こんにちは!!
今回は都立高校受験が終わった中3の方々へ向けてお届けします。
気持ちが乗りすぎて何を書いてるかわからなくなりそうですがぜひお付き合いください。
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都立高校入試が終わり、3月1日に合格発表がありました。
挑戦した生徒は、それぞれ直前まで勉強に励んでいました。
合格の報告を受けた際は、私も自分のことのように(自分のことよりも)うれしく感じました。この気持ちが私を動かすエネルギーになると実感した日でした。
今の中学3年生を授業や自習で見てきましたが、この1年間よく頑張って勉強したと思います。学校が休みの日には、朝から晩まで塾にいて、疲れや睡魔と戦いながら受験勉強に取り組んでいました。
中学2年生の時は、基本的な知識も覚えておらず、正直受験に対して不安な生徒も少なくありませんでした。そのような生徒も受験勉強に励み、VやWといった模擬テストの偏差値を徐々に上げ、自分の目標としている高校に向かって日々努力していました。
私たち講師陣も生徒が志望している高校合格に向けて、1年間全力を尽くしてきました。授業では、少しでも点数を上げるためのアドバイスを行い、わかりやすい指導を心掛けていました。時には心(と見た目)を鬼にして、指導をしている先生もいました。(一番鬼だったのはお前だろというツッコミがきそうですね・・・)
この1年間を振り返ると、長期休業中の講習が1番思い出されます。夏期講習、冬期講習ともに通常より多くの授業を受け、授業が無くても自習に多く来ている生徒をよく見かけました。私たちも生徒とコミュニケーションを取りながら、相談に乗ったり、指導をしたりと、生徒と塾で一体となり受験に向かっていきました。発表までの約1週間は、私たちも取るものも手につかず不安と心配の日々でした。
3月1日は、朝8時から合格発表結果を待ち、私も先生たちもそわそわしていて何も手につきませんでした。全員に思い入れがあったため、全員合格を祈っていまいたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。受かった喜びの逆もまたしかり。この辛さもきっとずっと覚えているとおもいます。
私は努力は必ず結果に結びつくわけではないと思っています。努力はあくまで可能性をあげるだけの道具であって、絶対的なものとは言いきれません。しかし、努力しなければ望んだ結果に結びつきません。そのため、努力は成功するための権利を得るためのものなのだと思います。そして、若者の努力は報われるべきであると思っています。
合格できなかった生徒も、勝つための努力を最後の最後、それこそ1滴の余力も残さずやりきったという経験は残り、結果は紙一重のものであったと私は確信しています。努力は大事な経験となります。これからもその貴重な経験を誇りに思ってほしいです。負けたとき、そこから得られるものを掴み、そして次に備えてください。
最後に。
受験勉強お疲れ様。大変という言葉が軽く感じてしまうほどだったと思うけど、ほんとによく頑張った!全員合格させられなくて申し訳ない。合格した人も、そうじゃなかった人も高校入学後も自分の目標に向けて頑張って!
むねむら
こんにちは!!小学生向けの記事はひとまず最終回となりますが第四回を書いていきたいと思います。
前回・前々回では国語・英語についてお話しましたので、今回は算数についてご説明したいと思います!!
「国語や英語の記事はまだ見てない」という方は是非そちらもご確認ください!
算数とは無関係じゃ・・・?と思いきや、「文章の意味が理解できなくて算数の文章題が解けない・・・」なんて人もたくさんいますからね!
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さて、まず小学校の算数とは何を学ぶのでしょう?
ざっと挙げていきますと、
・九九などの四則演算(+、-、×、÷)
・分数、小数
・時間や長さ、重さの単位
・図形や立体の面積・体積
・比例や反比例
・道のりや速さ
・平均値やデータ
etc...
