城南コベッツ東船橋教室は、
高校生指導が得意な個別指導塾です!
城南コベッツというブランドで単独展開を開始したのが、2004年です。ちょうど20年前です。
実際、「城南」は「城南予備校」が前身にあるのです。
1961年に総合予備校として「城南予備校」が神奈川県川崎に誕生しました。
予備校、つまり高校生の指導からの開始なのです。
後から「高校生指導」が加わったのではなく、
前身が高校生指導の予備校だったということです。
------------------------------------------------------------------------------------------------
さて、今日は大学受験の「推薦入試」と「総合型選抜」に再度スポットを当てていきましょう。
【総合型選抜と学校推薦型選抜への対策】
どちらの選抜方法でも、受験生の志望動機や活動実績、思考力・判断力・表現力などを、出願書類や面接、各種課題で評価します。特に、自身の経験から生まれた「明確な目標」を伝えられるかが最も重要です。
対策としては、「自分の将来のビジョン」を定め、そのビジョンに向けた「今からできる行動(学び)」をすることが必要でしょう。
そのため、すでに「将来こういうことをやりたい」「そのために継続的に活動をしてきた・実績を出してきた」という人は総合型選抜での受験に向いていると言えます。また、高校時代の学業成績や活動実績などが充実している受験生は、学校推薦型選抜での出願も検討してみましょう。
出願書類
出願書類の主なものとして、「志望理由書」「自己推薦書」「活動報告書」などが挙げられます。これらは、志望校やビジョンへの熱意と、独自性たる人間的魅力を理解してもらうツールです。そのため、まずは自分と大学に関する情報収集が必要です。
受験生の多くは、他の高校生とは異なる自分の強みや魅力を言うことができません。どんな些細なことでも構わないので、
自分の経験を事細かにノートへ記載するなどして、言語化する作業が必要となります。
しかし、そもそも自身の経験から得た学びや情報がなければ、将来のビジョンに説得力も生まれず、凡庸な書類になってしまいます。そこで、主体的な学習やフィールドワーク(実地学習)も欠かせません。
加えて、大学のカリキュラムをはじめ、建学の精神、教授個々の研究分野や論文内容までの情報収集が、大学への熱意を証明する助けとなります。他の大学との違いを理解し話せなければ、志望大学へ熱意があるとは見なされません。
第一志望校だけではなく、同じような学問を扱っている他の大学に関しても調べて、比較することで各大学の独自性を理解しましょう。
その手段としてオープンキャンパスや大学説明会を利用してもよいでしょう。参加する際は、事前に大学や学部・学科のHPは熟読し、最低10項目は質問内容を考えておきましょう。
小論文
小論文の試験では、限られた時間で作者・出題者の意図を読み取り、自分なりの主張を根拠とともに示す必要があります。
これは、論理的に他者と対話するコミュニケーション能力に通じる能力であり、その生徒の論理性や表現力が評価されます。
当然、ただ闇雲に過去問を解けば伸びるという能力ではありません。読解力・要約力は、しかるべき指導者から客観的な視点で添削指導を受けることで育むことができます。
しかし、それ以上に大切なことは、自身の「主張」を「客観的な根拠」に基づいて述べる力です。「客観的な根拠」を示せない受験生は、論理的に説得力を持つ主張を思い浮かべることができず、苦労することになります。しかし、読書やフィールドワークなどの情報収集により、現代社会に関する知識や教養を獲得すると、それが主張を裏付ける根拠となります。つまり、小論文だけ独立して対策するのではなく、他の対策と連動させて学習することが効果的なのです。
面接
面接は、「出願書類を受験生自身が作成した」ということを確認する作業であるとともに、対人で人間的魅力を直接アピールできる場です。
当日は、経験から培った人間力をよりよく表現しなければなりません。
行うべき対策としては、想定される問いに対する回答を考えておくこととともに、模擬面接で回答態度はもちろん、想定外の質問への反応も確認してもらうことです。
大人に指摘されると上手く説明できない人は、日常から高校の先生以外の大人と話す機会を持つなどの対策が必要です。大人と話す機会が無いという人も、フィールドワークを通じて、大人と話すにふさわしい話し方や考え方を鍛えることができます。
活動実績 / 資格取得
書類や面接で表面化する人間的魅力は、それまで行ってきた活動の中で培われます。
