城南コベッツ池上駅前教室

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2023.04.22

今回は新しく中学2年生になる皆さんへ向けた記事です。


「中学1年生の最初のテストから、だんだん成績が下がってきた」

「部活動で疲れて、家で勉強する気になれない」


中学2年生は「中だるみの時期」ともいわれます。中学に入りたてのフレッシュな気持ちは薄まり受験までまだ1年もあるため、勉強へのモチベーションが下がりやすい時期です。しかし中学2年生は高校入試にかかわる大切な時期です。


本記事では、中学2年生で意識すべきことを3つ紹介します。中学3年生で後悔しないように、ぜひ参考にしてください。

1. 中学2年生が受験のカギを握る

グラフィックス1.png高校入試問題の約60%は中学1, 2年の学習内容から出題されるといわれています。そのカギを握るのは中学2年生です。


中学1年生の学習がそのまま受験問題になることは多くありません。たとえば中学1年生の英語の授業で、アルファベットの書き方を習いますよね。こういった内容は基本的すぎるため、入試で出題されることはありません。


中学2年生の勉強内容は、入試問題へと直結します。「いま習っていることがそのまま受験で出題される」という気持ちで、中学2年生での勉強に向き合いましょう。

2. 中学1年の復習をする

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「中学1年生の最初とくらべて、成績や順位が下がってきた」という人は、中学1年生の範囲を復習しましょう。


中学1年生の知識を土台にして、中学2年生の勉強は進んでいきます。1年生の内容をおろそかにすると、2年生で習うことも理解できないという悪循環になってしまいます。


たとえば次のような方法で復習するのがおすすめです。

  • 総まとめの問題集に取り組む

書店には「中学1年生の総まとめ」を一冊にした問題集があります。量も多くなく取り組みやすい問題集で取り組みましょう。

  • 学習塾の短期講習を受講する

多くの学習塾が短期講習(春・夏)に、前年度の総復習を組み込んでいます。おためしとして短期講習のみ受講可能な学習塾もあります。集中的に中学1年生の復習をしたい人にはおすすめです。


3. 部活と勉強の両立にはコツがある

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部活動では半年後に3年生が引退するため、2年生が最上級生になります。重要な大会が増え責任も増すため、疲れて家に帰る人も多いでしょう。


「部活が忙しくなって、疲れて勉強する気になれない」という人は、次の方法を試してみてください。

  • 朝のうちに1日のタスクを決めておく

最も頭が冴えている朝に、1日でおこなう勉強を決めましょう。するべきことが決まっていると、ダラダラする時間が減って時間を効率的に使えます。

  • お風呂に入ってリセットする

部活が終わって疲れて帰ったら、いったんお風呂に入ってリセットしましょう。お風呂は体の疲れを癒し、頭もスッキリさせてくれます。

まとめ

グラフィックス1.png中学2年生が学校生活で意識すべきポイント3点について、お話ししました。まとめると次の通りです。



    • 中学2年生の学習範囲が受験のカギを握る
    • 中学1年の復習をする
    • じょうずに部活と勉強を両立させよう







中学2年生という時期の大切さを理解して、その土台となる中学1年生の学習内容を見直しましょう。また、部活動でも重要なポジションとなる時期です。じょうずに両立しながら充実した1年間にしましょう。

2023.04.19

今回は充実した中学校生活を送るために『生活面で意識したいこと』について、お話しします。

新中学1年生の皆さんに、生活面で意識して欲しいことは次の4つです。

  
  1. 起きる時間・寝る時間を決める

  2. 朝食を抜かない

  3. 軽い運動をする

  4. スマホでの動画視聴・SNSの利用は30分までにする

それぞれ解説します。

1.起きる時間・寝る時間を決める

グラフィックス1.png第1に、起きる時間・寝る時間を決めましょう。「今日は休みだから」といってお昼近くに起きたり「テスト前だから」といって一夜漬けをしたりすると、体のリズムが狂ってしまいます。学校で眠くなって集中力が続かないという結果にもなりえます。

また、ある研究結果では、午前0時後に就寝した生徒は翌日の脳の活動が鈍くなるということがわかっています。遅くとも23時までには布団に入るようにし、7時間以上の睡眠をとるように心がけましょう。

(参照:中学生における睡眠不足が体調に及ぼす 影響について|東京学芸大学等共同研究)

2.朝食を抜かない

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みなさんは毎日、朝食をとっていますか。

朝食をとらないとエネルギー不足になってしまい、学校での授業が頭に入ってきません。

文部科学省の「全国学力・学習状況調査」によると、朝食を食べていない生徒は食べている生徒に比べて、問題を正しく答える力が低いことが分かっています。

(参照:コラム-朝ごはんと学力には関係がある!?勉強の集中力をサポートする、最強の「受験朝めし」とは?

