2024.02.19
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
戸田駅前教室です。
間もなく今週水曜日が埼玉県公立高校入試本番ですね!
戸田駅前教室ではこれまでに4回、北戸田教室との合同開催でリハーサル模試を行っています!
入試本番と同じ時間帯、同じ形式での受験を行い、限りなく実践的な状態で試験を受けてもらいました。
本番を直前に一体どのように成績が変化していったのか、みなさんにお伝えします。
平均点について
戸田駅前教室では今回8人の公立志望者が参加しました!
そして第一回から第四回までの平均点の推移は...以下の通りです!
第1回(1/14開催)
国語52点 数学45点 社会43点 理科33点 英語38点
5教科210点
第2回(2/4開催)
国語56点 数学42点 社会45点 理科37点 英語41点
5教科219点
第3回(2/11開催)
国語50点 数学55点 社会46点 理科37点 英語43点
5教科229点
第4回(2/18開催)
国語52点 数学62点 社会46点 理科38点 英語51点
5教科249点
科目ごとに多少上下はありますが、合計値としてみると回を重ねるごとに点数が上昇しています!
「入試に向けて勉強しているんだから伸びるのは当たり前だろ」という声も聞こえてきそうですが、私としてはすべての回で点数が上がっているのはすごいことだなと感じます。
上がったり下がったりしている場合は「テストごとの難易度に引っ張られているだけなのでは?」と不安になりますが、すべての回で上がっているということは、さすがに学力が向上していると言って間違いないでしょう。
特に伸びた生徒さんの例
平均で示した通り、全体として点数は上昇傾向でしたが、その中でも特に今回点数が上がった生徒さんを2人紹介します!
MHさん(鳩ケ谷高校志望)
169点⇒206点⇒248点⇒246点(初回⇒最終で77点UP!!)
1回目のリハ模試が終わった時はご覧の通り、鳩ケ谷高校は夢のまた夢という状態で、特に英語に関しては20点台という絶望的な点数でした。
しかしこの日を皮切りに人が変わったように勉強時間が伸び始めます。
まず最初に点数が取れない原因を分析すると、
【文字(文章)が読めない】
これが彼の致命的な弱点でした。
問題を読むにしても、教科書や参考書で勉強するにしても、そもそもかかれている言葉が読めないから頭に入らない。
まずはそこをどうにかしないといけないということで、彼に課した課題が「中学受験漢字ドリル(全60ページ)」「基本英単語600語の暗記」です。
これが終わるまでは問題演習に入らせない、ということでまずは徹底的に基本レベルの語彙を詰め込んでもらいました。
一回目のリハ模試から次のリハ模試まで、英国に関しては正直漢字と英単語しかやっていないと言っても過言ではなかったと思います。
しかしたったそれしかしていないのに、彼の次のテストでは国語4点up、英語に至っては19点upしました。
その後も単語演習に加えて音読なども取り入れるようにしていった結果、最終的に今まで取ったことのない英語50点台を2回連続で達成するところまで伸びました!
MSさん(県立浦和東高校志望)
243点⇒258点⇒318点⇒331点(初回⇒最終で88点UP!!)
こちらの生徒さんは理系科目が致命的に苦手な子でした。
初回数学の点数はまさかの30点...。
そこから彼女は数学の勉強の時間を大きく増やしました。
勉強の中で意識してもらったことは【基礎を・短時間で・大量に】です。
埼玉県の数学は大問1の占める割合が非常に大きいですから、各分野の基礎的な範囲をしっかりとれるかどうかが大事です。
とはいえ中学3年間分の範囲がありますから
「方程式」「平方根」「因数分解・展開」
「円周角の定理」「三平方の定理」「合同・相似」
「グラフ」「関数の式を求める」「二次関数」...
教科書の基本レベルに絞ったとしても、かなりの量を押さえなくてはいけません。
特に前半4,5問の計算題は毎年似たような内容なので数回の練習で取れるようになりますが、後半の問題のレパートリーは意外と多岐にわたります。
それらすべてに対応できるようにするためには、全分野の基本的レベルの問題を見た瞬間に「あ、これあれだ」となってもらう必要がありました。
その為北辰や入試の過去問から大問1のみを抜き出し、5分から10分程度の制限時間で解いてもらう、ということを何度も何度も繰り返してもらいました。
こうすることでより多くの問題に出会い、対応パターンが増えてくるわけです。
実際のこれを行ったことで、数学の点数の推移は
30⇒40⇒68⇒79と劇的に伸びていきました。
正直この伸びには講師一同さすがに驚きました。
上記の二人以外の子も幅は違えどほとんどの子が着実に成長しています。
成績が伸びている子全員に共通していることは、勉強時間を増やしていることです。
正しい勉強のやり方や効率の良いやり方など、いろいろ勉強法は転がっていますが、最後にものをいうのは気合と根性と勉強量なんだなと感じた1か月間でした。
是非最後まで緊張の糸を緩めずにやり切って最高の結果をつかみ取ってほしいと思います!