城南コベッツ塚田駅前教室

Tel:047-439-3113

  • 〒273-0042 千葉県船橋市前貝塚町565-11 塚田プラザ 2階
  • 東武野田線/塚田駅 徒歩1分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • atama+個別指導
  • 1対2個別指導
  • 定期テスト対策
  • ジュニア個別指導
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • 大学入試一般選抜対策
  • スタディ・フリープラン

2022.11.21


おはようございます、塚田駅前教室です。


今回の後期中間テストのテスト範囲では、2年生は数学に「証明問題」があります。
近隣中学校では、証明の導入部分まで範囲指定されていました。

学校によっては、範囲が狭まって一次関数の利用~角度となったところもあります。

2月の学年末テストは導入含めてガッツリ証明問題が範囲になります。


この証明問題、穴埋め形式と記述形式の2つのパターンがあります。


穴埋め問題はできるという生徒さんは多いのですが、記述形式になると書けなくなることも多いです。


よく耳にするのは「どう書いたらいいかわからない」


証明問題は、いきなり書き出そうとせずに与えられている図形が「どんな図形」なのか、「どんな角度」がわかっているのかなどをよく観察していきましょう。


◇証明問題は論理的思考が必要◇

証明問題というのは、「問題を解く前から答えが解っているもの」です。
これは先ほど書いたように、

与えられている図形が「どんな図形」なのか、「どんな角度」がわかっているのか

これらの情報からその図形はどういう図形なのかをまず考えます。

そして、問題文に例えば「AB=DC、AC=DB」書かれていた時、

「2組の辺がそれぞれ等しい」という合同条件を思い出していきます。

問題文にはほかにも図形についての情報が書かれていたりしますので、そこでも三角形の性質や内角の和などいろいろな知識を利用して


与えられた図形について説明していきます。


これを論理的に書いていくのが「証明問題」です。



論理的な考え方、問題の考え方を一緒に鍛えていきましょう!




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2022.11.19


塚田駅前教室です。

何度かatama+のご紹介をしてまいりました。

これからますます需要が高まってくatama+について、使い方・効果を改めてご紹介します。


◇atama+◇
atama+は、東大卒のメンバーを中心に構成された「atamaplus株式会社」によって開発された、AI(人工知能)を活用した次世代の個人レッスン型の学習システムです。


「つまずきの発見から解決まで」

AI×人間(コーチ)のタッグによる個別指導になります。

AIが一人ひとりのつまずき(理解度、ミスしやすい場所)を瞬時に分析し、必要な単元まで戻る(復習)ことができます。


「わからない」の原因にさかのぼり、根本からの解決


我々大人たちは、子どもたちへよく「復習しなさい」と言います。
けれど、いざ復習をしていくとなると、どこをを、何をやったら良いのかというのが不明瞭です。

しかも、子どもたちそれぞれの持つつまずきの場所などはバラバラです。
少しずれたところを復習してしまうこともあります。


復習するにしても、どこをどうやったら良いの?
どこが苦手かもよくわからない、全体的にこの教科が苦手!

色々なパターンがあります。悩みは人の数だけあります。


atama+は、それを的確に、戻るべき正しい道しるべを出してくれます。

atama+は、
生徒一人ひとりの苦手な範囲、つまずいているところを瞬時に分析し、その単元までさかのぼってくれます。
そのため、中には小学生の単元に戻ることもあります。

