城南コベッツ日吉教室

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2024.03.30

つい最近、気づいた、というより再認識したことがあります。

日吉教室のブログ担当私、目がとても悪いので普段はコンタクトで生活しているのですが、最近はあまりにも花粉の影響がひどく、コンタクトを入れられず眼鏡で過ごしています。

花粉で眼鏡とマスクをしていると、外にいるときに眼鏡が曇って曇ってしゃあない!!
特に帰宅時の日没後は曇らない訳ないんですよね...。
本当に大変!

ですがこの前ちょっとだけ、メガネが曇ったおかげで面白いことを知れたので、皆様に共有したいと思います。

先日、天気はあいにくの雨なのになぜか大きめの買い物をして、折り畳み傘しか持っていなかった私なのですが、右手に買ったもの、左手に傘とカバンを持ち、メガネを取ることもマスクを取ることもままならない状態で、霧がかかった視界で歩行者専用通路を歩いていたんですね。
(本当に危ないからいい子も悪い子も誰もマネしないでください。本当に!!!)

ふと、視界の中にいくつもの虹のようなもののわっかがあることに気づきました。
それらは全部、街灯の光の回りにあったのです。少しだけ幻想的な景色に見とれていました。(足元見えてないので、何回か水たまりに足突っ込んで現実にすぐ引き戻されましたが)

少し話は変わりますが、三原色、というワードを皆様聞いたことがあるでしょうか?有名なのは、「色の三原色」ですね。黄色は色の三原色と呼ばれ、色の組み合わせで作ることが出来ない色、もっと簡単に言うと、この三色を混ぜることで他の色を作っている基本の色になります。この三色をきれいに混ぜると何色が出来上がるかというと「」ですね。

光にも三原色があるのはご存じでしょうか?
光も基本の3色があり、それらを混ぜることで、様々な色を表現しています。
現代のテレビでは36億色の表現が出来ると言われていますが、それらもすべてこの三原色を混ぜて作っているものなのです。(こう聞くと、アンミカさんの「白って200色あんねん」もあながち嘘ではない気がしますね)
ではその光の三原色は何と何と何でしょうか?

はい、正解は「」の三色です。
私が見た街灯の回りの虹のような輪は、赤、緑(果てしなく黄色に近かったけれど)、青で構成された光の三原色だったのです。

街灯って、結構いろんな色ありますよね。白や黄色、オレンジっぽい物や赤っぽい物などなど...やはり街灯の色によって、まとっているオーラのような光の三原色の輪の色バランスが異なっているんですよね。白い街灯はバランスが良くきれいな輪、オレンジっぽい街灯は赤が強く、青が小さい。

そして何よりも面白かったのは、信号の光周辺の輪は、赤信号は赤のみ青信号は青のみ(でも多分あれは緑)黄色は赤と緑の輪で出来ていたのです。
眼鏡が曇って萎える日々だったのですが、これって眼鏡の特権!?

光の三原色を見る方法はほかにも、テレビの画面に虫メガネを近づけてよくよく見てみると、小さな三色の粒の集合体であることが分かります。(集合体恐怖症の方は要注意)

眼鏡を曇らせてみる場合は、立ち止まって、人や車の交通の邪魔にならない安全な場所で行ってくださいね!!!!
虫眼鏡で光は見ないでくださいね!!!!!


普段肉眼じゃ見られない不思議な景色。ですがそれは私たちの生活では当たり前に使われているものであったりします。

好奇心は勉強の入り口です。たくさんのことに疑問を抱き、調べてみてください。

1人では難しいことや、知識が足りないときは、ぜひ先生たちに尋ねてみてください。

様々な視点から意見や考えを聞くことが出来るかもしれません!

2024.03.21

もうすぐ春休み突入~~~~~!
皆様いかがお過ごしでしょうか?

城南コベッツ日吉教室では今週の土曜日より春期講習が始まります。

教室の予定を見ると、個別指導の予定がびっしりで、春休みと言えどみんな頑張っててえらいなぁ...と感激します。
遊ぶことも大事。別に遊ぶな!なんて言いません。
遊ぶに行く予定も息抜きも大事。

ですが遊ぶ予定があるのなら、勉強の予定だって、あっていいですよね

何事もバランスよく!で行きましょう。

春の遊びといえば何があるかな...と考えた結果、遊びは出てこなかったけれど、春といえば桜だよな。と思いました。
桜は日本の国花。日本を代表する花ですね。


国花は桜以外にももう一つありますが...何かご存じですか?正解は菊ですね。菊もそうですが、桜は特に「日本のもの」感が強いような気がします。

桜の季節になると、人々はせわしなく動かしていた足を止め、うつむいていた顔を上げて桜を見る人が多いような印象を受けます。
かくいう私も桜は大好きで、毎年地元のちょっとだけ(地元で)有名な桜並木まで写真を撮りに行ったりします。


何故桜はこんなにも、人々の心を魅了するのでしょうか?


