2021.08.20
みなさん、こんにちは!
前回に引き続き2022年から全面導入がはじまる、
高校生の学習指導要領と新しい教科書についてです。
今回は数学編です。
文系・理系学生で、学習の内容に大きな変化がありそうです。
それではどのように変わったのか、詳しく見ていきましょう!
~目次~ 第1回 概要編 第2回 国語編 第3回 数学編 ・数学Cの復活 ・統計学を強化 第4回 英語編 |
参考:文部科学省【数学編 理数編】高等学校学習指導要領 p10より
数学Cの復活
今回の改定で最も大きな変更点が、数学Cの復活です。
現行の「数学Ⅲ」(平面上の曲線と複素数平面)、「数学B」(ベクトル)、
「数学活用」の内容の一部を移行して「数学C」に移行します。
2022年度より実施の新課程では、再び数学ⅠAⅡBⅢCの6分野構成に戻り、
現行課程では数学Bにある「ベクトル」および数学Ⅲにある「複素数平面」「式と曲線」が
新課程の数学Cに移行します。
これに伴い、ベクトルは文系の学生のほとんどが学ばなくなってしまい、
理系学生のみが学ぶこととなります。
統計学を強化
数学は全体的に統計学を強化していくようです。
これまで必須学習単元となっていた「データの分析」に加えて、
数学Bではほとんど入試の出題範囲からは外れていた「確率分布と統計的な推測」が数学Bで必須化されます。
昨今の統計学や機械学習、ビッグデータ活用への関心の高まりとあいまって、
社会の中にある事象を数学的に考察する力をつけようとする狙いがあるようです。
まとめ ・数学Cの復活 ・技術革新を見据え統計学を強化し、数学的考察力を高めていく ・ベクトルは理系学生のみ学ぶ |
いかがでしたでしょうか。
次回、英語編が最後となります。どうぞお楽しみに!
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