城南コベッツ戸田駅前教室

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2023.11.20

こんにちは、こんばんは、おはようございます

戸田駅前教室です

漢検準1級

※先日ついに合格証書が手元に届きました!

こういったものがあるとテンションが上がって、さらに頑張ろうって思えますよね!(20231201追記)




前回は検定全般に対して、受験する意味などを説明していきました

まだ見てないって人や、それぞれどんなことに使えるの?

と疑問をお持ちの方は是非こちらもご覧ください!
【中高生必見】検定って受けるべき?

そして今回は漢検について具体的に

・何級を受けるべきか

・漢検の出題範囲

・対策の仕方

の3点について解説していきます!



何級を受けるべきか

もちろん学年によって変わりますが、おおよその目安は以下のようになります。

・中学1年生 ⇒ 4級

4級だといわゆる「中学在学レベル」となります。

受ける時期にもよりますが、知っている漢字と知らない漢字が半々くらいであることが多いですから、対策をすれば十分合格できます

・中学2年生 ⇒ 3級

こちらは「中学卒業レベル」となります。

おいおい2年で卒業かよ、と言いたくなりますが、高校入試の加点対象が3級からであることが多く、学校選択問題を採用している高校だと準2級や2級を求められることも珍しくありません。

そのことを考えると2年時点で3級は取得していきたいところです。

先ほど同様、知らない漢字ばかりということはなく、ある程度勉強すれば十分合格可能なレベルです


・中学3年生 ⇒ 準2級(or2級)

こちらは高校受験で必要とされる場合です。

難易度は3級と比較してかなり上がるので、3級を余裕をもって合格できた方は目指すと良いでしょう。


・高校生   ⇒ 2級

正直高校生は皆、受験するかはさておき2級相当の読み書きの力・語彙力を身に着けてほしいです。

高校の現代文や受験で出てくる文章には、難しい熟語や漢字が多く登場するわけです。

その際にそれらの漢字を読めるかどうか、意味が分かるかどうかでぐっと読みやすさが変わってきます。

漢検そのものが受験の加点や試験の点数に直結することは少ないですが、漢検で身に着けた語彙力や漢字力が、読解の助けになることは間違いありません。


上に挙げたものはあくまで目安なので、自分の目標やレベルに合わせて級を上下させるとよいでしょう。


漢検の出題範囲

目標の級を決めた!よし勉強するぞ!としようとした方、ちょっと待ってください。

それでは何タイプを使ってくるか分からないのにジムリーダーに挑むようなものです。

まずは相手(試験)がどのような内容なのかしっかり確認していきましょう。

漢検の問題は以下のように構成されています。

4級(約1300字)・3級(約1600字)

大問1  漢字の読み   30点
大問2  同音異義語   30点
大問3  共通の漢字   10点
大問4  熟語の構成   20点
大問5  部首      10点
大問6  対義語・類義語 20点
大問7  送り仮名    10点
大問8  四字熟語    20点
大問9  誤字訂正    10点
大問10 漢字の書き取り 40点

準2級(約1900字)・2級(常用漢字すべて)

大問1 漢字の読み取り 30点
大問2 部首      10点
大問3 熟語の構成   20点
大問4 四字熟語    30点
大問5 対義語・類義語 20点
大問6 同音異義語   20点
大問7 誤字訂正    10点
大問8 送り仮名    10点
大問9 漢字の書き取り 50点

より詳しい出題形式や実際の問題を見たい方は、漢検公式サイトから過去問が見れますので是非見てみてください!

対策の仕方

これは現在のあなたの到達度によって変わります!

まずは一度、公式サイトの過去問を印刷してチャレンジしてみましょう!

そして合格ラインの半分に達しているかいないかで勉強法が変わります。

ちなみに準2級まではおよそ140点/200点、2級からはおよそ160点/200点

とされていますから、70点(or80点)を取れているかどうかでやり方を変えていきましょう!

①合格ラインの半分に達していない場合

残念ながら出題範囲の漢字の多くを知らない可能性が高いです。

その為まずは範囲内の漢字を「見たことがある」状態にする必要があります。

そこでおすすめの勉強の仕方としては、"書き取り・読み取り" の大問を "頻度順" で勉強することです。

そうすることで、見たことのある漢字が多くなり、その他の分野も定着しやすくなります。

やはり「知っている漢字が増えた」という実感を早く得た方がモチベーションも維持しやすいです。

出題される漢字もある程度偏りがあるので、その中でも頻出のものを確実に押さえる、ということが最も重要です!

②合格ラインの半分に届く場合

どの分野も程度の差こそあれ解ける問題がチラホラ出てきている頃だと思います。

この場合は、優先度の高い分野を集中して取り組んでいきましょう。

優先度が高い分野というのは大きく分けて二つあり、

・配点が高い大問(上の出題範囲で赤字で示してあります)

・得点率が6割を切っている大問

です。

配点の高い書き取りや四字熟語で8.9割の得点が出来れば、多少他で失敗してもカバーできます。

とはいえカバーするにも限界はありますから、6割を下回る正答率の分野は最優先で勉強していきましょう

もちろん①の時と同様に頻度順に潰していくことが肝要です。




最後に漢検の勉強の際に私が実践していることをお伝えしてこの記事を締めたいと思います!

