城南コベッツ赤羽南教室

Tel:03-6903-8030

  • 〒115-0044 東京都北区赤羽南1丁目3-7 セキネビル 3階
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2024.08.30

皆さん、こんにちは!
城南コベッツ赤羽南教室です。


8月末となり、新学期も始まったという人たちもいるでしょう。
夏休みは充実させられましたか?
たくさん遊んで、授業の受け方なんて忘れちゃった!という人はいないでしょうか?


新学期の本格的な授業が開始する前に、授業を受ける姿勢について、今日は考えたいと思います。


具体的には、「成績が伸びる生徒」と「伸びない生徒」では、授業の受け方にどんな差があるのかというお話です。多くの皆さんも一度は、「どうして同じ授業を受けていて、あの子は、よくできるのに、自分はイマイチ成績が伸びないんだろう?」と考えたことがあるのではないでしょうか。
その答えは、授業の受け方にあるかもしれません。



成績が伸びる生徒の姿勢:学び取る力

まず、同じ授業に出席していて成績が伸びる生徒とそうでない生徒の間には、様々な違いがあります。元から頭がいいとか、授業外での勉強量が多いとかそういうこともあるかもしれません。でも、教えている立場から見ていると、彼らの間には明確な差があります。

成績が伸びる生徒には共通して見られる「姿勢」があります。それは、「聞く姿勢」「自力で考える姿勢」です。言い換えれば、授業を受ける際の真剣さです。彼らは、ただ授業を「聞いている」だけではなく、自分から積極的に学び取ろうとしています。


口で言うのは易しいですが、授業を真剣に聞く姿勢とはどんな姿勢か。
例えば、授業中に新しい一問が出されたとき、彼らは「自分の持っている知識で必ず解ける」という前提で考え始めます。すぐに「これは難しい」とは思いません。一見分からない問題も、「どうやったら解けるだろう?」と考え、全力で取り組みます。結果、解説されるまでに解けても解けなくても、真剣に考えた分、授業で教わった内容がその時間内でより多く吸収できます。




成績が伸びない生徒の特徴:受け身の姿勢

一方で、成績がなかなか伸びない生徒はどのように聞いているのでしょうか。
彼らは、多かれ少なかれ「受け身」の姿勢です。彼らは授業をただ聞いているだけで、「自分が解説を理解できるかどうか」に関心を持っています。


ですから自分が解説を理解できれば「(授業が)わかりやすかった」と言い、理解が追い付かない場合は「(授業が)わかりにくかった」と言います。自分が主語になっているので、何とか自力で理解しようとしたり、授業についていくために自分で何とか努力しようという発想にはならないのです。受け身ですから。

ちなみに、授業中にどんな姿勢で受けているかは、生徒の表情を見れば一発でわかります。
難しい内容が出てきたときに、受け身で聞いている生徒はすぐに「なにこれ」「わからない」といったような、思考が止まった顔をしています。

けれども授業する側としても、生徒が全員いきなり解けるとは思っていませんから、初めに問題を見た時点で手が動かなくても、仕方ないかなとは思っています。しかし、ここで重要なのは、「わかろうとする姿勢」です。自力で解けなかったなら、そのあとの解説を全力で理解して、その場で覚えようという姿勢でないと厳しいということが言いたいのです。


これは、映画館で映画を観るときの姿勢に似ていますね。ただ、ぼーっとしながら座って、映画を眺めていれば、観た後に何も覚えていないかもしれません。しかし、もしストーリーの裏に隠されたメッセージを探りながら観たら、映画の内容はもっと深く心に刻まれるでしょう。
授業も同じです。「人の話を理解しようと思って、前のめりで聞く」ということをしない限り、誰の授業を聞いても、何も身に付きません。




受け身かどうかって、結局なんの違い?

なぜ授業を受け身で聞く生徒と、積極的に聞く生徒という違いが生じるのでしょうか?性格でしょうか。それまでの勉強習慣や、環境によるものでしょうか。

私はひとえに「自分でなんとかしようという意思」があるかどうかだと思っています。

高校生の勉強なんて、教科書を自分で読んで、教科書の例題と練習問題がすべて解けるようになっていれば、受験勉強をスタートする前の段階としては十分です。でもみんな、塾や予備校に通ったり、いろんな参考書を使ったりしている。それでも蓋を開ければ、教科書の例題がすべて一人で解けない生徒はうじゃうじゃいます。つまり何をやるかは、そんなに差がつかないということです。

差がつくのは、あくまで、成績を上げたいという本人の明確な意思に基づいた積極的な学びの姿勢です。
「数学」という教科はそれが顕著に現れる科目です。
ボーッとしていれば、一向に点数は伸びません。

「自分でなんとかしようという意思」が積極的な学びを実現します。
そして私は、自分でなんとかしようとすることを『考える』ことだと定義しています。




成績の差は「授業の姿勢」で決まる


真剣に取り組む生徒と、受け身でいる生徒では、同じ授業を受けていても、学んだことの「定着度合い」が全く異なります。

積極的に学ぼうとする生徒は、授業中も「その場で必ず覚えよう」という意識で授業を受け、授業後も習ったことを覚えるまで何度も復習を繰り返します。一方、受け身で聞いている生徒は、その日のうちに忘れていることでしょう。私にはそう見えます。もう、次の授業には綺麗さっぱりですよ。(笑)