校内で行う活動としては、部活動や生徒会活動に加え、ボランティアや特別プログラム、留学などが挙げられます。これらの活動にただ参加するだけでなく、他者に説明できる役割や成果を意識すると、自分の成長や強みを発見できます。
校外で行う活動としては、将来のビジョンに関する学術分野のイベントや論文/エッセイコンテストへの参加、有識者や機関への取材などのフィールドワークが行えます。
最初は、社会経験の豊かな大人がサポートする必要があるかもしれませんが、最終的には生徒自身が主体的に行動することで、人間的に大きな成長が得られます。
加えて教育改革後の総合型選抜・学校推薦型選抜では、最低限の学力を証明する資格取得は必須と言っても過言ではありません。
特に難関大学を中心に、英語を基本とした外国語検定の取得スコア・級を出願要件としている大学が目立ちます。他にアピールできる能力(部活動における全国レベルでの実績や顕著な芸能活動等)があれば別ですが、基本的に「英語が苦手」は通用しないと考えておくと良いでしょう。出願書類提出までに、最低でも英検
『おはようございます、きょうは 大学入試についてです』
「総合型選抜」「学校推薦型選抜」と「一般選抜」
大学入試と言えば
「教科学力のみで勝負する一般選抜」が一般的なイメージでした。
しかし
今は、総合型選抜や学校推薦型入試が主流になりつつあります。
東京大学・京都大学をはじめとする国立最難関大学でも実施され、私立大学ではこの2方式を合わせた合格者数が全定員の過半数を超えている(下のグラフ)など、
高校生にとってとても重要な方式となっています。
特に志望校への現役合格を目指す受験生は、教科学力を評価する「一般選抜」と同様、合格の可能性を増やすために総合型選抜・学校推薦型選抜の受験も検討することが望ましいと言えます。
【総合型選抜】
以前は「AO入試」と呼ばれていた方式で、大学の入学管理局(Admissions Office)が掲げる「求める学生像・基準(アドミッション・ポリシー)」に合致した受験生を選抜します。「自己推薦入試」という名称で行われていた方式も総合型選抜にあたります。
受験生には、大学卒業後も見据えた目標である「将来のビジョン」と、そのビジョンに向けた「継続的な活動経験(≒活動実績)」が強く求められます。それらに加え、「個性」「(学部学科や仕事に対する)適性」「熱意」などを総合的に加味して合否を決定します。
時間をかけて受験生を評価するため、5月頃から「(出願ではない)エントリー」を受け付けて出願前面談を実施したり、オープンキャンパスへの参加を出願要件としたりする大学も少なくありません。
受験生は、評定平均値・資格・活動実績などの大学が指定する出願要件をクリアしていれば自由に応募可能。選考は書類・面接・小論文での試験を中心に、大学によって教科試験やプレゼンテーション、グループディスカッションなどが課されることもあります。
加えて、『調査書等の出願書類だけでなく、
(1)各大学が実施する評価方法等(例:小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等)、もしくは
(2)「大学入学共通テスト」の少なくともいずれか一つの活用』として「学力」の評価が必須化されていますので、募集要項は大学ごとにチェックする必要があります。
【学校推薦型選抜】
以前は「推薦入試」と呼ばれていた方式で、学校長の推薦を得て出願してきた受験生から選抜します。推薦を得るためには、大学側が設定した基準を満たしている必要があります。
また、高校側の「基準を満たしているこの生徒を推薦します」という信用に基づいて出願するため、原則的には「専願(合格したら必ずその大学に進学する)」となります。
大きく、大学が設定した成績基準(評定平均値)をクリアしている場合にのみ応募できる「公募制」と、大学から特定の高校に与えられた「指定校枠」に対して校内選抜を通過することが必要な「指定校」の2つに分かれます。
いずれにおいても出願要件で基本となるのは、高校1年~高校3年1学期(2期制の場合は前期)までの学業成績に基づく「評定平均値」。
全教科の評定平均を指定するところが多いですが、学部・学科によっては特定の教科の評定平均を求めることもあります。その他、「指定教科の履修」「外国語検定試験の級・スコア」「課外活動での実績」を指定するところもあります。
選考は書類・面接・小論文での試験を中心に、大学・学部によって個別試験やプレゼンテーションなどが課されることもあり、教科学力を問われることも少なくありません。
加えて、総合型選抜と同様に『調査書等の出願書類だけでなく、
