城南コベッツ赤羽南教室

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  • 大学入試一般選抜対策

2024.03.13

皆さん、こんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。


今日の内容は、閲覧注意シリーズです。


内容にご不快感を覚える方がいるかもしれないので、「閲覧注意」です。
私が日頃、人間関係や社会のいろいろな出来事について疑問に思ったこと、怒りを覚えたこと等を書き記します。
以上をご承知いただける方のみ、このままお読みください。



理想だけなら、誰でも言えます。

『最新機器を増やして、もっと効率良くしませんか?』

『もっと情報収集したものを、パソコンで管理できるフォーマットを作れば良くないですか?』



仕事していると、訳知り顔で理想論ばかり言う人が居ます。
バイトでも、社員でも、思いついたことを「自分の考えた素晴らしい理想的なアイディア」として披露したがります。

ただそういうものって、大概は前提を無視した発言です。

今年も新年度が始まりますが、そういう前提度外視な発言がそろそろ色んな所で聞こえ始める頃じゃないでしょうか?

新入社員でも、新入りのバイトでも、「そりゃそれができれば言うこと無いよね?」と言いたくなるようなこと、どこに行っても言う人がいるんですよね...。

内情を知らないで、勝手な理想論を言うので、そういう人は知らないうちに「評論家」になっています。

こういう評論家は、会社にとっては敵です。






どこの会社だって『お金』も『時間』も『人』もギリギリの状態で経営しているんです。

既存の人材の能力だってバラバラだから、一人だけパソコンが得意でも、他の人が使えなきゃシステムとして機能しない。

最新機器や外部のリソースに、際限なく頼れる資金だって潤沢にあるわけじゃない。

今の事業を、顧客の満足感や商品の質を維持しながら、運営するだけでも時間や人手は目一杯である。




そういう状態なんです。

こうした現状や、限られた選択肢や条件の中で、何とか工夫してやりくりしているんです。

それら度外視した意見は聞くだけ無駄です。

聞くだけでイライラして、時間と労力が無駄になります。




ここまでの言い方がキツくなるのは、それだけ経営者が必死だからです。

手当たり次第にムカついているわけじゃありません。

そういう知ったかぶりで偉そうに、自分の理想だけを言っている人間に対して、本当にこれまで苦労して何とかやってきた現実を踏みにじられた感覚になるからムカつくんです。

私は今まで、教え子の大学生を何人もアルバイトとして雇ってきているので、大学1年生のあるあるだということはよく理解しています。

ですから、彼らが会社に入ってから、そういう空気読めない理想論を言って痛い目にあわないように大学生の間に伝えるべきことは伝えるようにしています。





ここで終えてもいいのですが、もうひとつだけ。

現状を無視した理想論も大概にしてほしいですが、『やる前から結果がわかっていると言って動かない人』も困りものです。


これは例えば社内で何か施策を行おうとなった時に、
「これは~~だから、たぶん、ダメだと思います」
「以前~~だったので、今回もうまくいかないんじゃないんですか?」

と言って全然行動に移そうとしない人、
これこそまさに「評論家」っていう人、よく居ませんか?

こういう評論家になったら、ほんとに仕事は終わりです。
仕事なんて実際にやって、結果を待ってみないとわからないことだらけです。
実際にやってみて、ダメだったら、変えてもう1回やってみないと、一生掛かっても何も達成できません。

社内全員が評論家になったら、どんな会社でも倒産します。





生徒も同じです。

「自分が買うべき参考書は何か?」と相談してきたので、参考書を勧めれば、
「これだけで、足りますか?」と買う前から言ってくる。

その標準的な問題が並んだ参考書の問題すら、全問解けない生徒が何を言っているんだって話です。
勉強しない生徒、自分の学力を認識できていない生徒であればあるほど、そういう身の程知らずなことを言ってきます。



そういうできない生徒は、入試問題でも、前提を無視して問題を解こうとします。
問題文に書いてある条件をよく読まないで、勝手に自己解釈します。
自分の解釈に基づいて解いているから、問題も解けるようにならない。

「授業の聞き方」「問題集の進め方」「計画の立て方」、などなど。
すべての事柄に評論家は意見をもっていて、自分の思っていることや経験で語ります。



受験に関しては、プロの言うことを聞いた方がいいし、
会社のことは上司の方が、上司より経営者の方がわかっているってもんです、ふつう。


と、そんなこんなで「評論家」には、何かと手を焼いています。(笑)







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城南コベッツ赤羽南教室
~人間的成長なくして学力の成長なし~


東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
(赤羽駅南改札より徒歩2分)

℡.:03-6903-8030  
Mail: covez_akabaneminami@johnan.co.jp
※電話対応時間:㈫~㈮ 15:30~20:00 / ㈯ 14:30~19:30








2024.03.12

皆さん、こんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。





もう3月も半ばですね。
多くの学校が、先週までに学年末試験を終えたところでしょうか?