小学算数といって侮るなかれ、これだけ様々なことを勉強しています。
(さらに細かく分類することもできますがとんでもないことになります...笑)
ちなみにこれらの中でも赤字で書いたところは、中学校の授業では「出来てて当然」と言わんばかりに解説なしに進んでいきます。
そして中学校では
・分数・小数を含んだ文字式の四則演算
・速さや時間に関する方程式
・面積を文字で表現する
・道のりをグラフ(関数)にして表す
といったことを勉強していきます。
つまり、小学校での遅れはそのまま中学校での出遅れを意味します!
そうなると中学校でも分からないところが増えて、そのせいで更に分からなくなって、、、と"分からない"の借金ループが形成されてしまうわけです。
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さて、「いろいろやらないとヤバいぞ~」という話をさせていただきましたが、「じゃあ具体的に小学生は何から勉強したらいいの?」と思った方も多いかもしれません。
そこで、私の経験に基づく独断と偏見により【小学生のうちにできておくべき単元ベスト3】をお伝えしますので是非参考にしていただけたらと思います!
【第3位 ~周・面積の求め方~】
まず第3位は図形分野からのランクインです。
具体的には三角形、長方形、正方形、平行四辺形、ひし形、円(扇形)を指しています。
その理由は
文字式や方程式において、面積などを文字で表現しなくてはならないから
です。
特に小学校までは長さが数字だったため、問題文に現れる数字を適当に掛け算したりすると答えにたどり着くこともありましたが、文字になると途端にわけが分からなくなる子が一定数います。
必ず各図形に関連する公式は定着させておきましょう。
【第2位 ~道のり・速さ・時間(みはじ計算)~】
個人的に苦手な人が多いと思う単元ナンバーワンです。
ランクインの理由は3位の面積と同じく、中学以降は文字で表現する機会が増えてくるからです。
それにも関わらず面積に比べて順位が高いのはズバリ、
分数の混じった計算が多くなるから、です。
・時間=道のり÷速さ、速さ=道のり÷時間、などの割り算
・秒速⇔分速⇔時速の単位変換
これらの計算を行うと必ずと言っていいほど分数が絡んできます。
分数:文字:速さの組み合わせは毎年のように中学生を苦しめています。
是非小学生のうちにみ・は・じに関連するは計算できるようになっておきましょう。
【第1位 ~四則演算(計算力)特に分数!~】
堂々の第一位は計算能力です!!!
これはホントにとってもすごく大切です。
面積でも、速さでも、方程式でも、計算は絶対100%必要になります。
さらに言えば、中学校の授業についていけなくなる人の半分以上はこれが原因と言っても過言ではありません。
☆数学の授業についていけなくなるよくあるパターン☆
先生「"三角形の面積は底辺×高さ÷2"ですよ」(板書する)
生徒「(ノート写さなきゃ)」
先生「実際の計算ではこうなります」
生徒「(ん?2行目から3行目ってどうやって計算したんだろう?)」
先生「"三角形の面積は底辺×高さ÷2"。大事なことなのでおぼえてくださいね」
生徒「(うーん、計算がうまくいかない...)」(話に意識が向いていない)
後日生徒「あれ、授業何やったんだっけ?」
☆終わり☆
本来の授業単元とは無関係な所でつまづいて、授業内容も入ってこなくなる。
こういうケースを本当によく見かけます。
そんなことにならないために、計算力は必ず身につけましょう。
単に「正しく計算できる」だけでなく「すばやく計算できる」ということが大切です。
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八王子元本郷教室の算数では、授業内の演習では時間を測りながら問題演習に取り組んでいます。これによって、普段から時間を意識しながら解く癖をつけ、どうやったら効率よく素早く計算できるかを学んでいきます。また、計算力の向上に一番必要なものは演習量ですので、授業外で自習室に連行し(笑)、課題をやってもらうこともあります。
気になる方は是非一度、八王子元本郷教室の算数の授業を体験してみてください!!
こんにちは!
小学生向け第3弾、「英語」編です!!
