おはようございます、塚田駅前教室です。
今回は、
「国語って大事だよね!」というお話をしていこうと思います。
学校の定期テストや大学入試、高校入試の問題の傾向が変わってきていることは、どの教室でも、他塾でも言われていることなので、保護者の皆様もお聞きになっていることと思います。
問題の傾向としては、問題文の文章量の増加や、数学・理科・社会でも問題を解くキーとして
「会話文」が加わっていることです。
理科であれば、実験の内容を会話形式で数値や実験過程について書かれていたりします。
大学入試でも、共通テストにおいては数学の問題文が国語並みに量があったりと、内容を読み解いていく力を必要としています。
様々な技術が進化していくこれからの時代、IT系が特に大きく成長していくというのは想像に難くないでしょう。
学習指導要領が変わり、教科書が改訂になった背景には、「この先の時代を生きていくために必要なこと」を身につけさせる目的があります。
社会全体がいろいろな場面で同時に変化しています。
今の日本は、東京・大阪・名古屋この3つの都市の人口が増加傾向にあります。
特に東京圏は人口増加が一番です。
仕事を求めてだったり、勉学のために都市へ移住したりと理由は様々ですよね。
都市化が進んでいくことで、見知らぬ人との関わり合う機会も増えていくことでしょう。
また、SNSなどのソーシャルメディアは今や身近なもの。
画面越しでの人とのやり取りもリモートワークの普及も相まってさらに加速していきます。
そして少子高齢化。
異なる世代とのやり取りもさらに増えていくことでしょう。
外国語教育の発展も、
グローバル社会の発展、企業の海外進出、会社の海外移転やリモートワークの普及で海外との取引がしやすくなったことから、英語を話し、理解する力を持つ必要性があるためです。
そういった中で、
コミュニケーションは欠かせません。円滑なコミュニケーションや、誤解のない伝え方、受け取り方ができるように国語力を上げていくことが課題となっていきます。
しかし、国語力は自然に身に付くものではありません。
家族との会話や、友達との会話のほかに、読書によって「感性」や「情緒を理解する力」を身につけていくものです。
また、今の情報化社会では、流行語や新語、外来語、専門用語など様々な言葉を見聞きする状況です。
言葉遣いの変化もあり、やり取りにおける言葉の差にも影響してきています。
国語力は、人間関係の構築にも必要な力です。
全国学校図書館協議会という、学校の図書の選定などを行っている法人があります。
この法人と、毎日新聞が共同で行っている読書調査があるのですが、
これは、全国の小学生~高校生から都市規模別、学校の学科別に各学年1クラスを選出してその中から「5月 1ヶ月間に読んだ本の冊数」「5月 1ヶ月に読んだ雑誌の冊数」を調査するものです。
第66回(2021年)での調査では、
①5月1ヶ月間の平均読書冊数は、小学生は12.7冊、中学生は5.3冊、高校生は1.6冊
②不読者(5月 1ヶ月間に読んだ本が0冊の児童生徒)の割合
小学生は5.5%、中学生は10.1%、高校生は49.8%
「学校読書調査」の結果(公益社団法人 全国学校図書館協議会)学年を上がるごとに減少傾向にあるのがわかります。
もちろん、習い事や部活などで読書の時間が無くなっていることもあるでしょう。
ですが、学業において教科書や問題集、資料集、テストは問題文に書かれていることを「しっかりと読み取って理解する」「抽象的な表現を汲み取る」などの力が不可欠です。
これは
国語という教科だけでなく、そのほかの教科すべてに言えることです。だからこそ、
「基礎学力」としての国語力を上げていかなくてはなりません。
特に、小学生の段階で国語が苦手な場合、算数の文章問題はより難しく感じることでしょう。
国語力とは、「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」の4つの力。
言語という能力を「処理」「操作する力」です。
子どもたちは、これからまだまだ新しいことを吸収していく段階でもあります。
是非、早いうちから「基礎学力」として「国語力」を上げていきましょう!
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