たとえば、同じ問題の解説を一週間後に再び聞いたとき、真剣に取り組んだ生徒は「もうわかっている」「忘れることがないように、ここでもう一度、真剣にインプットするぞ」といった表情で聞いています。そうでない生徒はまるで初めて聞くかのような表情を浮かべます。まさに初見で初耳といった表情そのもの。こんなに毎回新鮮な感動を味わえるなら、人生幸せだねって思います。

大げさではなく、大なり小なり、その場で新しい知識をどんどん覚えていかない生徒は、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、みんな同じ表情です。




まとめ:今日からできる「聞く姿勢」の改善法

私は、自分の力でなんとかしようとすることが、考えることだと言いました。

「考える」って言葉をみんな簡単に使いますが、実際どれくらいの人が「考える」を実践できているんでしょうか。
考えない人間に、考えろと言ってできるようになることは、まずありません。
でも、考えようとしない限り、考えられるようになることも、絶対にありません。

ですから「考える」とは何かを「考えて」ください。

でもね、成績が伸びない生徒って、「考えない」「真似しない」「相手の気持ちを想像しない」など、いろんな残念な点が複数あるんですよ。追い打ちをかけるようで申し訳ないんですが、、。

私も教える立場として、困っているんですよ、、。
今の時代、この残念な生徒たちに、何度も同じ指摘を厳しくすることはできないんですよ。「〇〇ハラ、△△ハラ」と言われるので。残念な生徒は、自分が残念なことに気づかないまま、大学生になり、社会に出ていきます。どこの段階で出会う大人も、真剣に厳しく注意してくれることはありません。そうして自分が取り返しのつかないところまで行ってから、人生に絶望したり、逆に世間や周りを逆恨みしたりすることになるんです。

本当に可哀想な時代だなと、思っています。


誰かに厳しく叱られて、自分の間違いに気づけた人は、もがいているうちに、いつかまともに考えられるようになって、まともな人間になっていきます。
考えようとし続けることで、人間的な成長を促し、いずれ人の話の聞き方も変わっていきます。
社会に出てから、必要とされる人間になることができるのです。
人間的に成長した人しか、学力が向上することはないというのが、私の考え方です。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!




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~人間的成長なくして学力の成長なし~

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2024.08.21

9月の休館日をお知らせいたします。


9月の休館日は、
毎週日曜日、月曜日です。


お間違いのないよう、お気をつけください。


9.png

2024.08.21

みなさん、こんにちは!
りんご塾赤羽南教室です。



先日、りんご塾にお通いいただいている
保護者の皆様と、個別面談を実施いたしました。面談を通して、改めて各ご家庭が我が子に期待すること、そしてりんご塾に求めるものが実に多様であることを実感しました。

今日は面談の中での、気付きについてお話します。

  • 算数への取り組み方: 一部の保護者様は、お子様の算数力向上に非常に熱心で、中学受験を見据えた先取り学習や、高難易度の問題に取り組ませたいというご要望がありました。一方で、算数を楽しく学び、苦手意識を持たずに成長してほしいと願うご家庭もいらっしゃいました。
  • 学習目標: 4学年先の算数検定合格を目指すなど、具体的な目標を掲げられる方もいれば、まずは基礎をしっかりと固めたいという方もいらっしゃいました。


これらの目標や目的の違いは、良し悪しではなく、多様な考え方であると捉えています。当教室に通われている皆さんは、小学生だけで考えても、公立・私立・国立と多種多様です。ご家庭の学習環境も異なるので、各ご家庭の要望に的確に応えながら、
一人ひとりの子どもたちの可能性を引き出すことが、私たち「りんご塾」の使命だと改めて感じています。



一般的に難しいと言われることも、やってみなければわかりません。

これは、面談を通して私が強く感じたことです。子どもたちの成長には、無限の可能性が秘められています。まだ見ぬ才能を引き出し、その子にとって最適な学びを提供していくために、私たちは常に挑戦し続けていかなければならないと、強く感じました。

『やれる』『できる』という前提に立って指導を行う。

これは、私が数学の予備校講師として、常に心に留めていることです。特にまだ小学3年生以下の子どもたちは、私たち大人から見えている以上に多くのことを吸収し、日々成長しています。りんご塾に通う子どもたちをみていると、2ヶ月も経つと、別人のように成長していることはよくあります。ですから前提として、小学校の高学年や中学、高校の先取りであっても、『できる』『やれる』ということを念頭に置いて指導をしなければならないという思いを新たにしました。

周りの大人が『さすがに難しいかな』と考えて判断してしまうのは、可能性のある子どもの芽を摘み取ることに他ならないのです。子どもたちの力を信じ、彼らの「できる」を引き出して、「目標達成」のためにできることを、塾として全力で行っていきたいと考えています。

