2023.11.17
皆さんこんにちは、こんばんは、おはようございます。
戸田駅前教室です。
最近保護者のみなさんや生徒さんと話していると、
「先生、検定って必要なんですか?」「何検定を取ったらいいですか?」
といった声を耳にする機会が多くあります。
そこで今回はズバリ、
検定を受けることのメリット
そして
受験するならどれにすべきか?
ということについて解説していきます!!
ちなみに私は先日10/22に受験した漢検準1級で何とか合格することが出来ました...!
この歳になっても「合格」の2文字はうれしいものです
検定を受けるメリット
さっそく検定を受けることで得られるメリットについて話していきますが、
それは大きく次の3つに分けられます!
①現在の自分のレベルが分かる
②勉強のモチベーションが上がる
③入試において優遇措置がある
①現在の自分のレベルが分かる
漢検であれば、漢字や語彙に関してどれだけ知識を蓄えているか
英検であれば、学校の文法に加えてスピーキングなども身についているか
数検であれば、ここ1年間の内容すべてが満遍なく身についているか
といったところが問われます(筆者の経験談)
そしてこれらの内容がどれだけ身についているかを"〇〇級"という形で表示されるため、
自分の実力が知りたい、という方にはもってこいの内容になります!
②勉強のモチベーションが上がる
今あなたは何を目標に勉強をしていますか?
定期テスト? 高校受験? 大学受験?
学校生活を普通に送っていると、勉強の必要性に迫られるのはおよそ上に挙げた内容ではないでしょうか
ですが、
定期テストは点数や順位こそ出ますが、明確な「合否」というものは出ません。
受験は合否こそ出ますが、それを目標に勉強し続けるにはあまりに長すぎます。
そこで検定があるわけです
明確に「受かった・落ちた」というものがあり、それでいて挑戦する機会が年に何度かあります。
こういったものを目標にして、勉強に対するモチベーションをあげていくことはとても大切なことです。
③入試において優遇措置がある
①②で挙げたことももちろん重要ですが、役に立つ度合いで言えば間違いなくこれでしょう!
検定を持っているだけで、入試において圧倒的に有利になります!
具体的には、
高校入試⇒推薦基準の緩和、当日の試験得点に加点、など
大学入試⇒級に応じた得点換算、対応科目の試験免除、出願要件、など
関東圏内に限った話をしますと、
検定の有無で入試優遇措置を取っている大学の数は、
漢検 ⇒ 約130校 (参考 日本漢字能力検定公式サイト)
英検 ⇒ 約150校 (参考 パスナビ)
数検 ⇒ 約150校 (参考 日本数学検定協会公式サイト)
※高校入試ではほとんどの高校において加点優遇がされているので省略しています
この数字を見ただけでも、検定を持っていた方が有利に働くことがお分かりいただけると思います!!
受験するならどれにすべきか
ここまでの話を聞いて「検定を受けると良いことがあるのはわかったけど、じゃあどれを受けたらいいの?」という話になりますが、
大学受験のことを考えるなら
英検 > 漢検 > 数検
というのが僕の結論です。
というのも、確かに上に挙げた通り多くの学校が入試で優遇措置を取っていると話しましたが、
一口に入試優遇と言ってもその利用のされ方は様々です
漢検数検は「推薦入試の出願要件の一部」のように直接点数に結び付かない場合が多く
英検は「〇級で何点加算、何点換算」というように点数に直結するものが多いです。
また、いわゆる「日東駒専」や「Gmarch」などといった有名大学の多くは、英検を利用した入試制度を採用しています。
その為、できるだけ上位校を目指したい方にとっては、現状英検が最もコスパの良い検定と言えるでしょう
最後に
確かに受験だけを考えれば英検の優位性が高いのは確かです。
が、漢検や数検が無意味というわけではありません。
何よりも大切なのは目標に向かって勉強をするということです。
その為、自分の好みやその時々の目的に応じて、どれを受験するかを決めると良いでしょう
検定受験が勉強に向き合う一つのきっかけになればうれしく思います。
戸田駅前教室では、検定に向けた授業や教材もそろっていますので、学校だけでなく検定も気になるな...という方は是非お声掛けくださいませ!
僕自身も日々さらなる級取得に向けて勉強していますので、一緒に検定取得をして行けたらなと思います!
次回以降で「検定の勉強法」について検定ごとに詳しいことを書いていく予定ですのでお楽しみに!!