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2024.10.23

講師と中学生.jpg



千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!

【社会編】



◆総合問題12点分、地理・歴史31点分、公民26点分 特に記述は8~15%と低い正答率!

大問 内容 配点
総合問題 12点
地理:日本地理 15点
地理:世界地理 16点
歴史:前近代史 16点
歴史:近現代史 15点
公民:国民生活の経済・社会 10点
公民:日本の政治制度 10点
公民:国際社会 6点



全体の問題構成は、「地理」「歴史」「公民」3分野からのバランス出題です。
特徴的なのは、大問1で、伝統的にここでは3分野の総合的問題が出題されます。
以前は、ここで千葉県にまつわる問題でしたが、最近は必ずしもそうとは言えないものもあります。

各分野の出題で特筆すべきは、

①現代社会がかかえる課題に対する関心や理解程度を見る問題

②資料を活用し、社会的な事象を判断・分析するタイプの問題

③社会的事象について、自らの考えを表現する力を見る問題

④歴史においては、総合問題と歴史単独問題で並べ替え問題


これら4つが挙げられます。


【平均点や正答率】

2024年度の社会の平均点は、57.5点で、前年よりも3点高くなりました。
公民の国際社会分野の出題では、正答率が71.6%と高く、同じく公民の国民生活と経済社会の分野は、44.1%と正答率は最も低かったです。


正答率の観点からすれば、

・世界地理の冷帯地域のくらしについての工夫についての記述(8.2%)
・鎌倉幕府の衰退に関する記述(11・2~16.1%))
・財政政策に関する記述(13.8~15・8%)
・1960年代以降の世界のことがらの並べ替え(24.3%)

などが、低かった問題です。

また、総合問題の環境アセスメントについての問題は、正答率は53.1%でしたが、無答率も28.1%と高い結果となりました。



【社会の教科特性】


英語・数学・国語は積み重ねの学習であることに対して、社会は分野学習・単元学習が十分に機能する教科です。

もっと言えば、英数国は小学校、中学1年と習った内容が土台となって2年生の内容、3年生の内容が成り立っているイメージです。

社会は、「歴史」「地理」「公民」と3つの分野に分かれていて、それぞれの学習領域の関連性は薄いです。

したがって、単元を「ブツッ!」と切った学習をしても、学習した分だけ対応力が増していくのです。

歴史は苦手だけど地理は得意!!

そういう生徒さんもいるでしょうし、地理より公民のほうが覚えやすい!という生徒さんもいることでしょう。

それでも好きな分野の攻略+αで十分に点数化できる要素がある教科と言っても過言ではありません。


・・・確かに覚えることは多いです。
暗記していなければそもそも答えられない問題が多数あります。

対して・・・

【読み取り問題の増加】


・地形図の読み取り
・図、表の読み取り


これら出題は、基本的な知識を踏まえた読み取りであったり、知識を全く問わないタイプの読み取りもあるのです。

地形図は千葉県で毎年必ず出題されている鉄板問題です。

図、表の読み取りは、なんと7問も出題されているのです!!

スクリーンショット 2024-10-22 160833.png

こちらの問題は、
「ロシア、中国、インド、ブラジル、南アフリカ共和国、日本の発電量、一人あたりのGNI、温室効果ガスの排出量及び一人あたりのCO2排出量」に関しての資料読み取りも問題です。

選択肢に書かれた内容は難しくありませんが、計算をしなくてはならない選択肢もあるため、解くまでに時間が少しかかると思います。


このような資料読み取り問題は、必ずヒントが隠されていると思ってください。

見た瞬間のイメージで難しそう・・・と圧倒されてしまうかもしれませんが、まずはしっかりと図や表のポイントは何なのかを読み取っていきましょう。
選択肢も冷静に紐解いてみてください。



【文章記述問題の成否は高得点をとれるかどうかにつながる】


2024年度も3題の記述が出題されました。
おそらく2025年度も記述が減ることはないと思われます。

理由は、マークシート方式になったからです。マークシートになったことで、問題への負荷が減少した分を記述でリカバーしていく必要性があるからです。


つまりは、高得点を狙う、上位校を受験する場合には、その成否が重要になってきます。


スクリーンショット 2024-10-22 161924.png

↑例えば このような記述です。

ロシアの住宅についてまとめたレポートの一部である。文中の□□□□に当てはまる適当なことばを「永久凍土」「建物」の二つの語を用いて20字以内で答えなさい、という問いでした。