(1)各大学が実施する評価方法等(例:小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等)、もしくは
(2)「大学入学共通テスト」の少なくともいずれか一つの活用』として「学力」の評価が必須化されるとともに、『推薦書において
(1)本人の学習歴や活動歴を踏まえた「学力の3要素」に関する評価を記載すること、及び
(2)大学が選抜でこれらを活用することのどちらも必須化』されており、総合型選抜よりも評価における学力の占める割合が高いと言えます。
【一般選抜】
基本的にはこれまでと同じく教科学力(知識・技能)を問う入試ですが、教育改革により、『筆記試験に加え、調査書や志願者本人が記載する資料等(例:その他、エッセイ、面接、ディベート、集団討論、プレゼンテーション、各種大会や顕彰等の記録、総合的な学習の時間などにおける生徒の探究的な学習の成果等に関する資料や面談など。)の積極的な活用に努める』とされています。
つまり、今までのように「学校の勉強を真面目にやって教科学力を高めていればOK」というわけにはいきません。
総合型選抜・学校推薦型選抜の受験生と同じく、「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を高めていかないと、ボーダーラインに立った際に評価を分ける結果となる場合があります。
【3つの力(学力の3要素)とは】
「グローバル化の拡大」「人工知能(AI)などの技術革新」「少子高齢化による労働人口の減少」など、世界は変化が激しい時代を迎えており、今後の社会を予測することは非常に困難になっています。そんな「予測不能な未来」に対応するべく、文部科学省は「予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てることが必要」として、社会で自立的に活動していくための「学力の3要素」を定義しました。
①知識・技能の確実な習得
②思考力・判断力・表現力
③主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
これらの3つの力を、高校教育で育成し、大学入試において多面的・総合的に評価、大学教育でさらに向上させるという教育改革が2020年に行われました。
これが高大接続という考えにつながっているのです。
この教育改革では、これまで「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を問わない性格のものと受け取られていた「AO入試(総合型選抜)」「推薦入試(学校推薦型選抜)」でも、
これらの3要素の「学力」を評価できるようにする一方、
「知識・技能」の確認に偏っていた「一般入試(一般選抜)」でも「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を評価できるような改善が行われることになりました。
令和6年、、、平成時代から令和に変わり、教育を取り巻いている環境は
様変わりしております。
特に大きな変化は、高校生たちの大学への進学方法の遷り変わりと言えます。
センター試験から大学入学共通テストに切り替わったということもあるでしょう。
そしてその難易度も想定以上だったこともあるでしょう。
高校生たちが早く大学進学先を決定していきたという流れもあるでしょう。
もしかしたら、
2020年初頭からの新型コロナの影響も間接的にあったかもしれせん。
いずれにしても、大学を目指す高校生たちの心理面の変化と、実際の行動変化が、大学受験そのものが本来持っている方針や目的と、若干乖離してベクトルが違った方向に動いているような気もします。
それは、私たちが日々携わっている高校生とか、その保護者様との会話の中からも知ることができ、今年始まったことではなく、やはり平成まで遡ってみると、徐々に徐々に、じわりじわりと変わってきたのです。
ではどんな風に変わったのか?
これはもう結論から言います。
高校生の多くは「推薦入試」や「総合型選抜入試」への興味が増大しています。
さらに結果としてもその方式を使った入学者が増加しています。
そこで、2024年「夏期推薦志望パック」をリーズナブルなお値段で提供させて頂きます。
対象は:高校3年生と高卒生です。オンライン講座で、とてもわかりやすいです!
上記は、
「夏期小論文ゼミ」と「夏期文章表現トレーニングゼミ」のセット受講ですが、分けることもできます。
【夏期小論文ゼミ(80分×5回】
【夏期文章表現トレーニングゼミ(80分×5回)】