しかしそれは、基礎部分がおぼろげになってしまっていたり、何となくできていたりと、理解が浅いままの可能性があるということです。

この「さかのぼり学習」を繰り返していくことで、つまずいていたところを克服し、現時点での学校での学習に追いつけるようにすることが可能です。


AIによって、瞬時に必要な復習のところに戻るので、「最短ルート」で復習していくことができます。



◎つまずきの発見、解決に導く新たな学習方法

学習量の増加、難しさのレベルが上がっていく中で、はじめから「わからないをゼロ」にしていくことは難しいです。

授業、勉強が難しくなった、と感じたら「つまずき」のサイン。

その「つまずき」のサインをそのままにしてしまうと、

わからない、成績が伸び悩む、勉強が苦手というサイクルができてしまいます。


成績の伸び悩みとなってしまう原因には以下のような問題点が潜んでいます。

①どこでつまずいたのかわからない。

②つまずいたところまで戻って学習できない。


これには、学校では限られた時間の中でカリキュラムをこなしていく必要があるため、
前の学年の内容を振り返る機会が無いということが根本としてあります。

小学生での内容理解が不十分なまま中学生に上がり、中学生で内容理解が不十分なまま高校生に上がり、というように進んでいくと

その後の学習が思うように進まなくなります。

学校では一人ひとりのつまずきを確認していくということはなく、そしてどんどん学習を進めていきます。

復習の仕方も、復習するべき場所も自分で正しく選択することは簡単にできることではありません。
また、一度つまずいてしまうとなかなか取り戻せないですが、学習に大切なのは「積み重ね」です。


マーケティング素材_RGB-02_ナレッジグラフと専用カリキュラム(中学生).png



◎atama+で得られる変化とは?

・「つまずいている単元」を見つけ出すことができる。
・「どこでわからなくなっているのか」がわかる。
・テスト範囲に向け、今からどこを学習するべきかがわかる。
・戻るべき単元までさかのぼることができる。


◎どうして「わかる」ようになるのか

AIが生徒それぞれの解答の選択、ミスの傾向を完全解析してくれるからです。

AIによって生徒の理解度、気付いていない弱点などを瞬時に発見し、「戻るべき単元」に導いてくれます。

個々のつまずきを

「最短ルートで学習」

することができるのです。


例えば、

2次方程式がわからない、難しいと感じたとき

実はその前に学習してきた「正負の数」「因数分解」「1次方程式」の単元が理解不足という根本原因が隠れています。
全部かもしれない、もしかしたらどれか一つだけかもしれない。

人間だとそれを判断していくのは難しいです。
人間の場合は大まかに、この辺りに課題があるな、ということは推測していくことができますが、それも細かいところまで分析するには時間がかかります。

AIを搭載したatama+はそれが可能になります。

AIで前の単元に戻り、「正負の数」「因数分解」「1次方程式」を一つひとつ解決していき、根本原因をより明確にして2次方程式を解けるようにしていきます。

マーケティング素材_RGB-11_積み木1(中学数学).pngマーケティング素材_RGB-12_積み木2(中学数学).png

生徒ぞれぞれの弱点をピンポイントで学習を進めていき、努力すべき方向を見失うことなく、

ムダのない学習
をしていくことができます。

AIがその生徒にとって最適な道筋を導き出し、短時間で、根本原因にさかのぼって「解けない」をゼロにしていきます。
ピンポイントで学習していくため、部活動や習い事で忙しい生徒さんでも効率よく学んでいくことが可能です。


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◎一人ひとりに合った学び

「わかる」につなげていくためには、生徒それぞれの理解状況、常に合った学習が大切です。

atama+は、診断 ⇆ 講義 ⇆ 演習 ⇆ 復習を自由自在に行き来して理解度を確認していきます。

ミスの傾向、間違えた問題、解答にどれくらい時間がかかったか等のデータをAIが学習し、その生徒が間違えやすい問題を出題して復習させたり、難易度の高い問題にチャレンジさせたりします。

数百万時間以上の学習データをもとに、一人ひとりの得点UPに直結するとわかっている内容だけで、専用のカリキュラムをつくり、最短で「できる!」に導きます。

この
カリキュラムパターンは1億通り以上、生徒さんの数だけあります。
生徒の得意・不得意を AI が学習し、最適な問題を自動作成する。

まさに「オーダーメイド学習」「個別最適化学習」といえます。

◎わかりやすさ

講義動画で、問題の考え方やポイントを解説が流れます。そして、それをしっかりとノートに書き留めていってもらい、学習していきます。
atama+での学習ではこの「ノートに書き写す」ことがポイントです。

