2024.02.15
2024.02.12
文部科学省は小中学校の授業時間を5分短くし、各学校が時間の短縮分(年間で計85時間)を自由に使えるようにする方向で検討を始めています。
出典:文部科学省_令和3年6月28日_第124回教育課程部会_資料4_抜粋
現在は1コマあたり小学校45分、中学校50分で、文科省はこれを小学校・中学校とも5分短縮して小学校40分、中学校45分の授業時間に変更することなどを視野に入れています。
出典:読売新聞_2024年2月10日
横浜市立奈良小学校では「質の高い学び」と「持続可能な学校」の実現に向けた取組みとして、午前中に5コマの授業を組み、午後に20分間の「学習タイム」(児童が自由に学習できる時間)が増えています。
出典:みんなの教育技術
2024年度の千葉県内の私立中学入試では、国語や算数など「教科」で試験を行うのではなく、与えられた資料から情報を読み取り、問題解決策を発表する「探究型」の試験が出題されました。
参考:読売新聞_2024年2月3日
東京都渋谷区では、今年4月から区立の全小中学校で毎日午後の授業時間を課題分析や対応について考える「探究学習」に充てることなりました。
「探究学習」は、国語、社会、算数・数学、理科など各教科の授業時数を1割減らしてその分を総合的な学習の時間に上乗せすることで確保していきます。
また、長崎県は2025年度の公立高校入試で、一般選抜の5教科の試験に、日常生活や社会問題などと関連した探究的な問題を取り入れる方針です。
参考:NHK 首都圏NEWS WEB_2024年2月11日
こうした流れからも「考える力」や「調べる力」「伝える力」などを育む時間は非常に重要ですが、教員の働き方改革や学校の授業時間短縮などにより、学校教育だけではカバーしきれないのが現状です。
これからは、ますます「個」別指導の社会的役割が大きくなってきます。
当教室では、読み書きや計算といった基本的な学力(基礎学力)の定着に加え、資料やグラフなどから情報を読み取り、問題解決能力を養う取り組みも行っています。
生徒一人ひとり(「個」)の理解度に合わせて、生徒の総合的な能力向上を支援していきます。
現在は1コマあたり小学校45分、中学校50分で、文科省はこれを小学校・中学校とも5分短縮して小学校40分、中学校45分の授業時間に変更することなどを視野に入れています。

出典:読売新聞_2024年2月10日
横浜市立奈良小学校では「質の高い学び」と「持続可能な学校」の実現に向けた取組みとして、午前中に5コマの授業を組み、午後に20分間の「学習タイム」(児童が自由に学習できる時間)が増えています。