「ロシアなどの冷涼な地域では、建物から出る熱が□□□□ことを防ぐために、高床になっている住居が見られます」


この□□□□の中に20字以内で説明です。
いかがでしょう。



たんに用語を知識として覚えているだけではなく、その用語の背景やその影響について少し深く学習しないと回答が難しいような問題です。




【時事問題にも目配りを】

千葉県入試では、毎年、時事問題が出題されます。
今年は新紙幣が発行されましたが、少なくとも1000円札、5000円札、10000円札に描かれた歴史上の人物たちの名前、および何をやった人たちなのかなどは把握しておきましょう。

他にも

初めて発令された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表であるとか、
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことであるとか・・・

マイナス金利の解除などもありましたね。

また、スポーツの祭典であるオリンピックやパラリンピックなどの出来事も大変重要です。


【社会の効果的な学習法】

社会を「学問」として捉えると、

覚えることが多すぎて面倒~・・・こうなってしまいがちです。
覚えようとするから嫌になるのです。

覚えなくちゃいけないという呪縛から解き放たれてください。

単元学習が十分に効果を発揮しますから、たくさんある単元を分けて考えていきましょう。

その際に、有効なのは、ワーク系教材です。

●地理は、絶対出る「地形図」と資料読み取りに注力(資料集を活用しよう)
●歴史は、全体の流れを押さえるために教科書の流し読みが効果的!
●公民は、より近現代の内容なので重要語句を覚える!
●スマホのyahooニュースを毎日チェックし、出そうな時事は覚える!


【平均点推移】

R3年・・・57.7点
R4年・・・56.3点
R5年・・・54.5点
R6年・・・57.5点

このように社会の平均点は比較的安定しています。


R6年で一番平均が高かったのが理科の59.1点、ついで社会の57.5点です。
理科同様、点数源にできる可能性が高い教科ですし、

やればやるほど点数が上がる実感が確実にもてる教科でもあります。










2024.10.22

中学生1(パンフ表紙).jpg



千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!

【理科編】


「観察・実験を題材にした問題」「身近な生活に関わりのある問題」この2つを
徹底的に主題ととらえて演習問題をこなしていく!全4分野25点ずつしっかりと
出題される!



大問 内容 配点
(1)物理:身近な物理現象 3点
(2)化学:化学変化とイオン 3点
(3)生物:いろいろな生物とその共通点 3点
(4)地学:気象とその変化 3点
化学:身の回りの物質 10点
生物:生物の体のつくりと働き 10点
物理:電流とその利用 10点
地学:大地の成り立ちと変化 10点
物理:運動とエネルギー 12点
地学:地球と宇宙 12点
化学:化学変化と原子・分子 12点
生物:自然と人間 12点



学習指導要領に基づいたベーシックな出題が目立ちます。数学のように難問が出る感じではなくて、標準的問題、基礎的、基本的な問題が多く、


圧倒的に、


「観察・実験がらみの問題」

「身近な生活に関わりのある問題」


の頻度が高いのが特徴です。


要するに、サイエンスの知識を実生活にしっかりと活かしていこう!というスタンスが読み取れます。


大問1は小問集合ですが、ここでも物理、化学、生物、地学という4つの分野から3点ずつしっかりと出題されています。


大問2から9までの8題は、4つの分野から大問2つずつしっかりと出ていますので、分野の得手不得手をなくしていくことでバランスよい配点を目指すことも作戦の一つと言えます。


この4分野の平均点や正答率を分析すると、
全体の平均点は59.1点。

大問1を除いた各4分野の正答率は、大問2の化学が78.2%と最も高く、大問6の物理が39.9%と最も低い結果でした。

ちなみに大問1の小問集合は、正答率平均が80.9%と非常に高かったです。

正答率が低く際立っていたのは、

・傾いた地層の対比の作図問題 5.8%
・浮力の作図問題 17.6%
・日食のモデル化の計算問題  12.0%

この3問です。


【作図は必ず出題される】

千葉県の問題では作図は必ず出題されると思っていてほぼ間違いありません。
ばねの伸びと深さの関係を表す浮力についてのグラフの作図は、実験の内容を考察していき、問題の表の数値や計算したものの数値を使って解く問題です。


この問いは、前の問題が理解できていないとグラフにすることは難しいため、連動した問題と言えます。

ここでは「動滑車のはたらき」の理解がポイントになります。

スクリーンショット 2024-10-21 172358.png
(※千葉日報の2024年 公立高校学力検査問題 千葉県入試 理科より)