子供の可能性を表現する画像.png

今後について

面談で得られた貴重なご意見を参考に、りんご塾赤羽南教室では、以下の取り組みを強化していきます。

  • 個別指導の充実: 一人ひとりの個性や目標に合わせた、きめ細やかな指導を、引き続き提供します。
  • 多様な教材の活用: 市販の教材や、赤羽南教室オリジナルの映像授業を用意し、一人ひとりの目標にフォーカスした効率的なカリキュラムに沿って学習を進めます。
  • 保護者との連携強化: ご家庭の状況を伺いながら、お子様の学習進捗や苦手分野を共有し、一緒に目標に向かって歩んでいきます。


「算数力」や「思考力」を高めていくには、りんご塾での授業以外にも、ご家庭でのフォローアップが必要となります。また小さなお子様がりんご塾に通うには、送り迎えも欠かせません。いつも、ご協力いただき誠にありがとうございます。

これからも
りんご塾赤羽南教室は、子どもたちの成長のために、共に歩んでいくことをお約束します。何卒よろしくお願い申し上げます。


りんご塾イスの収納2.JPG
城南コベッツ赤羽南教室
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2024.08.03

皆さん、こんにちは!
りんご塾赤羽南教室です。

今日のりんご塾には、兄妹で浴衣と甚平を着てきてくれた生徒がいました!

浴衣姿のこうちゃん、れいかちゃん.png
「写真撮るよ~!」というと、仲良く手をつないで並んでくれました。
ふたりのニッコリ笑顔を皆さんにも、おすそ分けしたいです。(笑)
ふたりともよく似合っているし、可愛いくて微笑ましいです。

「今日はどうして浴衣なの~?」と聞くと、今日これからお祭りへ行く訳ではなく、りんご塾の先生たちに見せるために着て来てくれたそうです!なんと嬉しいことでしょう!いつもおしゃれしてくれたり、色んなものを見せてくれたり、たくさんお話を聞かせてくれてありがとう!

土曜日の午前中のバタバタする時間帯に、準備をして、お送りくださったお家の方にも感謝申し上げます。いつもありがとうございます!




りんご塾赤羽南教室は、今日もワイワイ楽しく算数に取り組む生徒たちの笑い声に包まれました。

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暑い日が続きますが、次回の授業でもまた元気に来校してください。
みんなで待ってますよ~!
(*´꒳`*)/








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2024.08.03

皆さん、こんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。


今日、私の所に、順天高校の課外講座で数学を受講していた去年の教え子で、今は浪人している生徒が模試の成績票を見せに来ました。彼はちょくちょく私の所にやってきて、こうして模試の成績票を見せるのですが、今日はこんなセリフが飛び出しました。

元教え子: 「先生、今になって、先生が言ってた『人間的成長なくして、学力の向上なし』という言葉が、めっちゃ身に染みてわかるんです。浪人してると、もう人として成長しないと、これ以上点数とか偏差値は伸びないなっていうのが、ほんとにわかって。先生の言ってた通りだなって最近いつも思うんです。僕、先生の数学以外にも、古文と英語も講座を取ってて、今講座のテキストを見返すと、めっちゃわかりやすいんです。あの先生の授業、すごかったんですね!」

と、興奮気味に話していました。

「今、わかったの?(笑)」と私は返しました。

彼は高校3年生だった現役時代を経て、一度は本気で大学受験をし、浪人生として改めて自分と向き合いながら受験勉強をしているとのことでした。そんな彼は、現役時代は、筑波大学を目指していました。筑波大のスポーツ系の学科で、体育の先生になるための勉強がしたいそうです。そして彼が見せてくれた成績票の「筑波大学」の欄には「A」の判定が出ていました。努力していることが、言葉からも、成績票からも伝わってきます。

ですが、彼の数学の成績を見ると、私はあることに気が付きました。

私:「お前さ、数学のどの単元も60%くらいで止まってるじゃん?なんでだと思う?自分で『これくらいができれば、一旦大丈夫かな』って安心してない?だからこの点で止まってるんだよ。」と言いました。

元教え子:「その通りです。だから人間的成長をしないといけないんです。」と彼は渋い顔をして言いました。「でも、僕本当に、浪人して良かったです。このことに気づかずに、そのまま進んでいたらと思ったら、もう。僕頑張ります。」

まだ受かっていないので、「浪人して良かった」というセリフを言うには早すぎる気もしますが、彼なりに色々葛藤を抱えながら、どうやったら点数や偏差値が伸びるのか、どうやったらもっと正確に早く知識を覚えられるのか、ということに悩みながら、もがいて勉強しているようです。今の彼のような葛藤した経験があれば、きっと良い先生になれるでしょう。私も、教え子が、自分の未熟さに気づいて成長しようとしている姿が見れて嬉しかったです。

彼が受ける試験には、学科試験の点数のほか、運動面の点数も必要だそうです。
成績票には、その運動に関する点数もありました。


私「これもさ、『これくらいできれば、セーフかな』って思ってない?」と聞くと、

彼「...............。だから、人間的成長が必要なんです......。」

立派に人間的に成長して、筑波に合格したらまた報告に来てくれると嬉しいですね。



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