試験結果は、もう返ってくる頃でしょうか。


目標点は取れましたか?
試験前の勉強は、十分できましたか?

試験期間や普段の勉強の取り組みについて、何か反省はあったでしょうか?

今日は、『計画』について語ります。




高校生や中学生に「計画を立てることは大切です」と言っても、重要性は伝わらないですね。
大人のうるさい小言として受け流されます。


なので中高生にものを伝える時は、なるべく彼らが自分の身に起こる具体的な未来をイメージできるように話すことにしています。

以下はそのまま、高校生や中高生に話す時の言葉です。

(塾内で教えている生徒ではなく、私が出講している高校での話です)




課外講習では、高2の授業が始まる頃に「計画帳」というものを配っています。

指示は以下のとおりです。

第一志望に受かるために、計画を立てないと絶対に受からないんだよ。
入試日から逆算して、「いつまでに」「どのレベルの問題集をやるのか」を決めるんだよ。
週単位で予定を立て、反省をして次の週の計画を立て直すんだよ。
● 週一回この計画帳を提出しなさい。


さて、皆さん。

今どきの高校生、一応 進学校の大学受験を目指す高校2年生のうち、何人が「計画帳」に計画を立てられるでしょうか?

私のクラスは30人です。
生徒の殆どが志望校を「早慶」「首都圏の国公立または旧帝大」「MARCH」としているクラスです。









正解は、、、


私のクラスは30人居ますが、計画帳を出すのはどんなに多くても5人です。

今の子どもたちをナメちゃいけませんよ。
ほんとにやらないんですから。(笑)





おそらく生徒が思っているのは、

『計画なんて立てるの、めんどくさいな。』

『計画なんて立てても、その通りにやれないし、時間掛かるし。』

『計画なんて立てなくても、勉強していれば受かるし。』

生徒にやらない理由を言わせたら、超一流です。(笑)

そんなことは、こちらも百も承知なので、タイミングが来るまで放置しています。




私は学年末の定期試験を終えた生徒に尋ねました。


はい、この前の試験で、自分の目標点に届きそうな人~。

試験前の勉強が計画どおりにできた人~。

そもそも目標点を自分で決めて、勉強の計画を立てた人~。


だいたい生徒はうつむき加減に、バツの悪そうな顔していて、満足の行く勉強ができたという顔をしている生徒は居ません。生徒一人ひとり、何かしら自分にやましいところがあるのです。



君たちね、定期試験で目標も立てず、計画も立てず、満足な点も取れないで、そのレベルの勉強をしていて、それで大学入試で第一志望に受かるとでも思ってるのか?

自分で決めた目標から逆算して計画立てて自分でやれないと、大学入試も、必ず定期試験と同じ悲惨な結果になるからね。


そりゃそうだよ、定期試験の方が試験範囲が狭くて、試験のために勉強する期間も短いなら、計画も立てやすいはずじゃん。

その定期試験で、自分で計画立てられなくて、決めた目標の点数に届かないっていうこと続けていて、大学入試だけ上手くいくなんて、そんな甘いもんじゃないからね。



計画だって初めから完璧なものが立てられるわけじゃない。

無茶な計画立てて、実行しきれずに失敗したり、
計画どおりにやったけど、今度は結果がついてこなかったり、
それらを毎週地道に修正していくから、ようやく少しずつまともな計画になっていくんでしょ。



授業後の生徒の出席表のコメント欄には、

「今回の定期試験では、計画を立てずにのぞんでしまいました。」

「今日帰ったら、すぐに計画立てます。」

「計画の大事さが、改めてわかりました。」

「いつも計画立てても上手くいかず、最近テキトーになっていたので頑張ります。」


など懺悔や、気持ちが改まったなどの感想がありました。






これで何人が行動に移すことやら、、。

まだ信じませんよ。

気をつけろ、俺。






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2024.03.09

皆さんこんにちは!
城南コベッツ赤羽南教室です。


当教室は、中高生以外に
年中、年長、小1、小2向けの教室を併設しております。

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算数を通して、
「思考力」「あきらめない力」を養う 
りんご塾