ただ講義動画を目と耳で聞くだけでは完全には身につきません。自分で書いていくことで学習をしていきます。


この講義動画は、音声に加えてポイントとなる部分に手書きで書き込みが画面上で行われていきます。
それを一時停止しながらノートに書き写してもらうことで、大事な部分はどこなのかを認識してもらうことができます。

図やイラストも表示されるため、わかりやすいです。

学習風景(小学生・寄り).jpg



◇AIに頼りっきりなのか?◇

メインはAIですが、講師(コーチ)がリアルタイムで解析されたつまずきを確認し、学習方法や学習姿勢をサポートしてまいります。


よくある質問

Q:人が教えなくて大丈夫なの?

atama+の講義動画・演習問題は、教育のプロによって自然と理解できるように作成されています。
また、もしわからないことがあっても、教室にいるコーチのサポートを受けることができるため、つまずいてしまう心配はありません。

ここでのポイント

従来の冊子の教材からタブレットに教材が変わっただけ。



学習風景(中高生・寄り) (3).jpg



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           ※コーチ(講師)が見る画面





◎いつでも、どこでも学習ができる

atama+の更なる特徴として「いつでも、どこでも」学習することができることです
ネット環境、パソコンやタブレットなどさえあれば、教室だけでなく家でも使うことができます。

そのため、通常の授業からさらに多く学習することや、時間割も関係なく学習することが可能です。

さらに、自宅など教室以外での学習の際には、遠隔で学習状況を講師が確認可能です。
そして、定期的に教室での学習時間ももうけ、学習状況もヒアリングしていきます。


↓ ↓ ↓ いつでもどこでも学習可能なコース↓ ↓ ↓


<スタディーフリー・プラン>というものです。

こちらは、通常の時間割の概念を取っ払った授業になります


SFP学習時間イメージ.png

時間割があることで、例えば19:30から来られるけれど、授業は19:50から。

中途半端な時間ができていまいます。


もちろん、自習にあてるということもできますが、せっかくなら授業にしたいところです。


または、部活がなければ間に合うところを、部活動がある故に20分遅刻してしまうから授業に出られないということもあることでしょう。

あるいは、急な体調不良で欠席になることもありえます。


そういったことを解消できるのがこの<スタディーフリー・プラン>です。
次の日に朝練があるから早く来て、その分、早く帰るということも可能です。

自宅でも好きなだけ使うことができる、いわゆるサブスク利用です。

部活動が忙しい生徒さん、または学習習慣が普段から身についている生徒さん。
使い方次第で時間を有効に使いつつ、最短ルートでのつまずき解消をしていくことができます

学習時間の確保もできれば、その生徒さん用のカリキュラムで進めていけるオーダーメイドとなります。


学習習慣がある生徒さんならどんどん学習を進めていってもらって大丈夫。

テスト前にはいつもより多めにやろう!という使い方もできます。


実際にお試しに触っていただくことも可能です。
苦手な教科などをお伺いし、セッティングをしてまいります。


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2022.11.18



おはようございます、塚田駅前教室です。


国語の勉強方法、と考えたとき、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?

①とにかく文章を読む
②漢字の読み書きを練習する

などがひとまずパッと思いつくものだと思います。


数学なら、計算問題や文章問題を解いて、解き方・問題のパターンを身につけていくことで、段々とできるようになっていくイメージがしやすいですよね。
5教科のうち、国語は特にどう勉強したらいいのか、思い浮かびにくいのではないでしょうか。

国語は、そのほかの教科にも影響を与える力です。
数学であっても、英語であっても、または理科、社会であっても問題文は日本語(英語の場合は英文もありますが)で構成された文章です。

新学習指導要領によって、教科書や入試の出題傾向に変化が出てから、子どもたちが解く定期テストの問題なども、問題文が難しく表現されるようになっていきました。


国語が苦手だと、そのほかの教科の問題文を理解することに苦戦することも出てくることでしょう。

国語は、重要な教科なのです。



◇国語の勉強とは◇

①読解力を身につけるには?