地層の作図は、柱状図を塗りつぶす問題でしが、複数の図から関連を見つけ出すのがポイントで、かなり難易度が高いです。

スクリーンショット 2024-10-21 172712.png
(※千葉日報の記事より)



【記述問題も必ず出題される】

「〇字以内で書きなさい」という字数制限つきの記述が2問出題されました。毎年、
重要語句の説明や実験・観察における器具の操作説明などは正答率は高めです。



その代わり・・・

実験や観察の結果からの考察という形式の記述問題は正答率が低い傾向です。


【計算問題】


最近の傾向としては、計算問題の増加と言えます。
2024年度でも5問の計算問題が出ました。


公式に当てはめて計算すればしっかりと正答が出せる問題もありますが、数学の知識や計算力が必要とされるような問いもあります。


さて、特筆すべきは、



【身近な生活に関わりのある問題】


身近な生活に関わるってどんなものがあるのだろう?あれこれ考えてみてください。
日本という国の特性からすれば

地震、火山、津波などが挙げられます。

千葉県の特性とすれば

地層、チバニアンなども 千葉県特有ですが身近な話題になります。


また一般的に見ても

天気や、電気の知識、天体の動き、星座なども日々の暮らしの中にある身近な話題になるでしょう。



このように理科こそは、身近な生活に関わりのある問題が豊富に用意される教科だと言えます。


2024年度では、大問7で皆既月食の問題が出題されました。


スクリーンショット 2024-10-21 174113.png

皆既月食なんて日常かなぁ・・・と思われるかもしれませんが、ここにある11月の皆既月食は、たくさんのニュースで取り上げられたので記憶に残っている方も多いのではありませんか。



日ごろからテレビやラジオ、ネットのニュースを見聞きしていれば、意外にもサイエンス系の話題が多いことがわかります。



教科書を丁寧に学習して、基礎内容をしっかりと定着させていき、日ごろのニュースにも耳を傾けてみましょう。



【どんな対策が有効か】

理科は1年生、2年生、3年生と、単元難易度がどんどんあがっていくタイプの教科ではありません。

とりわけ千葉県の出題を精査していきますと、
1年生の内容も3年生の内容もある程度 一定の難易度で標準的問題が圧倒的多数を占めるということに気づきます。


過去・・・これはかなり難しいのでは?と思う問題に出くわしたこともあります。


・金星の問題
・動物の分類の問題
・自然界の問題


これらは、記憶の中に残るぐらいの難易度でした。

しかしながら、

去年2024年度も平均点が59.1点と5教科中最も高く、R5年度においても国語、数学、英語がいずれも47点台の平均点だったのに対して、理科は、60.7点とかなり高かったりと、

意外と得点源になる教科という印象が強いです。


理科は確かに思考力を問うような問題もありますが、上述のとおり、実験がらみ・観察がらみ、身近な生活に関わりのある系統が多いがゆえに、基本知識を問う形式のほうが目立って多いのです。


その観点に立てば、単元を深く掘り下げていく学習ではなく、

広く浅く知識を身に着けていくワークを多用した学習が最も効果が出やすいのです。
難しい参考書を紐解く必要もありませんので、

基本知識、標準知識がしっかりと身につくワーク系教材を使って1年から3年の内容をスピーディにまとめあげてみましょう!


知識系の学習方法は、忘れることを恐れずに演習しながら覚えていく!(何故なら繰り返せばいいから)

これだけです。









2024.10.21

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千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!

【英語編】

◆大問は9つ構成で、大問1から4がリスニング、大問5が文法、大問6が英作文、そして大問7から9が読解で、配点5割が読解!!

大問 内容 配点
リスニング(対話を聞いて答える) 9点
リスニング(聞いて、絵を見て答える) 6点
リスニング(対話やまとまりのある文章を聞いて答える) 6点
リスニング(まとまりのある文章を聞いて答える) 6点
文法・文構造 15点
英作文 8点
発表原稿、広告等の読解 21点
長文読解 17点
対話文読解 12点



令和3年度の入試から試験時間が60分になりました。
全体を通して、4技能である聞く、書く、読む、話すの領域の中では、「読むこと」と「書くこと」を主体にした問題構成になっています。

また、生活に密着した実践的なコミュニケーションシーンを意識した出題になっていると言ってもよいでしょう。


【リスニング】

リスニングは全部で大問4つ分の出題ですと、配点も27点と全体に占めるリスニング配点割合が比較的高いことがわかります。

平成29年度には、リスニング配点が33点でしたので、若干減ったとはいえ、全体の4分の1以上がリスニングが占めていることから、重要度が高めに設定されているようです。