様々な理由があるかとは思いますが、一番特徴的なのは「満開時に葉が見えず、花一色であること」が挙げられるかと思います。

よく「葉桜」という言葉を聞いたことがないでしょうか?
桜が咲いた後の、葉が一面に咲くような状態のことを言いますね。

本来、植物は基本的に葉を伸ばしてから花を咲かせ、実や種を実らせます。
その他の植物が花よりも先に葉を咲かせるのは、光合成によりエネルギーをためるためと言われています。

光合成で花を咲かせるためのエネルギーを貯蓄し、花を咲かせます。そのエネルギーは何に使うかというと、受粉のために必要な昆虫や鳥類をおびき寄せるための香りや鮮やかさなどの美しさを得るため、受粉し果実を身につけ、子孫を残していくためなのです。

ですが、桜は最初に花が咲きます。咲き誇ります。

本来であれば、成長に使う莫大なエネルギーを花が咲く前に一度貯め、花が咲いてからも併用でエネルギーを生成しますが、桜は花を咲かせるというエネルギーをとても使うことを最初に行います。
何故か、と言われると明確な理由はわかっていないのだそうですが、一番に考えられるのは、桜の受粉媒体ではないかと言われています。

葉をつける植物の多くは、花粉を運ぶ媒体は虫が多く、虫が蜜を摂取している間に鳥や動物などの天敵に狙われないように、葉で隠すことが可能です。
ですが、桜の花粉を運ぶ媒体のメインは風になります。風で花粉を運ぶ際に、葉というものは邪魔になります。
葉に花粉が付着してしまったり、風を妨げてしまったりと受粉に大きな影響が出るため、葉がない状態での満開なのではないか、ということです。


また、専門家の中で桜の開花と受粉後のエネルギーが別の場所で生成されているのだという意見もあるようです。(文系の私にはちょっと難しくてよくわかんないんですケド...
そういった植物の生態は生息する地域や、季節、土壌の特長によって異なるようです。(有名なのはヒガンバナが挙げられます)


植物の仕組みや生態は中学一年生で学ぶことで、忘れやすい単元でもあります。


暗記科目であるからこそ、雑学などでとっかかりをつくり、忘れにくく思い出しやすい知識にしていきましょう。

2024.03.16

みなさんこんにちは。もう少しで新学期。その前に春休みか。
卒業式を控えた生徒さんも、もう迎えた生徒さんもいることでしょう。

ご卒業おめでとうございます

人間は成長していくと、所属の名前が変わりますね。保育園や幼稚園から始まり、小学生、中学、高校...とその続きもありますが。もちろんこの呼び名や組織形態は日本特有のもので、ない国もありますが。

ですが、この成長によって所属が変わる、というのは人間特有なのかもしれません。
生物の中には、様々な「特有」がありますが、成長していくと名前が変わる生物がいることはご存じでしょうか?
いや、まぁ、タイトルを見ていただければ「ソレ」が魚であることはわかると思うのですが、そうです、魚です。

魚の世界では成長して名前が変わることを出世というのか...いやいや、そうではなく。

出世魚の名前の由来は、江戸時代より前にさかのぼります。※諸説あり

今でこそ、出世というのは役職の名前が変わるだけで、自分の名前が変わることはありませんが、江戸時代までは元服(成人すること)や、出世した際に登録のために名前を変える、ということがありました。(聖徳太子も元の名前は厩戸皇子でしたしね)

実際名字が出来て、その人の固有のお名前が出来ることで定着したのは明治に入ってからです。

そのことから、名前が変わる魚を出世魚と呼ぶようになったそうです。

何故名前が変わるか、なのですが、出世魚と呼ばれる魚たちは成長した際の身体の増幅が半端じゃないからです。生まれてから1年目の魚と2年目の魚を見比べると大きさが一回り程違い、別の魚なのではないかと思ってしまうほど。
そのため、成長過程で名前を変え、識別可能な状態にしたのです。

ただし、図鑑に登録されるような標準和名は成長しきった状態での名前で呼ばれることがほとんどで、成長過程の名前は地域により変化することもあります。

出世魚の中で有名なのはブリやスズキが挙げられますが...さて、ここで皆さんに質問です。

よく寿司屋のメニューにあるとある魚は成長すると「ブリ」になります。
さてそのネタとは何でしょう?

