城南コベッツ藤沢駅前教室

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2022.09.16

前回の記事の続きです。

計算ミスが多いお子さんが総じて見直しの時間が確保できていない事、
そして見直しの時間が足りずに困っている場合もある事をお話しました。

では、見直しの時間が足りない場合、どのように対応すべきなのでしょうか。
見直しの時間が足りない場合、「1つの問題に時間を使い過ぎている
場合が大半です。これは、計算のスピードが遅いといった場合もありますが、
「わからない問題で延々と考えてしまい、時間を浪費している」場合もあります。

計算のスピードが遅い場合は、演習をこなして少しでもスピードを上げる事が
求められます。解法を思い出すのに時間がかかる場合も同様です。

問題は、「わからない問題で時間を浪費している」場合です。
この場合は、「問題を考える時間を予め設定しておく」作戦が有効です。
例えば、1問に対して考える時間は「長くても2分まで」と決めておきます。
そして、時間が来たら、大人しく諦めます。試験は総合点での勝負です。
わからない問題で時間を浪費してしまい、落ち着いて計算すれば解けたはずの
問題で計算ミスをしてしまっては本末転倒です。
なので、必ず「時間を区切る」事を意識しておきましょう。

もう1つ、「見直しを始める時間」を決めておくのも有効です。
「残り10分は見直しの時間!」などと決めておき、
1問でも多く確実に得点する事を目指すようにすると、
実力が同じだったとしても、点数に差がつくようになります。

この考えは、受験でも有効です。
是非取り入れてみてください。

次回は、応用問題が解けない場合についてお話します。

2022.09.13

数学が苦手なお子さん、非常に多いですよね。
なぜ数学が苦手なのかを聞いていくと、
「わかっていても計算ミスで点数がとれな(くて嫌になった)」
「基本問題は解けても応用問題で解けなくなる」
といった声が、比較的多いような気がします。

そして、これらが無自覚的で「何となく数学が苦手(嫌い)」になっている
お子さんも非常に多いように見受けられます。

では、これらの苦手の原因は、どのように解消すべきなのでしょうか?

まず、計算ミスについてですが、
多くは「テスト時間内の見直しをしない(できない)」事に由来します。

テスト時間に余裕があり、見直しをしていないだけであれば、
検算をしっかりと行い、計算ミスを防ぐだけで飛躍的に点数があがります。
何度やっても計算ミスが改まらない場合は、計算の練度が低いので、
計算が中心の問題集で特訓させるべきでしょう。

問題は、見直しの時間がとれない場合です。
そもそも問題を解き切るのが精いっぱい、何なら問題をすべて解く前に
試験時間が終わってしまう...そういったケースも多いと思います。

では、こちらについてはどう対応すべきなのでしょうか。
次回に続きます。

2022.09.09

最近人気が出ている「心理学」を学べる学部。
こちらも「数学」の理解が不可欠な学部です。

主に使うものは、
・統計、確率
です。

心理学は一見、数学と無縁なように感じそうですが、
実際は実験やテストを通じて統計的に検証する学問なので、
統計学を中心に数学を多用する学問となります。

特に、統計学においては高等数学レベルの内容は理解できていないと、
大学に入ってから苦労する可能性があります。

もちろんこれも大学に入ってからフォローが通常ありますが、
文系志望だからといって数学を疎かにしないよう、気をつけましょう。

2022.09.06

よく、経済学部は「文系の理系学部」と言われますよね。
実際に、早稲田大学政治経済学部では数学が必須となっていますし、
慶應義塾大学でも数学を必要とするA方式は、数学を必要としないB方式の
定員の2倍となっています。(入学後のカリキュラムも異なります)

先日にも、大学教員側の嘆きとして、「数学嫌いが多すぎて、指導に困る」
といった投稿が議論を巻き起こしてもいました。
では、経済学部において数学はどの程度理解しておくべきなのでしょうか?

必要となる数学の知識は学ぶ学問によっても変わってくるのですが、
主に使うものは、
・微分、積分
・統計、数列
・確率
・ベクトル、行列
といったものです。

このうち、行列以外は数ⅡBまでに学習するものなので、
学校の授業レベルはしっかりと理解をしておきたいですね。
(現高1からはベクトルは数Cで学びます)

大学でも数学についてはフォローが入る場合が殆どですので、
「やらなければ受けてはいけない」というものではないでしょう。
ただし、学校の授業内容レベルは理解しておいた方が、
大学で1から勉強し直すよりは遥かに楽になります。

文系に進む人も、数学について疎かにしないよう、気をつけておきましょう。

2022.09.05

りんご塾からのお知らせです。
りんご塾の田邊代表によるオンラインライブコースを、
9/18(日)より開講する運びとなりました。

次年度の算数オリンピックキッズBEE部門でのメダル獲得を目指す、月1回の講座となります。

対象:小1・小2生(11/1以降は新小1も対象となります)

詳しいカリキュラム、授業料などは以下を参照してください。

お問い合わせ・お申込みは校舎までお気軽にご連絡ください。

田邊代表オンラインライブコース.pdf