2024年度の千葉県内の私立中学入試では、国語や算数など「教科」で試験を行うのではなく、与えられた資料から情報を読み取り、問題解決策を発表する「探究型」の試験が出題されました。
参考:読売新聞_2024年2月3日
東京都渋谷区では、今年4月から区立の全小中学校で毎日午後の授業時間を課題分析や対応について考える「探究学習」に充てることなりました。
「探究学習」は、国語、社会、算数・数学、理科など各教科の授業時数を1割減らしてその分を総合的な学習の時間に上乗せすることで確保していきます。
また、長崎県は2025年度の公立高校入試で、一般選抜の5教科の試験に、日常生活や社会問題などと関連した探究的な問題を取り入れる方針です。
参考:NHK 首都圏NEWS WEB_2024年2月11日
こうした流れからも「考える力」や「調べる力」「伝える力」などを育む時間は非常に重要ですが、教員の働き方改革や学校の授業時間短縮などにより、学校教育だけではカバーしきれないのが現状です。
これからは、ますます「個」別指導の社会的役割が大きくなってきます。
当教室では、読み書きや計算といった基本的な学力(基礎学力)の定着に加え、資料やグラフなどから情報を読み取り、問題解決能力を養う取り組みも行っています。
生徒一人ひとり(「個」)の理解度に合わせて、生徒の総合的な能力向上を支援していきます。
2024.02.09
令和6年度の兵庫県内私立高等学校出願状況が発表されました。
高校からの募集はしない7校を除く44校の定員8,783人(前年度と同じ)に対し、出願者は31,469人(前年度より351人減)で、平均倍率は3.58倍(前年度より0.04ポイント減)でした。
出典:兵庫県私立中学高等学校連合会資料
高倍率だったのは、須磨学園(Ⅲ類理数)33.45倍、仁川学院(アカデミア)29.10倍、東洋大学付属姫路(S)25.99倍、神戸野田(特進S)25.94倍などでした。
試験は、2月10日(土)から生野学園を除いた43校で行われ、合格者発表は2月10(土)~13日(火)です。
高校からの募集はしない7校を除く44校の定員8,783人(前年度と同じ)に対し、出願者は31,469人(前年度より351人減)で、平均倍率は3.58倍(前年度より0.04ポイント減)でした。
高倍率だったのは、須磨学園(Ⅲ類理数)33.45倍、仁川学院(アカデミア)29.10倍、東洋大学付属姫路(S)25.99倍、神戸野田(特進S)25.94倍などでした。
試験は、2月10日(土)から生野学園を除いた43校で行われ、合格者発表は2月10(土)~13日(火)です。
2024.02.08
2024年度(令和6年度)兵庫県公立高等学校推薦入学等志願状況が公表されました。
2月6日(火)の正午で締め切られ、推薦入学実施校94校の確定志願者数は9,729人(前年度より193人増)で平均志願倍率は1.28倍となりました。
専門学科(60校125学科)の平均志願倍率は1.29倍でした。学校・学科別では、市尼崎双星高校(商業学科)2.55倍がもっとも高く、市立西宮高校(グローバル・サイエンス科)2.50倍、神戸高校(総合理学科)2.45倍、市立伊丹高校(商業科)2.45倍、御影高校(文理探究学科)2.38倍でした。
新設の学科では、御影高校の文理探究学科が2.38倍で最も高い倍率でした。兵庫県教育委員会資料より作成
今後、推薦入学・特色選抜・連携型入学者選抜・多部制I期は、適性検査・面接等が2月15日(木)に実施されます。(一部の学校では2月16日(金)も実施)
合格者発表は2月20日(火)です。
2024.02.05
「STEAM教育」が注目されています。
2000年以降に、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)の領域を横断的に学ぶ「STEM教育」が、アメリカを中心とした先進諸国で広まりました。
アメリカのオバマ元大統領が、2009年に「2019年までにアメリカの『STEM教育』を世界トップレベルへ引き上げる」という目標を掲げました。その後、この目標に関する演説をきっかけに全世界で広く注目されるようになったと言われています。
近年では、「STEM」にArt(芸術・リベラルアーツ)の頭文字と概念を加えて、理数系から歴史・芸術・デザイン・リベラルアーツ(生活・経済・法律・政治・倫理等を含めた広い範囲)の領域まで横断的に学んでいく「STEAM教育」が主流になり、アメリカの「STEM教育法」も2017年に「STEAM教育法」に改正されました。
日本では、文部科学省から発表された資料に、高等学校での理系・文系分けの改善や「STEAM教育」が推奨され、翌2019年6月に発表された経済産業省「未来の教室」ビジョンでは、小・中学校からの「STEAM教育」導入が提言されました。
出典:文部科学省_学習指導要領資料_抜粋
その流れを汲み、令和6年度より兵庫県立高等学校4校(篠山鳳鳴高校、明石高校、姫路飾西高校、豊岡高校)で「STEAM探求科」が普通科単位制で設置されます。
参考:未来の教室通信 Vol.14
「兵庫型STEAM教育」では、企業や大学等と連携しながら「STEAM」の5つの領域に加えて、英語にも重点をおき「知る(探究)」と「つくる(創造)」のサイクルを生み出す分野横断的な学びを展開します。
参考:兵庫型STEAM教育について ← 詳細はコチラから
文部科学省が作成した資料によると「算数・数学の勉強は楽しい」、「理科の勉強は楽しい」と答えた児童生徒の割合は上昇してきているが、小学生と中学生の差は引き続き大きいことが記載されています。
また、数学や理科を使うことが含まれる職業につきたい児童生徒の割合は引き続き低いことも記載されています。
出典:文部科学省_STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進について
AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日においては、これまでの文系・理系といった枠にとらわれず、新たな課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結びつけていく資質・能力の育成が求められています。
出典:日本経団連_Society 5.0
現在、学校で学んでいる学習内容は、将来、社会で活躍するために必要な土台となるものです。
夢と希望を持って、学習に取り組んでいきましょう!
2000年以降に、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)の領域を横断的に学ぶ「STEM教育」が、アメリカを中心とした先進諸国で広まりました。
アメリカのオバマ元大統領が、2009年に「2019年までにアメリカの『STEM教育』を世界トップレベルへ引き上げる」という目標を掲げました。その後、この目標に関する演説をきっかけに全世界で広く注目されるようになったと言われています。
近年では、「STEM」にArt(芸術・リベラルアーツ)の頭文字と概念を加えて、理数系から歴史・芸術・デザイン・リベラルアーツ(生活・経済・法律・政治・倫理等を含めた広い範囲)の領域まで横断的に学んでいく「STEAM教育」が主流になり、アメリカの「STEM教育法」も2017年に「STEAM教育法」に改正されました。
日本では、文部科学省から発表された資料に、高等学校での理系・文系分けの改善や「STEAM教育」が推奨され、翌2019年6月に発表された経済産業省「未来の教室」ビジョンでは、小・中学校からの「STEAM教育」導入が提言されました。

その流れを汲み、令和6年度より兵庫県立高等学校4校(篠山鳳鳴高校、明石高校、姫路飾西高校、豊岡高校)で「STEAM探求科」が普通科単位制で設置されます。
参考:未来の教室通信 Vol.14
「兵庫型STEAM教育」では、企業や大学等と連携しながら「STEAM」の5つの領域に加えて、英語にも重点をおき「知る(探究)」と「つくる(創造)」のサイクルを生み出す分野横断的な学びを展開します。
参考:兵庫型STEAM教育について ← 詳細はコチラから
文部科学省が作成した資料によると「算数・数学の勉強は楽しい」、「理科の勉強は楽しい」と答えた児童生徒の割合は上昇してきているが、小学生と中学生の差は引き続き大きいことが記載されています。


AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日においては、これまでの文系・理系といった枠にとらわれず、新たな課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結びつけていく資質・能力の育成が求められています。

現在、学校で学んでいる学習内容は、将来、社会で活躍するために必要な土台となるものです。
夢と希望を持って、学習に取り組んでいきましょう!