2024.02.09
城南コベッツ 京成中山教室です。
2月も三分の一が終わろうとしていますね...
そして来月は春の足音聞こえる3月...
高校生も、3月になれば学年末試験があります。
そして学年末になれば、評定が出ることと思います。
小学校や中学校では通知表で一喜一憂していたけど...
高校ではあまり気にしなくなったな...
という生徒さんやご家庭も少なくないのではないでしょうか。
または部活動に一生懸命で、勉強は二の次...
その代わり3年生になって部活動が終われば勉強一本にするぞ!
とお考えのご家庭もあるかもしれません。
中学生の時は高校受験で必死に勉強したけれど、
合格して高校入ってからは部活やアルバイトなどに精を出して、
でも高校受験の時あれだけ勉強できたから大学受験もまあいけるだろう、
という謎の自信を持っていないでしょうか。
その考え!
今の大学入試を取り巻く状況から考えると...
とーっても危険です!!
むしろ、受験生ではない高校1,2年生こそ、
部活があってもその上で必死に勉強して評定を取っておくべきです。
なぜか?
「1年そこそこの短期間で寝る間も惜しんで必死に勉強し、一般入試で合格!」
という正に受験らしいパターンが難しくなってきているからです。
今の入試は推薦の割合が昔に比べて大きく増えています。
一般入試で複数の大学を受けることが当たり前となった今、
大学側からしてみれば、せっかく合格を出しても蹴られるということが起こり得ます。
一般受験の合格者数=入学者数には必ずしもならないわけです。
ならば、推薦で確実な合格者数を確保したいというのは大学側の望むところかと
推測できます。
一方、受験生側も短期間で苛烈な量の勉強を血の滲むような思いでこなすよりは、
1年生からコツコツ堅実に努力を重ねて、その成果も含めて評価してくれて
早期に決着してくれる推薦入試の方が負担も少なく望ましいことでしょう。
双方の需要が合致した結果、推薦受験者が増えているわけです。
もし推薦を狙うならば、一番気にしなければいけないのは評定です。
そして評定は高校3年生になってからどれだけ勉強しても1,2年生の分を
取り戻すことは出来ないです。
※大学受験に使われる評定平均は1年生の学年末、2年生の学年末、
3年生の1学期末の評定を基に出されます。
3年生は2学期の途中から推薦入試を行い2学期が終わる前の12月頃には
結果が出ていることが多いので、1学期のものを参照します。
そして何より評定平均なので、全ての教科を参照します。
例えば英語や国語は得意だけど理数は...とか、理数は出来るけど社会が...
といった教科ごとの得手不得手も全部ひっくるめて算定されてしまいます。
つまり、どれだけ得意科目で5を取っても、苦手科目で3を取ってしまえば、
平均計算で4になるといった具合です。
しかも得意科目で5を取ってしまえばあとは評定を上げるには否が応でも
苦手科目に向き合わなくてはなりません。
ですから、確実に行きたい大学が決まっている生徒さんは、
高校1年生の時から評定を意識して取り組みます。
そういった生徒が増え、推薦枠を占めれば、残りの少ない枠を
一般受験で争うしかありません。
「3年生になってから苦手と向き合う」なんて...
そんな悠長な話をしていて間に合うでしょうか?
そうではなく...
1,2年生の内から苦手も含めた全体の評定を上げていく学習が必要なのです。
非受験学年の高校1,2年生から評定を意識して勉強すべきなのはこういった理由からです。
そのためには例え部活が忙しくとも定期テストはしっかりと点数を確保して
おかなければなりません。
推薦という選択肢も考えられるか、はたまた一般「しか」残っていないか、
どういった結果を招くかは、1,2年生の時の取り組みに掛かっています。
高校の定期考査...
各学年の初陣は大体「5月中旬~下旬」です。
※学校によって違いあり。
より確実な大学合格に向けて、春休みの内から準備し、
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城南コベッツ 京成中山教室
☎ 047-711-4044
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