①書いて覚える

スーパー当たり前ですが、漢字は読めるだけでなく書けないといけません。

見ただけで細かい部分まで覚えられる超人はともかく、多くの人は難しいでしょうからしっかり書き取りを行いましょう。

回数は決めなくて大丈夫です!

意識することは「何も見なくても書ける」ということです。

②漢字・熟語の意味を調べる

「拙速」(2級)「義憤」(準2級)「既製」(3級)

これらの漢字を見たときに、読むだけでなく意味まで答えられますか?

答えられない場合は意味までしっかりと調べる癖をつけていきましょう。

意味を調べることで、記憶として定着しやすいだけでなく、知らない熟語に出くわした時でも意味を類推することが出来るようになります。

あとは単純に現代文など他の問題に出てきたときに、内容がスッと頭に入りやすいです。




いかがだったでしょうか??

僕が実践している漢字の覚え方に関してはまだまだコツがたくさんありますが、それはまた別の記事で紹介していきたいと思います!

まずは「しっかり書いてちゃんと調べる」 

これを徹底して、自分の中に着実に漢字をのストックを増やしていきましょう!



私も1級の取得を目指して今後も精進していくので、ここまで読んでくれた皆さんもぜひ漢検にチャレンジしてみてください!

2023.11.17

皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。

戸田駅前教室です。

最近保護者のみなさんや生徒さんと話していると、

「先生、検定って必要なんですか?」「何検定を取ったらいいですか?」

といった声を耳にする機会が多くあります。

そこで今回はズバリ、

検定を受けることのメリット

そして

受験するならどれにすべきか?

ということについて解説していきます!!


ちなみに私は先日10/22に受験した
漢検準1級で何とか合格することが出来ました...!

この歳になっても「合格」の2文字はうれしいものです




検定を受けるメリット

さっそく検定を受けることで得られるメリットについて話していきますが、

それは大きく次の3つに分けられます!


  ①現在の自分のレベルが分かる

  ②勉強のモチベーションが上がる

  ③入試において優遇措置がある




①現在の自分のレベルが分かる


漢検であれば、漢字や語彙に関してどれだけ知識を蓄えているか

英検であれば、学校の文法に加えてスピーキングなども身についているか

数検であれば、ここ1年間の内容すべてが満遍なく身についているか

といったところが問われます(筆者の経験談)

そしてこれらの内容がどれだけ身についているかを"〇〇級"という形で表示されるため、

自分の実力が知りたい、という方にはもってこいの内容になります!




②勉強のモチベーションが上がる

今あなたは何を目標に勉強をしていますか?

定期テスト? 高校受験? 大学受験?

学校生活を普通に送っていると、勉強の必要性に迫られるのはおよそ上に挙げた内容ではないでしょうか

ですが、

定期テストは点数や順位こそ出ますが、明確な「合否」というものは出ません。

受験は合否こそ出ますが、それを目標に勉強し続けるにはあまりに長すぎます


そこで検定があるわけです


明確に「受かった・落ちた」というものがあり、それでいて挑戦する機会が年に何度かあります。

こういったものを目標にして、勉強に対するモチベーションをあげていくことはとても大切なことです。



③入試において優遇措置がある


①②で挙げたことももちろん重要ですが、役に立つ度合いで言えば間違いなくこれでしょう!

検定を持っているだけで、入試において圧倒的に有利になります!

具体的には、

高校入試⇒推薦基準の緩和、当日の試験得点に加点、など

大学入試⇒級に応じた得点換算、対応科目の試験免除、出願要件、など

関東圏内に限った話をしますと、

検定の有無で入試優遇措置を取っている大学の数は、

漢検 ⇒ 約130校 (参考 日本漢字能力検定公式サイト)

英検 ⇒ 約150校 (参考 パスナビ)

数検 ⇒ 約150校 (参考 日本数学検定協会公式サイト)

※高校入試ではほとんどの高校において加点優遇がされているので省略しています


この数字を見ただけでも、検定を持っていた方が有利に働くことがお分かりいただけると思います!!



受験するならどれにすべきか

ここまでの話を聞いて「検定を受けると良いことがあるのはわかったけど、じゃあどれを受けたらいいの?」という話になりますが、

大学受験のことを考えるなら

英検 > 漢検 > 数検

というのが僕の結論です。

というのも、確かに上に挙げた通り多くの学校が入試で優遇措置を取っていると話しましたが、
一口に入試優遇と言ってもその利用のされ方は様々です


漢検数検は「推薦入試の出願要件の一部」のように直接点数に結び付かない場合が多く

英検は「〇級で何点加算、何点換算」というように点数に直結するものが多いです。

また、いわゆる「日東駒専」や「Gmarch」などといった有名大学の多くは、英検を利用した入試制度を採用しています。

その為、できるだけ上位校を目指したい方にとっては、現状英検が最もコスパの良い検定と言えるでしょう



最後に

確かに受験だけを考えれば英検の優位性が高いのは確かです。

が、漢検や数検が無意味というわけではありません。

何よりも大切なのは目標に向かって勉強をするということです。

その為、自分の好みやその時々の目的に応じて、どれを受験するかを決めると良いでしょう


検定受験が勉強に向き合う一つのきっかけになればうれしく思います。



戸田駅前教室では、検定に向けた授業や教材もそろっていますので、学校だけでなく検定も気になるな...という方は是非お声掛けくださいませ!

