みなさん、こんにちは!
城南コベッツ赤羽南教室です!
7月ももう半ばまで来ました。
期末試験を終えた生徒たちは、夏休みに入っていきます。
昨日、高校2年生の生徒たちが、試験最終日を終えたその日に塾に勉強しに来ました。まずは、この
「定期試験を終えた日に、塾に来る」というところを認めて大いに言葉をかけました。『塾のスケジュールとして予定が組まれているからちゃんと来る』ということが、当たり前にできるのは、責任感や行動力、自分以外の人のことを考えられる誠実さもあるということの裏返しなので、それはやっぱり当たり前のようでもすごいですね。
そういう人としての心とか、行動力とかがしっかりしてくると、自ずと成績も伸びてきます。
素晴らしいことです。
こうした会話を一通りした後、夏休みの勉強の話になりました。
私は頑張っている彼らに、素敵なアドバイスをプレゼントしました。
「この夏、物理を一週間で終わらせてみよう!!!」「この夏、世界史を一週間で終わらせてみよう!!!」これを聞いた3人の生徒たちは、ぎょっとしていました。(笑)
今にも「むりです、さすがに(汗)」という声が出てきそうでした。でも「むり」と「やだ」はウチでは禁句なので誰も拒否反応は示しません。
それどころか「またすげーこと言われちゃったよ(笑)」という感じで、へへへッとかワハハハッと笑っています。最近の彼らの様子を見ていると、だんだん精神的に成長してきたし、
勉強することが前提で勉強量の感覚も、良い意味で麻痺してきたな!という感じがします。
高2の今の時期にこうした勉強への感覚と、今の勉強の習慣がついているのは、ものすごいアドバンテージだと思います。間違いなく大学受験のスタートラインには周囲よりも先に立っており、勉強量に伴って、勉強のやり方も分かってきていると思うので、これは強い。
でも彼らがすごいのは、ここから。
本当に「一週間で終わらせられるものなのか?」というのを考え始めたのです。私が提示したのは、「アタマプラス 物理」「アタマプラス 世界史」をそれぞれ一週間で、全単元を合格しなさいというものです。彼らのそれぞれのアタマプラスの進捗を確認し、塾に来る日数で割り算します。すると「1日にいくつの単元を合格すればよいか」がわかります。その単元数を合格するには、1日あたり何時間勉強すれば良いのかというのを、各々計算して話し合ってました。
「うわー!俺、一日8単元なんだけど!6時間でいけるかな?!」とか色々聞こえてきますが、なんだか楽しそうでした。
そして
「10日ならやれるかもしれません!」と私に言いました。
素晴らしい!勉強するなら教室は開けるんで、大いに頑張れ!!
そう、この彼らの姿が理想。
できるかどうかわからないけど、やれるものだと思って、やろうとする。やろうと思うと、やらなきゃいけない量がなんとなくわかったり、自分と目標の距離を正確に測ることで、計画が立つ。計画ができれば、設定した目標を達成しようと自然と心も身体が動き出す。PDCAサイクルっていう言葉をわざわざ使わなくても、そういうやり方しか無いですもんね。
続きは次回に詳述しますが、
勉強って一気にやるほうが成績伸びやすいんですよね、初期の段階は。(言葉悪いですが)チンタラやってると全然知識が入っていかない。覚えたことが身につかないんですよね。(笑)
成績伸びない生徒ほど、勉強をゆっくりゆっくりやっている傾向があるのは、長年教え続けてきた中で確実にそうだと思ってます。考えるにしたって知識がないと、何も考えようがないので、一旦全部を覚えるんです。覚えるって言っても、人間だから1回で100%知識が自分のものになるわけじゃない。だからこまめに振り返りながら、演習をしているうちに、最初に覚えた知識がいつのまにか自分のものになっている。
勉強って、すご~くシンプルだと思うんですけどね~。(笑)
次回も是非ご覧ください!
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