新中3生をもつ保護者さまへのメッセージです。
少し早いですが、来年の神奈川県高校入試についてお話しします。
昨年からの一連の新型コロナウイルスの感染拡大は生徒さんの学習環境を
大きく変えました。春先の一斉休校、学校再開後も分散登校や部活動の制限は、
明らかに生徒さんの学校で学ぶことへのモチベーションを下げました。
議論する時間、準備する時間はある程度あったはずなのに、オンライン授業への
移行も早急にできる状況には至っていません。
高校入試を考える上で避けて通ることのできない「内申点」。神奈川県では
(制度が変わらなければという前提で)、中2生の後期または3学期の成績と
中3生の後期中間テストまたは2学期の成績が使われています。
公立高校では、2年生の成績○/45、3年生の成績は2倍で○/90の合計、
私立高校では、(学校によって異なりますが)3年生の成績が使われます。
私立高校では、受験資格として内申点に基準点の目安を設けており、
それを満たさなければ、一部の私立高校で実施しているオープン入試を除いて
受験はおろか出願することすらできないのです。
学校で過ごす時間の少なかった現中3生は内申点を上げるチャンスが
少なかったのです。2年生で(もちろん1年生でも)内申点(=通知表の成績)に
不安があったら、上げることをすぐにでも考えるべきです。
とどのつまりは「内申点」、内申点さえあればそれだけ選択肢が広がるのです。
※とどのつまり=「とど」は「結局のところ、物事の終わり、行き詰まり」といった
意味を表す言葉。「とど」とは、海獣のトドのことではなくて、成長につれ
呼び名が変わる出世魚「ボラ」のことです。
ボラは、オボコ→イナッコ→スバシリ→(イナ)ボラ→トドと
成長するにつれ名前が変化します。つまり、成長の最後に呼ばれる名前、
トドから、成長の終わりのことを「とどのつまり」となったそうです。
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