僕自身も日々さらなる級取得に向けて勉強していますので、一緒に検定取得をして行けたらなと思います!

次回以降で「検定の勉強法」について検定ごとに詳しいことを書いていく予定ですのでお楽しみに!!

2023.11.13

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

戸田駅前教室です。


二学期もいよいよ期末テストが近づいてきましたね。


3年生はそれに加えて北辰テスト・受験勉強も入ってきて中々大変かと思います。


そこで今回は中学校の歴史の学習方法をご紹介します。


まず大前提として、歴史に限らず、社会科は暗記から逃れることは出来ません。


逆に言えば、覚えていることが増えれば増えるほど、点数も上がり易い教科なのです。

ただ、5回も10回も必死にノートに書いていても、ただ苦痛なだけ、という生徒は多くいます。

それに例外もありますが、その方法で覚えても一時的なものになりやすく、効果的ではありません。

さらに最近の入試問題では、ただ暗記しただけでは解答できない問題も多くなり、より確実かつ効果のある暗記をする必要が増しています。

そのために必要なものは、「時間」です。

歴史には覚えなければならない単語が特に多くあります。人物名、出来事、年号、地名、制度、役職...。


一気に覚えるなんてとても無理です。


だから時間をかけて、じっくり覚えていくのです。

学習を始めるときはまず、縄文から令和まで、時代区分を言えるかどうかを確認しましょう。



歴史には流れがあるので、それを押さえたほうが効率が上がるからです。

では、流れを押さえるにはどうすればいいのでしょうか。


教科書を読むのもいいですが、おすすめはマンガや動画です。

文章を読むだけより視覚的に分かり易く、記憶に残りやすいからです。


最近は「漫画で学ぶ!日本の歴史」のようなものを多くありますから、好きな絵柄の本を選んであればさほど苦も無く読み進められるでしょう

そして時代ごとの中心人物をしっかり覚えていきます。



例えば、平安時代は藤原氏から上皇そして平氏、江戸時代は徳川氏、という具合です。



そうすることで、それぞれの時代の特色がイメージできるようになります。

非受験生の場合は、授業をしっかり聞き、ノートをとることが大切です。


基本的に学校の社会の先生は歴史オタク?というくらい詳しいことが多く、ちゃんと話を聞いてみると教科書に載っていないストーリーまで話してくれることが多いです。


そういった歴史の背景なども聞くことで、自分一人で後で勉強するよりもずっと内容が理解しやすくなります


土台を作った時代のイメージに授業を通してさらに肉付けし、具体化していきます。


その際は、資料集も一緒に開くと良いでしょう。


たくさん画像が載っていますし、背景の解説や年表などで分かり易く書かれたページがあり、理解が深まります。


学校で授業をしたその日のうちに、ワークなどで復習するのも大切です。

受験生の場合は、その多くが復習として歴史を勉強すると思われます。



知識が定着していない生徒におすすめなのは、教科書の音読です。



音読する際は、自分が聞き取りやすいスピードで読むと、頭に入って来やすくなります。


視覚と聴覚を用いることで、記憶の定着が期待できます。


僕も知識分野の勉強をするときはいまだに音読をよくします。


そんな僕からの音読のコツとしては、ある程度読んで理解できるたびに「へぇそうなんだ!」「なるほどね!」と相槌を打つことです。


逆に「む?どういうこと?」「この言葉の意味は?」となったら即座に調べます。


ちょっと馬鹿らしく感じるかもしれませんが、淡々と読むよりも気分が乗りやすいですし、分かる分からないを自分の中で明確にできます。


そして音読を数ページごとに区切りつつ、ワークや問題集で当該分野の復習を行います。

受験生・非受験生ともに共通しているのは、インプットとアウトプットです。



知識を入れた後は、本当に覚えられているか、問題を解いて力試しをします。



もし思い出せなかった問題があったら、解答・解説を読み、それから教科書へ戻りもう一度覚え直します。

そしてもう一つ大切なのは、暗記をする際に、語をバラバラに覚えないという事です。



歴史は人が作るものなので、出来事には理由があります。その背景を縦に掴むことが大事です。


例えば、

Q.なぜ日明貿易では勘合を使ったのか? → A.倭寇と正式な貿易船を区別するためだ!


のように、因果関係を含めて覚えることが重要です。



理想形は、用語を見たときすぐに関連ワードが浮かぶ状態です。


知識が繋がっておらずバラバラなままだと、これらの問題に太刀打ちできません。

いかがでしょうか。ここまでの勉強法を見ると、かなり時間が必要だと思ったのではないでしょうか。

しかし、歴史で高得点を取るためには、継続した学習が必要不可欠なのです。

じっくり時間をかけて、コツコツ暗記を積み重ねていく。これが歴史学習の必勝法です。