算数・国語は学習がイメージしやすい方多いと思います。しかし英語については少し不安がある方いるのではないのでしょうか??
小学生の英語はALT(外国の方が教える)と簡単な会話を中心に学習をします。簡単な挨拶からシチュエーションごとの会話をゲーム感覚で学んでいこう!という場ですので「分かる」よりも「楽しい」授業になっていますね。
しかし、中学生からは楽しむなんて言っている時間はないです。毎月課題プリントが出たり定期テストがあったり英検が、、、、、とやることは山積みなので。
そして中学生で英語ができない、と言っている人の共通点があります。それは
①単語の読み方が分からない(ローマ字読みをしてしまう)
②「発音」と「スペル」を別々で理解している
・単語の練習(スペリング)のやり方が安定していない
これはもうたーーーくさんいますね。特に中学2,3年生でコベッツに来る人で多いです。中学1年生で英単語の学習をサボっていたために進級後苦しんでいる傾向があります。
しかし実はこういう生徒、単に発音とスペリングの繋がりを覚えていないだけで正しい発音を教えると意味は自分で答えることができるんです!!
したがって小学生のうちからぜひ取り組んでほしいことは
・小1~小4→ゲームやあいさつを通して英語を「発音」するクセをつける
→好奇心が強くなり、看板やテレビで出た単語を読もうとする人も??
・小5~小6→音を聞きながら発音・書きを同時進行する
→自然と発音の特徴からスペルを覚えることができます。
この2点です。一緒に頑張りましょう!!
【コベッツの生徒体験談】
小学4年生から通っているM君。まずは2年間、英語の基礎をつくるために学習をしていきました。
発音をしながらスペル練習をしていき、適宜確認テストを行いました。発音が得意な生徒だったので課題はやはりスペルでした。男の子ということもあり、「確認テストが満点じゃなかったら居残り自習ね♪♪」と半強制に実行(笑)もちろん嫌がってましたね。
しかし、1年間この仕組みを継続して行ったけ結果、なんと英語の教材を2冊終えることができたんです!!
5時からの授業で最大8時まで自習をしていたり、発音が似ている問題に苦戦していたりなどの困難はありましたが最後まで続けた成果は出ていました。
現在、M君はというと春に中学生に進級しますが先日、英検5級を合格しました!!
しかもなんとスコア850点中「850点」だったんです!!英検で満点!!??と講師一同びっくりしすぎて両足がつってしまいました(笑)
こんにちは!!今回は前回に引き続き、小学生向けの記事を書いていきたいと思います。さて、今回のテーマは、「コベッツって小学生に何を教えているの??」です!!勉強のゴールが見えない小学生に対して何を教えているのか、今回は「国語」についてお伝えできればと思います!!
【国語】
あらゆる科目で必要になってくる科目である国語。実は中学生になったときに困る可能性が高いんですよね。
最近の中学生の方で多いのが、
「漢字で書けるところをひらがなで書いてしまう」
→〇伊藤博文 ×伊藤ひろふみ(ホントはひろぶみ)
「漢字の書き順が間違っている」
→問題ではあまり聞かれませんが字の丁寧さに関係があります
「作文や記述問題などの言葉の使い方、文の書き方ができていない」
〇「私は夏が好きだ。なぜなら花火やプールなどのイベントが多いので思い出を作ることができる。だから季節の中で夏が一番だ。」
×「私は夏が好きだ。夏は花火があります。プールもあります。思い出がすごい作れます。なので夏が好きだ。」
→話し言葉を使っている、表現が一致していない。
この3点です。ポイントは「ほかの科目でも間違いが起きてしまう」ことですね、、せっかく答えは合っているのに漢字のミスや文の書き方がずれていると大幅減点にもつながります。
八王子元本郷教室での国語の授業内容としては、
・小学1年生~3年生
→宿題や小テストで漢字テストを行い、漢字の知識を増やす。ひらがなではなく、漢字で書く習慣をつける。
→短い文章の問題に取り組み、どういう話だったかを説明できるようにする。文中の語句もインプットしていく。語彙力が増えれば文章も解きやすくなります!