空腹のままだとイライラしやすくなるため、楽しく学校生活が送れない可能性もあります。余裕を持って起床して、朝食をとるようにしましょう。

3.軽い運動をする

グラフィックス1.pngスポーツが好きな人は、ぜひ運動部に入りましょう。運動が苦手という人は、できるだけ親御さんに送迎してもらわず、徒歩や自転車で登校するようにしましょう。

ある研究結果では、屈伸などの軽い運動をした後は脳の働きが活発になり、問題の解答率も上がるということです。

(参照:中学生における睡眠不足が体調に及ぼす 影響について|東京学芸大学等共同研究)

部活動のスポーツはもちろんですが、通学も「歩く」「自転車をこぐ」などの軽い運動です。その結果、1限目から集中して授業を受けることができます。

体調が悪かったり事情があったりする場合はしかたないですが、毎日の集中力のためにも軽い運動を心がけましょう。

4.スマホでの動画視聴・SNSの利用は30分までにする

グラフィックス1.png中学生になって気をつけたいのはスマホの使用です。スマホの使用時間を30分までにすることには2つのメリットがあります。

  
  1. 学力が下がるのを防ぐ

  2. 友人関係のトラブルを防ぐ








文部科学省が行っている「全国学力・学習状況調査」をみると、SNSや動画視聴の時間が長いほど各教科の平均正答率が低くなります。また、最も正答率が高いのは30分以内の使用に留めている生徒でした。

(参照:長時間SNSで成績低下、動画の視聴時間も影響...学力テスト・文科省調査

また、全国の中学生の約9割がSNSやLINEのグループチャットを利用しており、約半数がトラブルを経験しているということです。

(参照:中学生の約9割がSNSやLINEのグループチャットを利用、約半数がトラブル経験|EdTechZine(エドテックジン)

学校では、お友達とケンカしたり仲直りしたりするのも経験の1つです。しかしSNSを使いすぎると、家の中にいてもお友達との人間関係に悩まされることがあります。

学力を伸ばすためにも、精神的な安定を保つためにも、スマホを使った動画視聴・SNSの利用は30分程度に押さえるようにしましょう。

2023.04.15

前回は、定期テストの重要性や勉強の仕方について解説しました。

中間テストは5教科、期末テストは9教科のテストを3日ほどかけて行います。


こちらの記事では「うまくテスト計画が立てられるか不安」という人へ、テスト計画の立て方やポイントについて解説します。

テスト計画を作る時のポイント

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テスト計画の立て方のポイントは次の通りです。



● スケジュールに応じた計画を立てる

● 具体的な「やることリスト」を作る








中間テストは2週間前から、期末テストは3週間前から始めましょう。
期末テストは9教科のため、早めのテスト勉強が必要です。

2週間前にはテストの範囲が配られるのが一般的。「早く勉強が始めたいのに、範囲がわからないから計画が立てられない!」と心配しなくても大丈夫。テスト範囲がどこから始まるかは予想がつきます。

例えば「前回のテスト範囲が50ページまで」だったなら「今回のテスト範囲は51ページから」です。

スケジュールに応じた計画を立てる

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みなさんは、次のような日はそれぞれ
、どれくらいの勉強時間が確保できるでしょうか。


  • 部活がある日
  • 塾や習い事がある日
  • 学校だけがある日
  • 完全にお休みの日

テスト前に必要な時間は、平日は3時間・休日は5時間くらい。部活や習い事がある人は、1週間の勉強時間(25時間)で計画を立ててください。


ある研究結果によると、学校の授業以外の勉強時間が120分以上の生徒が、学力が高くなる傾向があります。テスト前はプラス1時間の3時間勉強できると理想的ですね。

(参照:中学生の学習時間と学力の関連 : 1日の学習時間および家庭学習に着目して|岐阜大学教育学部研究報告)

やることリストは時間を決めて具体的に

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「月曜日は国語と英語、火曜日は数学と社会」のようにざっくりした計画を立てる生徒がいます。これでは計画倒れになってしまうことが多いです。


次の点を確認しましょう。



  • 日付が入っている
  • 「いつ(時間)」やるのか決めている
  • 「何を」「どれくらい」やるのか決めている
  • 休憩など、時間に余裕を持たせている








例えば、英語のテスト範囲で、覚えるべき英単語が100個あるとします。
テストまで2週間なら、1日10個の英単語を覚えて残りの4日は復習に当てられます。



<1日の計画の例>23:30に就寝する場合

5/15(月)
(学校前) 7:00- 7:30  ✔︎ 英語:教科書p. 74 英単語10個覚える

(夕食前)18:30 -19:00  ✔︎ 社会:ワークp.54-57 間違えた問題のやり直し

(夕食後)20:00-21:00 数学:ワークp.73-p75 間違えた問題のやり直し            
(休憩20分)
     21:20-22:00 音楽:重要語句にチェックペンで印をつける
(休憩20分)
     22:10-22:30 国語:試験範囲の漢字を10個覚える
(就寝まで1時間)
合計3時間



















