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新高校1年生になったら知っておこう!中学と高校との違い4つ
2023.05.13
新高校生になった皆さんは、高校を卒業したあとの進路について考えていますか?
「はっきりとした目標はないけれど、なんとなく大学にいきたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
大学入試は皆さんが経験した高校入試とは大きく異なります。大学に進学したいと考えているなら「中学校と高校との違い」を知っておきましょう。
本記事では高校生になったら意識したいポイントについて4つ紹介します。高校1年生の今から意識して勉強に取り組むことで、大学受験のときに困らなくてすみますよ!
1.大学受験|2人に1人は推薦入試を受ける
皆さんが大学を受験する2026年は、推薦入試を受ける生徒の割合は65%程になることが予想されています。推薦入試が大学入試のスタンダードということです。
「一般受験で一発勝負!入試の点数が合否を分ける」高校受験とは違うと知っておきましょう。推薦型の入試では高校1年生〜3年生の夏までの成績(評定平均/5段階)を選考に含むことが多く、4.5以上あれば選択肢が広がります。
つまり高校での定期テストで高い点数をとるなど、日常的な勉強が重要なのです。
「高校1年生の最初の定期テストから、大学入試が始まっている」という意識で学習に取り組みましょう。
2.科目数が増える
高校生になると、科目数が増えて驚く人もいるかも知れません。
中学校では中間テストで5教科、期末テストで9教科でした。
高校の定期テストでは1回で約10教科もあります(文系・理系によって異なる)。
テスト前の勉強だけで、すべての教科を完璧に暗記・理解するのは難しいでしょう。
定期テストで困らないために、次のような対策が必要です。
- 普段の勉強で「予習」「復習」を必ず行う
- 難しすぎる問題にこだわらない
- 確実にできる問題を増やす
たくさんの科目に対応するためには、普段の学習習慣と気持ちの切り替えが重要です。
3.学力が近い人が集まっている
公立中学校では、学校内にはさまざまな学力の人たちがいます。勉強にやる気がない人も一定数いるため「当たり前のことを当たり前にやる(宿題やテスト勉強など)」だけで良い成績がとれたかも知れません。
ところが高校ではそうはいきません。中学校で10番以内の点数をとっていた人も、高校には各学校の10番以内が集まっています。
そこで力を入れて欲しいのが、定期テストです。定期テストでは努力した分だけ、点数に現れます。定期テストの点数は成績に直結するため、3年後の推薦入試の際に有利になります。
4.高校2年生で「文系」「理系」にわかれる
高校に入っての大きな違いは、2年生から「文系」「理系」にわかれることです。中学校ではみんなが同じ科目を勉強し、同じテストを受けていましたよね。
文系、理系のどちらにするかは、高校1年生のうちから決めておきましょう。
普段の授業や定期テストで、どの科目に時間や力を注ぎ込めば良いかを決めやすいからです。理系にするなら、「生物」や「化学」などの科目に力を注ぐことができますよね。
他の勉強を疎かにして良いわけではありませんが、すべての科目を完璧にするのは難しいです。高校生の皆さんの時間は限られています。勉強のスケジュールを立てるときにも、優先順位をつけることが重要です。