2025.02.01

『グローバル系と理数教育充実系が人気な理由は、あきらかに未来地図が変貌するからであります』
本日、新聞のトップに、就業者が最多の6781万人で昨年よりも34万人増えたという記事がありました。
まず、
人はなぜ働くのか?→生活のため、対価を得るためです。
高度経済成長期を経てきた日本と今の日本が違うのは、イケイケドンドンではなくなってきている事実でしょうね。
税金負担、社会保険料負担、物価高、高齢化社会などなど、抱えてる構造的問題も目立って多くなってきました。
中学受験の人気が増しているのは、親御さん世代がこれからの時代を予見して、未来地図の変貌を読んでいるからこそ子供たちが困らないように頑張っているからだと思います。
小学生が自らの意思で机に向かってバリバリ勉強するシーンは、そうそうないでしょう。
ですから、お父様、お母様たちは、苦労しながらも子供の将来をうまく誘導していこうと四苦八苦で頑張るのです。
人気なのは
①グローバル系教育が充実した学校
②理数教育が充実した学校
この2つが備わっていると、その学校の人気も自然高まっています。これは私立中学のことですが、将来的には、大学みたいに高校ももう少しフィールドの自由さが出てくるように思います。
さて、まず グローバル系というと、教科で思い出すのは「英語」です。
でも先に本ブログでも書きましたが、日本の英語教育はあと1つでもランクが下がれば、非常に低い能力に入ってしまうぐらいのところに位置しています。
この問題、大きいですよね。
グローバルな活躍ということになれば、英語などの外国語を駆使して日本という枠内にとどまらず世界で活躍というイメージがあります。
ところが、相当力を入れている英語教育ですが、なかなか世界とは渡りあえていないのが現実です。
よって、Speaking が大きなポイントになると思うのです。
読めても しゃべれなければ 海外でのビジネスは出来ないですからね。
しかも日常会話じゃなくてビジネス英会話となれば、多くの人がしり込みしてしまうことでしょう。一朝一夕に英語力がつくはずがなく、2000時間とか3000時間を費やして、相当の努力が必要になります。
続いて理数系。
2025年から共通テストの教科に「情報Ⅰ」が格上げされた流れとか、これだけ毎日のように「AI」の文字が随所で踊っているのですから、時代はもうAIの技術開発競争になっているということです。
情報の分野というのは、AIだけにとどまらず、企業防衛のためのサイバー攻撃防御であるとか、民間企業への様々な導入など、とんでもない勢いで急拡大していきますので、とにかく人材不足で困っているのがわかります。
ところが
これは私たちが受ける印象ですが、理系進学に魅力を感じていても数ⅢとかCの教科への恐れから敬遠してしまう・・・そんな人たちも多いように思います。
また、理系に進むということは、物理とか化学とか・・・そういう理科系科目においても「こりゃ難しいわ」で諦めてしまう生徒さんも多いみたいです。
ですから、
これはよく生徒さんとか保護者さんから聞きますが、
理系クラスが1に対して、文系が9とか・・・学校全体でも文系化してしまっている様相もあります。
理数系教育は、小学校、中学校ぐらいから、数学的にものごとを解決する力を養っていくことで、数学嫌い、数学苦手をいかに少なくしていくかがポイントでしょうね。
大学の理系の学問にものすごく魅力を感じていてもその前の教科学習で大きな壁がある・・・・そんな印象です。

城南コベッツ東船橋教室は開校以来、
「英語と数学で優位に立つ!」というスローガンを掲示し続けています。
決してこの2つに照準を絞りきっているのではありません。
教科学習の中で、この2つには大きな拘りをもっているということです。全教科対応ではありますが、英語と数学には特に力を入れている教室です。