国語の力は3つに分かれます。

1.読解力
2.表現力
3.日本語力


読解力と聞くと、とにかく文章、例えば小説なり教科書の本文だったりと読めば付くだろうと考えがちです。

表現力についても、とにかく文章を書いていけば、そのうち表現する幅も広がるだろうと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。


この1.読解力と2.表現力を支えるのは3.日本語力です。


日本語力というのは、文章の構造、つまり文法力の部分になります。

日本語の語彙の知識もそうですが、日本語の文の構造をトレーニングすることで、

まずはその文章に「どんなことが書かれているのか」を理解する力を付けていきます。



国語力を伸ばす力のもうひとつに「文章を要約する」練習です。

要約することは、読解していくことよりも難しいです。

これを読んでくださっているのが保護者様であれば、ご自身が生徒だった時のことを思い出してみてください。

学校のテストなどの記述問題で、要約して書くことや、抜きだしではなく自力で書いていく問題があったと思います。
この辺りは、「どう書いたらいいのか」で迷って空欄にしてしまったりと、「書くこと」が苦手な生徒さんが多いです。


内容を要約することは、その文章を理解できているかを把握する問題です。

要約していくには、何度も文章を読み返して、その文章が「何を言おうとしているのか」「何を伝えたいのか」を読み取っていくことが必要になります。

読み取るために、繰り返し文章を読み返すことで、自然と読解力も身についてきます。



②長い文章の読み書きの機会はあるか

読書の習慣があっても、国語が苦手という子もいます。

小説などの物語を読む機会が多ければ、物語文は比較的得意かもしれません。
しかし、説明文などは苦手ということがあります。

この辺りは、問題文を作成する学校の先生など、出題者が問いたいことを汲み取る力が必要になり、問題文の「読解力」のトレーニングになります。



長い文章を読む機会が少ないと、集中力も続かなかったりで内容を理解するのに時間がかかってしまいます。
長い文章を読むトレーニングになりますね。



国語の勉強は、文の構造(文法力)を鍛えつつ、文章を読んで要約することを並行させていくといいです。


まずは教科書の本文を要約して「言いたいこと」をまとめられるようにしていきましょう。

学校の文法ワークがあれば、接続語によって前後の文章がどうつながっているかなどを復習していきましょう。



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2022.11.15




おはようございます、塚田駅前教室です。



大学入試改革、新学習指導要領など今の子どもたちの学習は大きく変化していきました。


中学受験においても、その変化は表れています。
2022年度の出題傾向がどんなものだったか見てみましょう。


中学受験で一番みんなが苦戦するのが算数です。
算数は学校で学習する範囲以上のことができるようになる必要があるため、特に一生懸命に取り組む教科になります。

また、算数は配点も高く、解ける問題を多くしておくべき教科です。

一番差が出る教科と言われています。

算数は、単に答えがわかれば良いというわけではなく、途中式など「その答えを導き出す過程」をどのように考えたのか、というところも見られます。



当然、算数の基礎力は計算力。
どんなパターンの問題であっても「計算力」は逃れられないものですが、当教室の生徒さん達も演習で「ちょっと計算ミスが~」ということが多々あります。
授業のときはたくさん間違えて良いです。

ですが、本番のときはその「ちょっとした計算ミス」でかなり点数を落としてしまうということもあり、解き方はわかっていたのに~と言いますがミスの積み重ねで結果的にそうなってしまうのはとても勿体ないですよね。


計算力には、「正確さ」と「スピード」も必要です。


さて、

年度や学校によって出題される問題の難易度は変化していきますが、最近の入試では、基本の解き方をおさえたうえで、初見の問題に見えるけれど、よくよく考えてみると演習で解いたことがあるパターンが含まれている、というような問題があるようです。

過去問などを繰り返し解いて、問題のパターンを覚えていくという方法をとるのが王道ですが、問題から「解いたことがある」ヒントに気づける力も必要になってきているんですね。


解法のパターンを覚えてひたすら問題を解くのではなく、「知っている解法をうまく利用していく力」。

「思考力」や「判断力」を持っているか試される問題ということになります。


「思考力」「判断力」は、新しい学習指導要領で掲げられている、子どもたちに身につけてほしい能力です。(このほかに「表現力」があります。)