・小学4年生~6年生
上記の学習に加えて「文章の書き方、意見の作り方」を身につけてもらいます。中学校のテストで作文や記述問題の量が増えており、少しでも書き方がおかしいと減点という世界です、、
・接続語の使い方(だから、しかしなど)
・具体例の使い方(意見を言うときのたとえ)
・作文の書き方(段落や句読点、構成)
など、「自分で書く力」を中心に指導を進めています。
八王子元本郷教室では受験生以外は「成長する思考力」という級別のテキストを使用して授業をしています(もちろん他にもサブとして使う教材はたくさんあります)。上記の問題はもちろん、中にはテーマに沿って賛成か、反対か、自分で意見を書く問題もあり、保護者の方にも大好評です!!
以上が国語の主な指導内容です。
「漢字を覚えるのが苦手で、、」「作文が書けなくて、、」「文を読むのが嫌いで、、」などのお悩みを持っている方、ぜひコベッツにご連絡下さい!!
こんにちは!!気づけばもう1月が終わり、2024年の12分の1が終了、、いや、まだ12分の11もありますね!!
本日は都立中高一貫校受験も終わり、良いタイミングかと思いましたので、今回は小学生のお子様がいる方向けに書きたいと思います。
「コベッツって小学生の生徒に何を教えてるの?」
「小学生の内に塾通う必要ってあるの??」
こういう疑問を持っているお母さん、お父さん、多いのではないでしょうか?小学生は中学生と比べると年齢も環境も考え方も全然違いますよね。まず中学校と小学校の学習の違いについてお伝えします。
~中学校の学習~
①各学期ごとに定期テストがある。
→通知表が決まるため、生徒も学習意識が高い。
②部活の先輩から受験などの情報が聞ける。
→部活での関係は3年間続くので先輩の背中を見て学習する人も多い。
③1週間の課題や宿題が多い。
→最近は9科目でパソコンを使用した課題(ワードなど)も多数出されるので物理的に「サボる」生徒は少なくなった。
~小学校の学習~
①単元ごとにカラーテストを行う。
→あくまで単元のチェックなので難易度は高くない。
→点数が悪くても受験等がないので生徒の学習意識も低い。
②各学年で学習をする目標がない。
→高校受験のように生徒が「勉強しないとヤバい、、」と勉強しないといけない理由が自覚できていない人が多い。
③時間の余裕もあり、自分がしたいことを優先したいお年頃
→中学生は部活などで時間が制約される。小学生は習い事をしていないと放課後はゲームや外遊び、Youtubeなど好きなことに夢中になってしまう。
こんなところでしょうか。僕的には「ごく一部の受験生以外、勉強しないといけない目標がない」ことが一番大きいなと思います。塾の生徒で一定数の方は「英検」などの検定を節目で受けたり学期の最後で外部のテストを受けたりする人がいます。生徒本人も「2週間後英検だから勉強しないと、、、」と自習室を使ったり質問に来たりとても意欲的です。このように「勉強する仕組みを作って生徒に意識を持たせる」「遊びと勉強どちらかを選ばせるのではなく、遊んで勉強をさせる」を八王子元本郷教室では一番に考えています。
お子様によって学習量の耐久度は全く違います。一番やってはいけないのは
「50%しかできない生徒に100%をやらせたり求めたりする」ことです。あくまで目標は今後の中学、高校、大学の勉強なのでお子様がどこまでできるかは把握しないと進級していくにつれて悪循環が起こります。
「50%しかできない生徒に全力で50%勉強してもらう」
人によって聞こえは悪いかもしれませんが僕は良いことだと思っています。みなさんもぜひ、コベッツに来て「小さな達成感」を積み重ねていきませんか???
【次回:コベッツって小学生に何を教えているの???】