水戸駅南教室のメッセージ
★【国語】意外と侮れない!漢字・熟語!!
2024.10.01
今回も「国語」の勉強方法を特集します!
国語の力を左右する重要な要素に、自分で使いこなせる漢字や言葉の量、語彙力があります。
もちろん試験で出題されるということもありますが、語彙力が高まると良いことが多いです。
まず文章を書く時です。様々な表現を使って文章を読みやすくしたり、言い回しなどを豊かにできます。また人と話す時にも、こちらの伝えたいことを、相手にスムーズに分かってもらえるようになります。
今回はそんな語彙力のトレーニング方法を紹介していきます。
①ノートを用意する
まず、ノートを1冊用意してください。このノートがトレーニングのキモになります。
塾で先生をしていると、試験前に何を見直したら良いかわからない、という質問をいただくことがあります。国語についてはハッキリ言います。このノートです。ここで作成するノートを試験開始直前まで見直してください。
②メモを取っていく
前回紹介した文章を読む練習と並行して、文章を読みながら、読めない漢字・わからない言葉に印をつけ、ノートに書き写していきましょう。書き写せたら、読み方や意味を記載していきます。
例文をつけて用法もメモできると、なお良いです。
③暗記をしていく
漢字の書き取りや読みができないものについては、紙で隠しながら何度も練習しましょう。意味や用法のわからない言葉については、最終的には言葉だけ見て解説できるようになると最高です。
誰かと一緒に練習する際にはお互いに問題を出し合うのもいいでしょう。一人で練習するときも、声に出して練習するといいです。
④できた漢字・言葉に「〇」をつける
必ず最後に、きちんと覚えることができているか、確認テストをしてください。
ここできちんと正しい読み書きができていれば、メモした漢字の近くに「〇」を書き込みましょう。解説も同様です。きちんと意味や用法を説明できたら「〇」をつけてください。
練習をするのは、最初にメモを取ってから「3日後・3週間後・3か月後」と期間を空けながらやりましょう。あまり高頻度でやったり、間隔をあけすぎたりしても意味がありません。連続でやりすぎても、あまり効果を得られません。少しずつ間隔を伸ばして、定着を図っていきましょう。
⑤「〇」の少ない言葉に印をつける
入試などの重要なテストの前に、蛍光ペンなどの目立つ色で、「〇」の少ない言葉に印をつけてください。当日に「〇」の数を数えるのは、かなり時間がもったいないです。事前に見直す必要のある言葉を目立つようにしておきましょう。
ここまで漢字や言葉の暗記、語彙力の強化について触れてきました。言葉を暗記し使いこなせるようにするには、とにかく何度もその言葉に触れることです。
ぜひこの練習をして語彙力を高め、国語の力を伸ばしていってください!
国語は何もやらなくてもある程度点数が取れる、と考えている方もたくさんいます。普段から日本語を使っている以上、それは一部事実でしょう。
しかし、だからこそ、点数が下がってしまったときにそれを取り戻したり、他の人よりも高い点数を取りたいと思ったとき、得点アップが非常に難しい教科です。普段から少しずつ練習をしていきましょう。