正解は「ハマチ」でした。

ブリの出世段階(という言い方で合っているかわかりませんが)は以下の通り。
関東:ワカシイナダワラサブリ
関西:ツバスハマチメジロブリ


つまり、日吉教室の講師はハマチで、教室長はブリってことですね(?)

え...ちょっと待って?「ハマチ」って関西の呼び方!?
ですが、関東のすし屋でも「ハマチ」呼びですよね...。


実は、ハマチの養殖産業は香川県が発祥となっています。
そして、養殖率も九州や四国が圧倒的な高さを誇っています。

つまり、全国のすし屋に流通するのは九州や四国で養殖された「ハマチ」と呼ばれる魚なのです。

ちなみにブリではなくハマチが主流なのは、ハマチをネタ用とし、カット加工してから流通させているため、ブリだと大きすぎて扱いにくいそうです。

個別授業を受講中の生徒さんの中にも社会を受講中の生徒さんがいらっしゃいますが、「地理の生産量とか特産品とかを覚えるのが苦手...!」という生徒様は一定数いらっしゃいます。
ですが、こういった豆知識と一緒なら何となく覚えやすい気もしますよね!



ぜひ、一緒にいろいろなことを調べ知識としながら楽しく勉強していきましょう!!

2024.03.07

花粉の...季節が...やって...来ましたね...。
こんにちは。絶賛花粉症に悩まされている、私です。

日吉教室でも花粉症に悩まされている講師や生徒様は多く、ティッシュの消費量はとてつもないことになっています。個別授業中にもくしゃみが止まらなくなっている子もちらほら...。頑張ってくれ、空気清浄機くん。

そもそものお話ですが、花粉症とはアレルギーの一種です。人間の身体はウィルスなどの病原菌が体内に入ると「抗体」が病原菌を体外に出そうとせきや発熱などの風邪の症状を引き起こします。
そうして「これは外に追い出さなきゃいけないもの」と体が覚えるようです。アレルギーと呼ばれるものは「本来であれば人体の害ではないもの」を「害」だと思い込んでしまい、くしゃみや涙などで体外に排出しようという作用が働くものを指すそうです。
よく例えられるのは、人それぞれ容量の違うコップを持っていて、そのコップの中に入る分からあふれてしまって反応している、とか。私は親からこう学びました。

杉が花粉を飛ばすの樹齢30~60年頃の木たちだそうです。ですが、本来であればこれくらいの樹齢の木は伐採され、様々なものに加工されるそうです。
つまり、本来であれば伐採される樹木が、伐採されていないことで花粉量が増加しているそうなのです。

ここで質問。現在から30~60年前って日本はどういうタイミングでしょうか!!!

はい正解。戦時~戦後になります。

スギやヒノキは成長スピードが速く、様々な加工品の資材ともなるため、戦時中や戦後の物資が枯渇していた日本では、木の需要がとても高く、いたるところにスギやヒノキが植えられていきました。
そしてたくさん植えられたスギやヒノキ。戦後よりプラスチックや貴金属の流通が始まり、木材の需要が減っていってしまいました。そのため、戦時中に植えられた木材は減ることなく、花粉を飛ばす年齢にまで成長してしまったわけです。

「せなら伐採すればええやん」と思う方もいるでしょうが、そう簡単にいかないわけです。
その理由は大きく3つ。

1つは木材需要の低さと、木材加工職人の減少。
いくら木を伐採し、いろんなものにできるで!という状態にしたとしても、加工する人がいなければ、場所をとるだけ。生きていない木材の管理は生きている木材の管理より大変で、腐ってしまえば治すことも、加工に使うこともできない「無駄なもの」になってしまいます。

2つ目は、伐採するのにもお金がかかること。
ただ森に入り、木を切ればいいのではなく、切る道具の準備や切った後の搬送など、かかる費用は様々です。木の大きさや依頼する業者などにより金額の相場は様々ですが、ざっと調べたところ、1本8,000~というのが相場のような印象を受けました。
ここからは3つ目の理由とかかわる部分もありますが、日本は山岳国であるがゆえに山がとても多い国です。その山にはほとんどといってもいいほど森があります。日本国土の約七割が森であるほど、森が多い国でもあります。