大問4では、文章を聞いて、その内容を表すメモの空欄に入る英語を選べ、という問題でした。

リスニングした内容を理解し、耳で聞きとった単語をそのまま書く問題でしたが、中には紛らわしい選択しもありますので、要注意です。


リスニングの大問4つは、全体で13分ちょっと時間が割かれています。読むスピードは、放送される英文そのものの分量が多くなっていることから、若干早くなっている印象です。

リスニング全体の正答率は、64.3%と低い数字ではありません。

学校の定期テストや実力テストでも同様形式でリスニング試験が導入されたり、会場模試のVもぎやSもぎにおいても似つかわしい形式で出題されますので、比較的練習機会は多いです。

リスニングで問われることは、5W1Hに関してのことがほとんどです。
流れる放送の英文を聞きながら、5W1Hを意識してメモがとれるようにするといいでしょう。

千葉県の過去問にもリスニングと国語の放送問題の音源がCDで付属されていますので、直近年度の過去問(声の教育社のものが一番いいです!)と、
古本屋さんやアマゾンなどで、年度の古い過去問(CD付を検索しましょう)を入手するのもいいです。

NHKの英会話と、リスニング練習アプリよりも、千葉県過去問のリスニングCDのほうが確実に練習題材になると思います。


【英作文】

大問6の英作文は、絵を見て、状況に応じた会話を自由形式で完成させるという形式です。
絵が表す場面は4コマですが、そのうち2コマの絵の吹き出しを英作文します。

例年ですが、日常のシーンを想定したものが多いです。

スクリーンショット 2024-10-21 143706.png
※千葉県 24年度 英語の問題より(英作文事例)

上の画像は、去年の英作文です。

(1)では「写真撮影はだめだよ」ということを伝える文章
(2)では「図書館で雨宿りをしよう」という誘いの文章


このあたりが書ければいいですが、

「写真を撮る」という熟語(take picturesとか、take a picture )と禁止の命令文が書けるかどうかですね。

雨宿りをするを、普通に書くと 
「take shelter from the rain」 となります。

この英文がスラっと出てくることは、なかなかないのではないでしょうか。

この場合、雨宿りをするということを英語で書こう、書こうとするよりも、
もっと簡単な表現で英作文を完成させることに注力したほうが良いです。



さて、

英語の大御所は、「読解」です。

【伝統の大問7番!8番!9番!=読解】


この大問3つの読解は上記の通り50点分ありますので、
適当にあしらうことはできません。


ここで登場するテーマは、「日常的テーマ」「社会性のあるテーマ」であることが
多く、文章だけではなくて、図や表、イラスト、ポスターなどといった資料から
必要な情報や概要を読み解いていく必要があります。


まず、現世代の生徒さんたちは、小学校でも英語を学習してきた世代です。
これまでの融資問題よりも難易度の高い読解が出てもおかしくありませんし、今後は
より語彙力や読解力が必要な問題が増えてくることでしょう。


それは、大学入試でも同様に表れている変化です。



【平均点考察】

千葉県入試が前期後期ではなく、本試験一発入試になってからの英語の平均点は、
R3年度・・・61.7点
R4年度・・・58.7点
R5年度・・・47.6点
R6年度・・・56.4点

このような推移です。

ひとついえるのは、
このいずれの年度においても 数学と英語の平均点比較で言えば、
英語のほうが高いです。


去年からマークシート方式も導入されたことで、2年前に比べて平均点が上がりました
ので、

私は個人的に

「記述」や「問題文の増量」によって、難易度調整がされる
とみています。


国語と社会と英語では、とにかく文章の記述によって表現力をみるような問題が多く
出題される傾向です。
国語における作文は、まさに「表現力」を問うのに一番最適な問題となるのです。


では英語では?

・英作文
・自分の考えを英語でまとめて書く


このようなスタイルで、より身近に英語を駆使するシーンを想定した出題
それが今年度のテーマの一つだと言えます。



【英語学習の対策】


そんな千葉県の特徴ある英語問題の対策は、ズバリ!!


