2024.04.18
『東船橋に生息する ぼくは じょうにゃんだよ』
さて、今日も宜しくお願いします。
本日のテーマは「受験校を選ぶ基準は、偏差値という数字だけではなくもっと大きな視野で」という内容でお送りいたします。
受験では、偏差値一覧表が登場します。
これは私たちもよく見ます。
ですが、この一覧表をジ~~~っと見て、何かが生まれるわけではありません。
偏差値にこそ、
たかが偏差値、されど偏差値なので、偏差値を軽く見るつもりは全くありません。すごく重要な指標であることは間違いないのです。
でも こういうシーンによく出くわします。
「模試などを受けてみて、自分の偏差値が出たら、その偏差値で行ける学校を探す」
というアレです。
面談のときにもよくお伝えするのですが、
「自分が行ける学校探し」になってしまうのですね、どうしても・・・。
可能性を偏差値という言葉、偏差値として出た数字が 頭の上に蓋をかぶせてしまうようなイメージです。
もったいないです。
偏差値とか判定って、そのときの そのテストを受けているからこそ算出された参考値でしかありません。
しかも一回こっこりに模試受験で、自分で可能性を勝手に判断するのは、非常にもったいないです。
だから、
「行きたい学校」を探しましょう。
偏差値という数字だけじゃなくて、もっと大きな視野で学校選びをしていけばいいと思います。
・偏差値
・自宅からの距離
・制服
・学費
などなど、比較検討要素は色々ありますが、でも私は その学校の中身もすごく大事だと思うのです。
また、自分が どんな学問を修めたいのか、これが一番大事だと思うのです。
今度試しに こういう考えの元、学校選びに進んでみてください。
「将来何をやりたい」
「どんなことをして社会に貢献したい」
「どんな技術を身につけたい」
「何を学んで活かしたい」
このような尺度から、自分の先々の将来をまず見据えて社会に出たあとの自分を想像してみてください。
例えば、
今は、車社会だけれど、必ず 自家用の飛行機がもっと身近になって空路が一般に開放される時代が来るだろうという夢を抱いた!
↓
そのためには、飛行機のエンジンをより小型にすることが先決だ!
↓
開発をしたい!
↓
ならば、航空工学を修める必要がある
↓
では この学部で、この大学だ! いくつかあるのでピックアップしてみよう。
このように、なりたい自分から「そのためには?」「そのためには?」という風に戻って考えて、行きつく先、これが志望校だという考えです。
自分の「今の実力から考えて、この大学かな」ではなくてですね。
もちろん・・・
偏差値について、受験まで残り2ヶ月とか1か月段階でしたら、偏差値に従った判定を無視は出来ません。
でも まだ こんな春先です。
もし皆さんが、受験学年の前の1年生、2年生なら、尚更です。
可能性の芽を自分で摘むことをせず、もっともっと大きな視野で考えてみませんか。