ちなみに、木のうち、約45%は杉の木、約25%がヒノキの木です。日本でスギ花粉もしくはヒノキ花粉症が多いのにも納得です。
これほどの杉の木を伐採するのにかかる金額は一体いくらか想像もつきません。
どこからお金が出るのかも、考えたくないですね。


そして最後3つ目の理由は、先ほど挙げたように日本は山岳国です。そうして、日本には四季があり、雨の量は決して少なくありません。
山に植えられている木の数々は、洪水や土砂崩れなどを防いでくれています。
そのため、無計画に木を伐採することが出来ないと言われています。


これらの課題は簡単に解決できるものではなく、かといって放置しておいていい物でもありません。
地学や歴史...様々な観点から学ぶことで、社会問題を深く知り、解決の糸口を見つけることが出来るかもしれません。
将来の日本を支える皆さんだからこそ、たくさんの知識を身につけ、今後の日本をより良いものにしてほしいと考えています。

学習のお悩みがあれば、ぜひ一度教室までご相談にいらしてください。
スタッフ一同お待ちしております。

2024.03.02

城南コベッツ日吉教室ではしつこいほどに生徒様とお話していることがあります。それはタイトル通り「しようぜ、読書」ってこと。

何故読書をこんなに進めるのかって、それは国語のお話に繋がっていきます。

さて話は急に変わりますが、みなさま「国語の勉強の仕方」ってわかりますか?


どこかのブログでお話したかもしれませんが、日吉教室ブログ担当の私、担当を考えればわかる通り、ドがつくほどの文系なんですね。国語大好き!!!言語大好き!!!!

そんな私ですがこの仕事に就くまで、国語の勉強方法って考えたことないな...ということに気づきまして。
自身の幼少期を振り返ったところ、小~高にかけての私は本とお友達だったんですよね。誕生日やクリスマス、なにかのお祝いでもらうものは本か図書カードみたいな。
登下校中も本を読みながら歩いていて、親に見つかって死ぬほど怒られるみたいな!
(ながら歩きダメ絶対。良い子も悪い子もマネしないでね)

おかげで私国語や現代文だけは、得意科目でした。文章を読んで理解すること、言葉に込められた感情や、例えを読み取る事、情景描写から想像し、汲み取ることすべての技能が磨かれていたこと。そして長文に対する抵抗がないこと。これらすべてが「読書」によって培われていたのです。

そしてこの技能って、勉強だけではなくて対人関係やコミュニケーション能力としても発揮できるんですよ。

つまり「読書」すなわち、「好きな本を読む」ことで国語や現代文の問題を解く技能がつき、自分自身のコミュニケーション能力がレベルアップ、ということなんですね。

え、お得じゃないですか...一石二鳥どころではなく、一石三鳥狙えますよ...?

とはいえ、「文章を読むのが苦手で...」っていう生徒さんいらっしゃると思うんですね。

ですが定期テストも、入試もめちゃくちゃ文章ですよね...。
何なら、先月めちゃくちゃ繰り返した「神奈川県の公立高校入試は文字数多すぎ問題」という壁が立ちはだかるわけです。
いくら数学や理科、社会(英語はちょっと置いておいて)が得意でも、文章読めない...だと解く前のそもそもの「問題文」が敵になってしまうわけですね。

となると、ある程度文章を読む訓練はしたほうが良い...ですよね...。

じゃあ何から始めましょうか、というお話ですが...中高生であれば「本」というものがハードル高いのであれば、ネットニュースでも構わないと思います。
一日一件は必ず読んで「どんなニュースで、どんな登場人物がいて、どういう経緯で、どうなったのか」を理解する。
少しずつ慣れてきたら、1件から3件、5件と増やして、短編集に進み...と段階的に読めるようになればいいと思います。
小学生の生徒さんは「漫画やアニメの小説版」をせっかくであれば興味があると思いますので、1日のページ数を決め、読んでもらう。
そして読んだ内容や前回との物語の変化を教えてもらう、そのような方法で全然変わると思います。

「どんな本を読んだらいいの?」や「おすすめの本を教えて!」はぜひ、城南コベッツ日吉教室までお越しください。

講師おススメの本が講師自身の言葉で力説されていますので、ぜひご覧ください。
もしこのブログを読んで、「へぇ」と思ったら、文章読めてますよ
自信をもって、トライしてみてください!