城南コベッツ町田小川教室

　 65才以上の女性600人を対象に「人間関係・暮らしの面において65才になるまでにやっておけばよかったこと」をたずねるアンケートを実施した記事があるWebサイトに掲載されていました。設問の選択肢で最も後悔しているものを1つずつ選んでもらったところ、断トツの1位が「もっと、子供の気持ちに寄り添って子育てすればよかった」だそうです。以下、「趣味をつくる」「資格の取得」「家族旅行をする」と続きます。いったい何をきっかけにそう思ったのかとても気になります。

ヒトとＡＩが力を合わせた個別指導
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TEL ： 042-850-6551

　国のGIGAスクール構想に基づき町田市でもいよいよ小中学生全員へのタブレット端末の配布がスタートしました。そこで使われるデジタル教材が、自分のペースで解き進められる「マイドリル」、わからない問題を自分で解決する「おたすけ動画」、先生へ質問もできる「学びメモ」と機能も充実しているようでとても期待が持てます。今まで、学校授業－塾授業－塾宿題のサイクルで学校授業の理解度を高めてきましたが、どうしても学校の宿題「ワーク」が（量ばかり多く生徒のレベルに合わない問題が多いために）非効率になっていましたが、ここが変わることで学校⇔塾の連携ループを大きく進化させることができそうです。

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　中3生の数学は多項式の計算からスタートします。そこで、下記のような問題をやります。
問1　(ｘ＋４)(ｘ－９)を展開しなさい。

　この問題は本来は「乗法公式」を使って欲しいのですが、公式を覚えていない子は分配法則を使ってかっこを外します。「公式を使いなさい」と言っても、「公式が覚が覚えられない」「（公式を）覚えてもうまく使えない」「分配法則のほうが簡単」という理由からモチベーションがありません。
　そこで、次の「因数分解」の単元では公式を覚えないと解けないのでそこでしっかり覚えてもらおうと思っていたのですが、そこは生徒が１枚上手でした。なんと、因数分解の問題を解くのに解答の選択肢の式を全部展開して正解を見つけていました。（ここで因数分解を選択問題で解かせたことが間違えでした。）
　講師の立場では、ややもすると「公式を暗記してそれに数字をあてはめるテクニック」を押し付けがちですが、「正解を得るために自分でやり方を工夫する創造力」にも目を向けなければいけないと痛感しました。

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　NHKで4/14に放映された「能力伸ばす"オープン・シェア革命"」はとても興味深い内容でした。
　このなかで、野球選手が「140キロの球を投げられるようになる」ために必要な基礎体力（筋力や身体能力など）を20項目に分けて、目標設定・進捗管理していき各項目の基準を達成すると必ず140キロの球が投げられるという話がありました。
　このシナリオが今教室で使っているAI教材「atama+」にそっくりなので驚きました。
「2次方程式が解けるようになる」ために必要な（約分・通分、文字式の表し方など）46単元を瞬時に洗い出しそれぞれのの理解度を見える化し、目標設定・進捗管理をしていき各単元の理解度が基準を達成すると2次方程式が解けるようになるのです。

　情報化社会の中で人間の先生の経験則だけで指導していくのはもはや時代遅れです。統計学・AIによる徹底したデータ分析・科学的なアプローチで、生徒の今の実力と学ぶべき内容の見える化を図り、明確な目標設定とそれを達成する最適な道筋を示すことで生徒たちは頑張れるのです。

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　教室の前のつつじが咲き始めました。以前に比べると咲く時期がずいぶん早くなっているような気がします。



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