大学入試でも、高校入試でも、新しい学習指導要領によって出題傾向が変わりました。

いずれも「思考力」「判断力「表現力」を測る問題になり、会話形式の問題や、共通テストの数学においても国語並みの問題文の文量になりました。



中学受験の算数の定番は、図形問題、割合の問題です。
それに加えて難関校では「データ」「統計」に関わる問題も出題されるようになってきている様子。
中学、高校の授業でも、数学だけでなく国語や社会においても資料問題として「グラフ」などの統計が問題に組み込まれるようになりました。


また、ある事象について、なぜそうなるのか理由を答えさせる問題もあります。
この辺りも「データ」に基いて考えていく内容なので、


やはり一貫して「思考力」「判断力」を試す傾向にありますね。


これからの時代、IT産業がますます拡大していき、少子高齢化によってIT人材の不足が懸念されています。
IT人材の育成も考えプログラミングの授業が小学生からあり、「プログラミング検定」も盛んです。

これから先、どうなっていくか見通しが利かない未来へ生きていく子どもたちに「生き抜く力」を身につけてもらうため、

この先も入試問題は変わっていくことでしょう。




※中学受験をご検討の生徒さん

小学生の指導は通常1コマ×60分ですが、

中学受験の場合は、
中学生・高校生と同じ1コマ×80分授業がオススメです。

集団塾の補習としてのご利用も可能です。




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2022.11.14



近年、「第3次受験ブーム」と言われるように、中学受験の受験率は上昇傾向にあります。

直近である2022年度の首都圏の中学受験者数は、51,100名でした。

首都圏の場合、人口の集中も相まって受験率の上昇になっています。

過去30年を振り返ったとき、中学受験の受験者数は
1991年のときに51,000名
2007年のときに50,500名

2022年はこの2回のピークを上回りました。


1991年のときはバブル景気のピーク、2007年の翌年にはリーマンショックがあったため、ピーク後は減少傾向にありました。
しかし2015年からは8年連続で上昇し続けていきました。


Q.中学受験の受験率が上昇傾向にある理由とはなんでしょう。


このきっかけとなったのは2016年度から始まった私立大学入学定員厳格化」です。

これは「入学定員を超過した私立大学に対して、経常費補助金の配分基準を厳しくする」という政策です。

定員よりも多く入学させると補助金は渡しません、というものです。
補助金を出さない理由は、入学者が多ければ入学金、授業料の収入も増えるため補助金は必要ないだろうという考えです。

当時の私立大学は、入学定員よりも上回る合格者を出していたところが多かったです。
ここの理由としては、国立大学を受験する生徒は、私立大学を滑り止め受験に利用するケースが多々あります。

入学辞退を想定した合格者数とも言えます。

文部科学省はこの現状を問題視し、「私立大学入学定員厳格化」を始めました。

また、この厳格化によってさらに影響が出たのは「私立入試の難化」でした。
入学定員を超えないよう、入試問題を難しくし、合格者数を絞る必要が出てきたわけです。

これによって、A判定でも不合格になってしまうパターンも出てくるようになります。


さらに、2020年度には「大学入試改革」
大学入試の改革は30年ぶりでした。

センター試験に代わる「大学入学共通テスト」

従来のマークシート方式に加え、国語総合(古文・漢文を除く)と数学Ⅰは記述式問題が導入予定でした。
しかし、採点者の確保や公平性の問題などから2024年度までの実施延期とされています。
英語の民間試験の導入も見送りになっています。


このように、中学、高校、さらにその先の大学入試が今後どうなっていくか先が読めない状況に加えて、現在はコロナ禍によって教育に不安を感じるご家庭も増えました。

コロナ禍によってオンライン授業など、ICT教育(情報通信技術)の需要も高まったことで、公立と私立での環境の格差も出てきました。


そういった経緯から、中高一貫、大学まで内部進学できる学校への受験がさらに高まっていったわけですね。

この流れは一過性のものではなく、直近の2023年度の中学受験含めてこの先も続くと思われます。