読書を通して、
「語彙力」「読解力」を養う
 ことばの学校


実験を通して、
「探究力」「コミュニケーション力」を養う
 サイエンスゲーツ



以上の3教室を運営しております。




これらは教室の代表が『自分に、その学年の子どもが居たら、是非やらせたい教材』として過不足なく最適だと考えたものです。

いずれも募集対象としているのは、未就学のお子さまや小学校低学年のお子さまです。
ですので、勉強と遊びの区別のついていないこの時期に、できるだけ笑いながら塾に通って、より将来的にその子の助けになる力をつけてあげたいと願ってのことです。


城南コベッツ赤羽南教室は、『大学入試』に強みをもつ個別指導塾です。
現役の予備校講師が、高校生を指導している中で感じてきた、『今の高校生に不足しているものを育てるためには?』というところが、上記3教室を開講した理由です。




塾なので、『大学入試で結果を残すための指導』という点には、明確なポリシーがあります。

ですが同時に、『小さな子どもたちが笑って学べる環境を作りたい』と心から想っています。


ご来校いただく保護者の方には、この点にご納得や共感をいただけるよう丁寧な説明を尽くしております。ご興味がおありの方は、是非お問い合わせください。




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2024.03.08

皆さんこんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。

前回は新高校1年生(中高一貫校の新中学1年生)向けに、大学入試のための心得をお伝えしました。



内容をまとめると、、、
現在の大学入試において「推薦受験」はもはや主流となりつつあり、推薦対策は全大学受験生の課題である。
(私立大学では5人に3人が推薦で合格している)

推薦受験の方式は「学校型推薦選抜」と「総合型選抜」の2種類あり、どちらも「評定平均値(内申点)」が重要。この評定平均値は、高1時点のものから見られるため、入学直後から好成績を取り続ける必要がある。

入学後すぐの第1回定期試験で高得点を取りましょう、という内容でした。




前回の内容を踏まえて改めてお伝えしたいのは、皆さんが大学受験をする頃には、
『推薦型の入試がスタンダードで、それが受けられない人が、少ない枠の一般入試にチャレンジする』という時代になっているということです。(予測値では、大学入試全体の65%が推薦)

本日は「評定平均値」の重要性について、よりご理解いただけるよう現実感のある数字をご提示したいと思います。

こちらをご覧ください。
(画像をクリックすると大きく表示できます)

3.5評定平均データ.png
上記の例は「文系科目は4、理系科目は3」という典型的な文系生徒の取る成績です。
(技能科目は4と3で平均的な値です)

大学入試の推薦受験では、
「高1の3学期」「高2の3学期」「高3の1学期」の成績を使います。



この場合、高1と高2の時の評定平均は3.5となります。
この成績は、一般的な推薦入試の基準値である"3.8"に届きません。

高3では理系科目が授業から無くなり3.8となりますが、3年間の平均で見ると3.6となり、推薦入試には不十分となります。(基準の低い大学であれば出願できます)

高1、高2の成績が上記だとして、高3から生まれ変わったように頑張った場合。
仮に、高3の1学期に体育と情報以外の科目で全て5を取って、やっと評定平均3.8に達します。
これでようやく一般的な推薦入試にチャレンジできる土俵に立てるのです。
(他の生徒も本腰を入れるので、高3からこれだけ成績を上げるのは非現実的です)




高3時点でこの現実に気がついても、手遅れとなってしまいますが、そもそも高1、高2の時点でどうしていれば良かったのでしょうか?
最大の問題は、数学・理科(理系科目)で成績が取れなかったことです。
この例では、高1と高2における理系科目の成績が全て3です。
これが3→4になると、高3の成績は上記のままでも、評定平均3.8になります。



つまり、大学入試では
『成績で"3"を取らないようにすること』重要ということです。


高校1、2年生の時の成績が足かせになって推薦を受けられない!ということが起きる可能性を考えて、高校が決まったばかりの皆さんも気を緩ませすぎず、高校のスタートを頑張ってほしいと思います。




