気がして、個人的に満足だし、
「お金も時間も知識も持っているだけでは意味がなくて、誰かのために使った時にもっとも効果を発揮するんだな~」
と実感。
さて、かなりの超大作になりましたが、「ただの日記~ぴょんす塾長の愛媛大冒険~」は以上です。
(#どこがただの日記だ)
これを読んでくれるみんなが、"世の中の幸せの量を増やすため"に自分のお金も時間も知識も力も使ってくれることを願っています。
ちなみに何事も同じで、初めは使い方は下手だし、使わないとうまくならないことはお忘れなく。
今回の1万円の使い方も、もっと上手な方法があったかもしれないし。
その基礎を今勉強していると思って良いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、明日から、城南コベッツ矢野口駅前教室とスタッフがみんなにとって、良い場所、良い人であるようにがんばります!!
今後ともよろしくお願いいたします!!