★読解問題を解きながら、単語や熟語の語彙力をアップさせ、同時に文法事項
の再確認をしていく方式です。

そして、読解問題を解くときには、「問題文そのもの」も大切にしていきましょう。


具体的には、読解問題への取り組みとして

①まずは時間を計測して読解問題を解く

②解いた後、答え合わせをしつつ、読解の英文を声に出して読み和訳する

③正しい訳が出来ていたかどうかを解説ページで確認する

④わからなかった文法、単語、熟語にマーカーで線を引く

例)文法にはオレンジ、単語には赤、熟語は青など


⑤④をしっかりと調べて(または解説文を見て)解決する


この5段階を踏めれば、非常に素晴らしい学習法に繋がります!

ちなみに、②の英文を声に出して読んで和訳する!この部分は飛ばさないほうが
いいです。
この練習法は、今後皆さんが高校生になっても必ず生きてくる方法ですし、
自分のリスニング力とスピーキング力を同時に磨きます。







2024.10.18

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千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!

【数学編】


◆大問は4つ構成で、大問1で小問15題出題で配点51点分!!

大問 内容 配点
計算と独立小問題 51点
関数 15点
図形 16点
総合問題 18点



大問1には計算問題と独立した小問が全部で15問出題されます。以前は、計算と小問集合は別の大問でしたが、今はまとめられて出題されていて、大問1で過半数の配点を占める状態になっております。


ここでは、数と式や、図形、作図、関数、データ活用などからランダムに出題されることになるでしょう。


計算問題は、さほど複雑なものは出ません。
ここは正答率も高いところですので、ケアレスがないようしっかりと得点化していきましょう。


図形の作図は、千葉県では過去、鬼のように難しい問題が出題されていました。

例えば 下記のような問題です。

スクリーンショット 2024-10-18 111920.png

昨今は、ここまで難易度高いのはあまり見かけませんが、骨っぽい作図が出る場合もありますので要注意です。

中学生の作図というと、パッと浮かぶのが、角の二等分線とか、垂直二等分線ですが、これら基本作図であるとか、円の性質などはしっかりと押さえておきましょう。



大問2では「関数」が出る可能性がひときわ高いです。
去年は一次関数と二次関数両方が出ましたが、トータルの正答率は28.1%でした。

関数!というと、初めからあきらめてしまう生徒さんもいるのですが、実際の正答率からすると、
苦手なら苦手なりの戦略として、大問のはじめの(1)とか(2)は比較的解きやすいので、向き合ってみてください。

例えば去年ですと、

(1)の①は、正答率は80%です!
(1)の②は44.6%ですから半数が取れているのですよね。

イメージ先行で、関数は難しい、解けないと思い込むことがないよう、基礎問題は必ず解けるのだ!という気構えで普段の学習の練習項目に入れておくといいです。

また、塾の先生や教室長などとも相談して、関数の基礎を練習したい!という申し出をするのもアリですね。



大問3は、たいてい「証明」がらみの図形問題です。

証明は、中学2年で習った「合同証明」、または中学3年でこれから習う「相似証明」このいずれかが、または両方が必ず出題されると言っていいでしょう。

去年の図形領域では、

平面図形、空間図形、図形の合同、図形の相似が出ました。
この中で、もっとも正答率が低かったのは、「図形の合同」です。証明問題で、合同と相似の可能性は?と聞かれたら、若干合同図形証明のほうが多く出る傾向だと答えます。

中学2年生のときの合同証明は、復習分野になりますが、相似証明を習う段になったら、意識して合同証明の復習も行うようにしてみましょう。


さて、


ここ最近の大御所は大問4です。


ちなみに去年は、


「スクリーンに投影される影について」で、会話文形式の中で問われる形式で、平面図形と関数の融合問題でした。

一見すると「まるで理科の問題?」と見まがうような形式です。


ここは、最初にとらえ方を失敗すると、その後全部に影響が出ますので、難易度は高いです。

(2)以降の正答率はで5%以下が3問ありました・・・。

なかなか厳しい出題ですが、上位の学校を狙う場合はこのあたりを点数化できてくると有利性が増すと思います。



【ズバリ!千葉県数学の攻略法は】


去年の平均点が、51.9点。おととしが、47.6点。
その前のR4年度が、51.5点でした。


この3年間で見ると、国語についで数学の平均は低めです。(実は国語が一番低い!)