高校の成績で押さえておくべきポイント

成績で3を取らないようにする必要性については、よくお分かりいただけたと思います。
けれども、中学から高校へ進学した際に注意すべき事柄があるので、それをお伝えさせていただきます。



まず、あなたが中学生の時「成績は4と3が半々くらい」だったとしましょう。

同じ中学校には「ほとんどオール5で、よく勉強ができる人」も「成績は2ばかりで、1もある人」もどちらもいたはずです。中学校までは、非常に学力レベルの差が広かったのです。

下記の資料をご覧ください。
(画像をクリックすると大きく表示できます)
3.5中学までの集団.png


ところが高校では、みんな自分と同じレベルの学力の人が集まっています。
自分と同じ高校にいる人は、みんな「中学の成績は4と3が半々だった人」たちなのです。

つまり、高校に入学した時点から、
「少し頑張ると、トップクラスの成績」が取れますが、「気を抜いて勉強をサボると、一気に100人単位の人数に抜かれて最下層」の生徒になってしまうのです。


ところが怖いのはここからです。

なんと、高校入学後の最初の定期試験の結果で、
自分の学年順位はほとんど3年間、そこから動かないのです。




「え?同じ学力の人たちが集まっているんだから、順位もコロコロ変わるんじゃないの?」
と思ったかもしれませんが、実は本当に、順位はほとんど動きません。

それは一体、なぜなのか?
もし自分が高校入学後に手を抜いて、勉強をサボったまま定期試験を受け、ほとんどの科目が平均点を下回ったとしましょう。

そうすると初回の定期試験の結果を受けて、クラス内で自分が「平均点より点数が低い人」という認識が自他ともに定着してしまうのです。

クラスメートに「平均点を下回る人」と一度認識されると、そういうものだという前提でコミュニケーションを取ることになります。クラスメートも、自分も、教師も、その1回目の定期試験結果に応じた立ち位置を前提として、人間関係を築くのです。



逆にクラス順位が1位であれば、「クラスで一番 勉強ができる人」という認識が広がり、みんなから、そういう人だという扱いを受けます。

こちらは想像しやすいですよね?
当然次回も好成績を残そうと、必死になって勉強に励むでしょう。



一度目のテストで、多くの科目が平均点を下回った自分は、『クラスのみんなの方が、自分より勉強ができるんだ』と無意識に思います。
友人関係も、「勉強する集団」とは何となく距離ができて、「勉強しない集団」が居心地良くなっていきます。

すると次回の定期試験も、今回と同じくらいか、それより勉強しないで臨みます。
これはなぜかと言えば、「勉強を本気で頑張っていないから、点数がそんなに高くない」という自分に対する理由づくりをするためです。




こうやって、高校入学後の第1回目の定期試験の結果が出てからは、順位の変動はなくなるのです。

これは法則というか、ほとんど絶対的な傾向というのか、どの学校でも起きていることです。
これを覆して大幅に順位を上げるというのは、並大抵のことではありません。



以上のことを踏まえ、本当に本当に本当に、
初回の定期試験で点数を取ることを意識してください!




城南コベッツ赤羽南教室は、
『中高一貫校の中学生』と『高校生』を募集対象とする塾です。

全学年の生徒に対して「大学入試」を意識した学習指導を行っております。
今回お伝えしたような、推薦対策のために高校1年生からやるべきことを全員に伝え、そのためのアプローチとして、「いつまでに、何をする」という具体的な目標を示しています。


私たちは、教室は小さな個別指導塾ですが、
大学入試の指導においては、大学受験予備校にも引けを取らない知識と指導力があると自負しております。


「大学入試についてよく知らないから相談したい」といった場合でも大丈夫です。
是非、お困り事がある方は、お問い合わせください!





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2024.03.07

皆さんこんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。


高校受験を終えたばかりの4月から高校生になる方へ


皆さんは大学受験についてどのくらいの知識があるでしょうか?
「大学名」「それぞれの大学の特色」「偏差値」「各学部の就職先」など、ほとんど知らないという方が多いのではないでしょうか?

