2022.01.15
本日、明日と大学共通テスト本番を迎えました。
塚田駅前教室でも、高校3年生は前日まで自習・授業で演習に取り組んでまいりました。
過去問、赤本で演習を続けて積み上げてきた力を発揮してきてください!
さて、ここからは4月から新高校3年生となる、現在高校2年生、またはその次に進級する高校1年生の生徒さん向けに書いていきます。
大学共通テストは、2020年度入試までおよそ30年にわたり実施されてきた「大学入試センター試験(センター試験)」の後継にあたる試験です。
国公立大学の一般受験者は原則、共通テストを受験しなくてはなりません。
そして、多くの私立大学は「大学共通テスト利用方式」として、共通テストの成績を利用する方法を設定しています。
そのため、大学受験を考える受験生は「共通テスト対策」は必須のものとなります。
共通テストは、今までのセンター試験と同じように解答方法はマーク式ではありますが、問題の内容、出題形式は見直しをされています。
従来の、知識、解法の暗記だけでは太刀打ちできなくなっています。(そういった問題が減っている)
そういった問題が減った分、「思考力」「判断力」を問われる問題が増えました。
地図やグラフなど、資料を読み取っていくものが増加しています。
そのため、高校での学習にも資料・データを考察していく力を養っていくことが必要となります。
実は、高校生の通塾率は上がってきています。
全国的に見ても伸びていると言われ、多くは受験対策、そのほかに学校の内容補習としての通塾です。
第4回学習基本調査報告書・国内調査 高校生版
(ベネッセ教育総合研究所から)
この調査報告書は、偏差値別でも利用状況等が調査されています。
これを見ると、偏差値が高い学校に通う生徒ほど通塾率は高いことがわかります。
週あたりの通塾日数は「2日」が最も多いのはどこも変わらないようですが、それでも偏差値が高い学校の生徒ほど塾に通っています。
中学と比べ、高校の学習量は10倍と言われています。
学習量、内容の難しさなどから、受験対策はもちろん、補習目的での通塾も多いです。
新高校3年生は、共通テスト対策は夏までに、夏以降から一般受験対策の勢いが必要です!
また、2022年4月からは高校の教科書が改訂となります。
こちらは高校受験に向けて、現在、猛勉強中の中学3年生の生徒さん、またそれ以降の年の生徒さんたちに大きく関わる内容です。
2022年4月から教科書の改訂がされると、内容は当然レベルアップしていきます。
去年2021年4月に、中学の教科書改訂がありました。
そして、中学3年生は高校英語の内容が含まれるようになり、学習する英単語量は1~3年生全体でアップしました。
定期テストの出題傾向も変わり、こちらでも「思考力」「判断力」を問うものが増えてきていました。
これも、大学受験に向けての準備と考えています。
このように、中学と異なり学習の質・量が変わり、高校でも教科書が改訂される中、進学したあと
中学の時の感覚、中学の延長ぐらいと考えて学習に臨んでしまうと、定期テストでも大変になっていきます。
新高校3年生、2年生、1年生いずれの学年につきましても、
予習・定期テスト対策・受験勉強等、早め早めの対策が必要です。
大学受験対策、学校の補習対策は是非、城南コベッツ塚田駅前教室にお任せください!!
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