城南コベッツ戸田駅前教室

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戸田駅前教室のメッセージ

【高1・2】受験方式を知ろう!【大学受験】

2024.05.09

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

戸田駅前教室です。

GWがあっという間に終わってしまいましたね。

皆さんは充実したゴールデンウィークを過ごせましたか?

僕は「ゴールデンというほどゴールデンでもなかったなぁ」なんてくだらないことを考えながら記事を書いています。

さて、今回は大学受験の方式について記事を書いていこうと思います。

というのも戸田駅前教室、ありがたいことに高校生の割合が増えてきました。

それに伴って「大学どこ行こう」「何学部があるの?」「そもそも一般と推薦って何?」

といった大学に対する関心が以前よりも高まってきました。

ですのでこれからは大学受験に関する情報もしっかりとお届けしていこうという事で、記事を書いていくことになりました。

僕の頃からかなり変わっているので、この記事をご覧になっているお母さんお父さんも今一度知識を更新していけたらと思います


この記事の目的

僕が見てきた高校生の悩みの多くは「情報が多すぎて身動きが取れなくなる」というものです。

今や大学入試について調べればそこかしこに細かく詳しい説明が載っています。

しかし説明を見ているうちに、「よく分からない」となってしまい結局志望校選びが進まない、なんてケースに陥ってしまうパターンが見られるんですね。

そこでこの記事では、あえてかなり雑に、大学入試について語っていきます。

そのため、

募集要項読んだことあるけどよく分からない!

他の記事見たけど、長くて難しい!

となった方だけご覧いただければ大丈夫です。

正確性や丁寧度は他の記事に譲ります(笑)


今回の記事では...

①そもそも受験方式どんなものがあるの?

②それぞれどういうものなの?

③今、何をすればいいの?

という3点について本当にざっくりと説明していきます!



①受験の種類について

大学受験の種類は大雑把に分けて3種類存在します。

まずは以下の3つだけ覚えてください!

・一般入試

・学校推薦型入試

・総合型入試


覚えましたか?

そうしたらもう一歩進みましょう。

一般入試と学校推薦型入試はさらに2つに分かれます。


・一般入試
①共通テスト利用入試

②個別入試

・学校推薦型入試
①公募型

②指定校型

おそらくこれらも聞いたこと自体はあるんじゃないかと思います!

つまりまとめると入試方式というのは、

①一般入試(共通テスト利用)

②一般入試(個別入試)

③学校推薦入試(公募型)

④学校推薦入試(指定校型)

⑤総合型入試

以上の5種類に分類されます!



②どんな受験なのか?

いま登場した5つの入試方式ですが、大きく2グループに分けられます。

まずは次の2グループに分けて覚えましょう!


・学力重視型
⇒共通テスト利用入試、個別入試


・評定(学校の成績)重視型
⇒公募型入試、指定校型入試、総合型入試


実際すでにこのイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

さて、そうしたら続いて各入試のイメージを掴んでいきましょう。


《学力重視型》

・共通テスト利用入試

読んで字のごとく「大学入学共通テスト」の得点率を使って合否を決める入試です。

必要な科目は大学ごとに異なりますが、募集要項に「共テ利用」と書かれていればこれです。

この入試を視野に入れる場合は「科目は何が必要か」「合格点数割合は何か」をチェックしましょう!


・個別入試

こちらは共テ利用とは異なり、大学ごとに用意された学力試験を受けるものです。

募集要項では「前期(後期)入試」「全学部統一入試」「〇科目型」などといった書かれ方をしますが、いずれも個別入試のことを指しています。

結構これだけで混乱する人もいるので要注意です。

こちらも共テ利用同様、必要科目と合格得点基準を確認しておきましょう。


以上2つの試験については、学力を上げてぶん殴る、そんな入試になります。

また、受験時期は年明け以降です。


《評定重視型》

いずれも基本的に高い評定平均が前提として求められます。

また、指定校型と他2つで大きく変わってきますので今回はそこだけ押さえてください!


・学校推薦入試(指定校型)

出願する上で、評定の基準が高校ごとに決まっています。

そして基準を満たしている人でどの大学の指定校枠に出願するかをせーので選びます。

志願者≦指定校枠、であればそのまま出願まで進むことが出来ます。

逆に志願者≧指定校枠、であれば志願者の中から評定の高い順に枠を取っていく形になります。

つまり単に基準を満たすだけでなく、周りよりもできる限り高い評定を取っておく必要があります。

また、自分の通っている高校に希望の指定校の枠があるかどうかは自分で確認しましょう。



・学校推薦入試(公募型)と総合型入試

どちらも小論文や面接で自己PRするという認識の方が多いと思います。

そしてその考え方は概ね正解です。

じゃあ両者の違いは何かというと、何をアピールするか、です。

簡単に言ってしまえば

学校推薦入試(公募型)⇒ 過去をアピール

  総合型入試    ⇒ 未来をアピール

となります。

少しだけ補足すると、

学校推薦型は文字通り、学校側が貴方を大学に推薦します。

そしてその時に何をアピールするかと言えば、

「この人は高校生活でこんなに頑張っていましたよ!」という事です。

つまり、何をしてきたか(過去)をアピールするわけです。


一方総合型推薦は、自己推薦という形を取ります。

つまり自分で自分を「私は貴校にふさわしいですよ」というわけです。

その際、高校でどれだけ頑張ってきたかという事も必要ですが、

「私は大学に入ったらこんな風に勉強して活躍していきますよ!」という事も求められます。

つまり、これからどうするか(未来)をアピールします。

実際はそれだけではありませんが、今のところは

 誰が推薦しているのか

 何を強く押し出していくのか

の2点の違いだけ理解しておきましょう!

募集要項には「グローアップ入試」や「特性評価入試」など、

本当にいろんな名前の入試方式があって混乱しますが、

よく分からない名前の入試方式 ≒ 公募型 or 総合型であることが多いです。


さて、ざっと概要の説明をしてきました。

募集要項では、やたら色んな名前の入試が目に入って混乱しやすいですが、

「結局上の5種類のどれなんだ?」という視点で見ると分かりやすいですよ!



③入試に向けて今何をしたら良いの?

では各入試について雰囲気だけでも掴んだところで、今は何をしていけばよいのでしょう?

実はその答えはどの入試方式を選ぶにしても同じで、

 学校の勉強をしっかり進める

という事です。



一般入試であれば、普段の学校の内容の延長線上に入試問題があるため、

日頃の授業内容や定期テストをしっかり理解していく必要があります。

学校推薦や総合型の場合は、高い評定平均を出願条件に課しているケースが多いです。

そして高い評定を維持するにはやはり定期テストでの高得点が求められます。

したがって、どんな入試方式を選ぶにしてもまずは目の前の学校の授業、定期テストをしっかりとこなしていくことが大切なのです!