大学について関心があって自分から積極的に情報収集している方は少ないと思うので、今日は高校入学を控えた皆さんに、是非知っておくべき事実をお伝えします。
『高校受験を終えたばかりなのにもう大学受験?!』と目をそらさず、3年後には自分の人生を左右する岐路に立つことを念頭に、少し目を通していただけると幸いです。



それではまず、下記のグラフをご覧ください。

(画像をクリックすると大きく表示できます)
1990-2020比較.png

皆さんは高校受験はどんな方式で受験したでしょうか?
推薦でしたか?一般受験をしましたか?


実は、今の大学入試は「学校型推薦選抜」「総合型選抜」という2方式の推薦受験が、中心となりつつあります。実際グラフを見ると1990年では 20%だった推薦入試が、2020年には65%とあります。衝撃の数字ですよね。

大学入試の構造は変化しています。しかもこの変化はまだ過渡期なので、これから数年間さらに推薦受験が広まるものと考えて良いでしょう。
これから大学受験をする皆さんが推薦受験は受けず、一般入試だけでチャレンジするということはまず無いものと考えてください。




「学校型推薦選抜」って?

自分が通っている高校の学校長に、推薦書を書いてもらう方式だと、ここではざっくりと捉えてください。

「総合型選抜」って?

自分で大学に自己アピールする方式だと、思ってくださればひとまず十分です。
「学校型推薦選抜」と「総合型選抜」の入試方式の割合について、下記資料をご参照ください。
(画像をクリックすると大きく表示できます)

3.5大学選抜方法グラフ.png
(進研アドより:https://between.shinken-ad.co.jp/detail/2023/04/nyushicyosa.html)

注目していただきたいのは、私立大学では約5人に3人が「学校型推薦選抜」あるいは「総合型選抜」で合格しているという事実です。

大学入試における推薦受験が、これからより一層、一般的なものとなっていることはおわかりいただけると思います。もしご父兄の方が、今の大学入試における推薦対策の重要性についてご存知なければ、この点は共有しておいたほうが良いと思います。

次は推薦対策で重要なことは何かを、お伝えします。





「学校型推薦選抜」と「総合型選抜」で重要なことは?


それはズバリ、評定平均値です。
いわゆる内申点ですね。
高校受験では地域差はあれど、多くの高校で「中3の2学期」の内申点のみを参照します。

ですが大学受験の推薦入試では、「高1の1学期」から「高3の1学期」までの評定平均を大学に提出します。この事実より、言うまでもなく「高3から頑張る」という理屈は通用しません。


★大学受験をするなら、推薦受験(学校型推薦選抜、総合型選抜)はほぼ必須。

★推薦で受験するなら、高1から好成績を取ることが必要。

ということで、皆さんは高校入学時点から大学受験が始まっていると言い換えることができるような状況なのです。






<新高1になる皆さんとその保護者の方へ>

これだけはお伝えしたいのが、おそらく皆さんがお考えになっているよりずっと回目の定期試験が重要です。
高校では入学直後の成績によって、ある程度序列が決まり、そのまま高3まで順位の変動が起きにくいのです。

あとで、高1の成績が足を引っ張って志望校の受験資格まで評定平均が僅かに足らなかったと後悔することがないように、今という貴重な時期を有意義にお過ごしください。



<同じく中高一貫校に入学が決まった、新中1の皆さんとその保護者の方へ>

なんと、初回の定期試験で残り6年間の成績の序列が決まり、次に受験に向き合うときにはもう大学受験です。

まだ小学生の皆さんが大学について考えるのは、現実感がなく一人では難しいと思うので、保護者の方と一緒に将来について考える機会を作ってみると良いですね。






大学受験を考える上でお困りのことがあれば、是非 当教室にご相談ください。
私たちは「大学受験」を強みとする個別指導塾です。

大学入試問題を作成する、現役の予備校講師も在籍しております。
勉強に関するあらゆる質問や、進路相談、学習指導まで、「具体的で、やる事が明確化されるアドバイス」と定評があります。
大学入試対策で重要な「内申点」と取るために、学校の定期試験対策は徹底的に行なっております。
当教室で行っている対策内容は、教室ブログにたくさん掲載してますのでご覧ください。


HPに掲載されている内容だけでは、解消されない疑問点も多くあるかと思います。
一度ご来校いただき、直接お話できると大学受験対策として当教室が行っている あらゆる指導についてお分かりいただけると思います。

皆様のお問い合わせをお待ちしております。

(新高2・3年生の新規募集は、4月末で締め切りとさせていただきます)




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