平均点が低いテストは、全体的に点が取れていない生徒さんが多いということですから、チャンスととらえてください。

とは言え数学が苦手なお子さんにとっては、点数化するのが大変!と思いますよね。

いえ、そんなことはありません。

数学が苦手でしたら、大問1の対策と、関数と図形証明の基礎、およびデータ分析を何度も練習していくといいです。

平均が50点ぐらいのテストで、自分の点数が50点達成すれば、偏差値は50ですからね。


数学が得意な生徒さん、上位を狙う生徒さんは、やはり関数と図形の証明をいかに点数化できるかがポイントです。
それと、最後の総合問題の会話文形式は、慣れが必要です。
文章に
惑わされずに冷静に問題を紐解いていけるように、練習していくことが肝要です。


千葉県の数学の問題は、基礎問題と応用問題の難易度差がとても大きいです。
数学が苦手な生徒さんも得意な生徒さんも 

まずは基本的問題でケアレスなく正答できるようにしていきましょう。


大問1の小問集合で、51%あるのです。

ここの点数が取れるような基礎問題の演習、標準的問題の演習を徹底してやってみてください。


基礎は有限!
応用は無限です!

無限の応用にとことん時間を使うというのは、無限に時間がかかることを意味します。
限られた受験戦線の中で、数学は5教科ある中の一つです。

学習時間の配分にも十分気を配ってください。

まずは基礎です。



来年受験を迎える 中学2年生諸君!!数学の攻略は君たちにとって必ず優位性保持に繋がります!!
 

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2024.10.17

講師集合.jpg

千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!

【国語編】

です。


◆大問は7つ構成で、読解問題の配点が60%!!

大問 内容 配点
放送問題 8点
漢字の読み 8点
漢字の書き 8点
説明的文章読解 23点
文学的文章読解 23点
古文読解 18点
作文 12点


放送問題は、記号選択問題です。
コツは、メモをしっかり取ること!ぐらいですので、特別な放送問題対策を思い切りやらずとも大丈夫です。

実際、放送問題の正答率は83%もありますので、難易度としては低めだと言えます。



漢字の読みと書きについては、知識問題の部類ですが、日々の練習努力が必要でササっと練習したから即点数に結び付く分野ではありません。

でも題材としては、学校で配布される「漢字用のワーク」をしっかりと練習しておくとよいです。

読みについては、読めればいいのですから、私は「いちいちノートに書かなくていいよ」ぐらいに言ってます。
書きは、さすがに見つめているだけでは覚えられないので、書いて練習しましょう。
書くことが出来ればたいていは読めるので、
漢字の練習=書く練習!ととらえて練習してみてください。


ラストの作文は、


「作文まで手が回らなかった」という声が毎年多いです。つまり読解問題でけっこう時間をとられてしまうぐらいの分量のため、作文を書く時間に割けなかったということです。
だとすると、それはとてももったいないことです。
作文の配点は12点あるからです。


与えられた条件とか資料があって、設問に合うかたちで条件付きの自由作文を仕上げていく形式です。
ただ、最近は定期テストでも千葉県入試と同じ形式で出題されたり、練習機会とか、向き合う機会が増加しているためか、以前よりも回答力が高まってきている感じもしますね。

いわゆる10行作文と言われるもので、文字数にすると200文字以内です。
作文で8点以上取れる生徒さんは大方3割以上います。
一番多い得点が4~7点で、こちらは全体の24.7%です。

ということは、12点満点中4点以上取れる生徒さんが、全体のほぼ6割はいるということです。

書いておかないと損!ですね。


さて、ここで、もう一度 上の表を確認ください。


現代文(説明的文章と文学的文章)の読解と古文の読解で、点数としていうと
なんと64点分あるのですね!


とどのつまり、

国語の対策の大たる部分=読解力をつけていくこと!になるのです。


「読解力をつけるってどういうこと?」


・そうは言っても語彙力が、、、
・そうは言っても文法事項も、、、
・そうは言ってもそもそも読むスピードが、、、

とか、

考えるといろいろ不安要素が出てくるかもしれませんね。


読解力こそ、一朝一夕ではなかなかうまくいかないかもしれません。


でもですね、


主題は3つです。

①説明的文章はどうやって解くのか

②文学的文章はどうやって解くのか

③古文はどうやって解くのか


です。

今まで見たことのある文章が入試で出てくる可能性は、ほぼないとあきらめておいてください。

見たこともない文章が出てくるのは仕方ないことです。


ですから、「解き方」をどうするのかですね。



城南コベッツ東船橋教室は、国語に力を入れています!

特に3つの主題にはものすごく力を入れていますので、国語でよくある・・・


「何となく これかな」という答え方ではなくなるのです。


国語を確信もって回答できるようにするための方法!

それは、主題の3つの


「解き方」を学ぶことです。


この秘密は是非!教室でご確認ください!!


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