具体的な計画表を作っても、勉強できない日もあるかも知れません。終わった項目には✔︎をつけて、翌日や休日に繰り越せるようにしましょう。そのためにも余裕を持たせた計画が大切です。

2023.04.12

中学生になると、定期テストや期末テストがあります。


「中学生のテストって、小学校のときと何が違うの?」

「どんな風に勉強をすれば良いか、不安」

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そこで本記事では、次のことについてお話します。



  • 中学校のテストについての解説
  • 中学校でのテスト勉強の仕方






中学校では、
約2ヶ月に1度、3日間程度のまとまったテストがあります。この点数は、内申点(通知表の5段階評価)を決めるときに最も重要です。


東京都の高校入試では、入試の点数と内申点が7:3の割合で合否を決めるのが一般的です。本番の点数が同じでも、内申点が低ければ不合格⋯なんてこともあります。


「中学校のテストに不安になってきた」と感じるかもしれませんが、大丈夫です。


中学校の定期テストは、普段の勉強が理解できているか確認するものです。難しすぎる問題はあまりでません。


また、中学1年生の定期テストは、点数を取りやすくしてくれる先生もいます。しっかりテスト対策をしていれば良いスタートを切れるでしょう。

中学校の定期テストは中間・期末がある

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中学校の定期テストには、中間テストと期末テストがあります。学期の途中にあるテストと、学期の最後にあるテストです。



  • 中間テスト⋯国数英理社
  • 期末テスト⋯国数英理社+実技教科(美術、音楽、保健/体育、技術/家庭)







期末テストでは、5教科だけ勉強して実技教科には手を抜く、という生徒がいます。しかしそれは大きな間違いです。
実技教科の内申点も高校入試に影響しますし、中間テストがない分、期末テストの点数が大きくひびきます。


「でも時間がないし、すべての教科を勉強するなんて無理!」という声が聞こえてきそうですね。しっかりと計画を立てて、ポイントを押さえた勉強をすれば十分な点数が取れます。


では具体的に解説していきますね。

中学校でのテストの勉強の仕方

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  • テスト範囲を確認
  • 教科書の読み直し
  • ワーク問題の解き直し
  • 重要事項の暗記
  • 教科書と授業のプリントの見直し

テスト前には、テスト範囲の一覧表が配られます。すぐに勉強できるように、教科書やワークのテスト範囲には、付箋をつけておきましょう。


テスト勉強はまず「覚えていない、わからない問題」だけを取り出していきます。


例えば、ワークでのテスト勉強は、次のような手順です。



  1. すべての問題を解く
  2. 間違えた問題に✔︎をつける
  3. ✔︎の問題だけ、もう一度解く
  4. 合っていたら✔︎を○で囲む
  5. 間違っていたら、✔︎の横に、✔︎をつける
  6. すべての✔︎が○で囲まれるまで繰り返す
  7. テスト直前に、印のついている問題だけ解き直す

1と2のステップを普段の復習で行っておくと、テスト勉強が楽になります。


また、実技教科は暗記教科のため、教科書とノートで重要語句を覚える必要があります。暗記用のペンや赤シートを使って暗記しましょう。


中学校の定期テストでは十分なテスト計画が必要です。

そこで、次回は「定期テストのための計画の立て方」や「定期テストで注意したいこと」についてお話します。

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2023.04.01

小学校6年生のみなさんは、約2ヶ月で中学生になりますね。「制服もあったりして、小学校とちがう雰囲気だな」「勉強も大変そう」と不安もあるんじゃないでしょうか。

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ところで、「中1ギャップ」って聞いたことありますか?

小学校と中学校では環境が変化するため、心や体の適応が難しくなってしまうことをいいます。「中1ギャップ」の大きな要因は「友達や先生などの人間関係」「授業やテストの学習面」「部活動などの生活リズム」の3つです。

ネガティブなイメージで使われることが多いですが、「中1ギャップ」をうまく利用することもできます。

中1ギャップはチャンスのとき

図2.png

「中1ギャップ」は裏を返せば、心機一転「一から勉強をがんばるチャンス」「新しい人間関係をつくるチャンス」でもあります。

勉強面でいうと、中学1年生の最初の授業は、小学校の復習も含めて一からおこなうことが多いです。

たとえば、過去にこんな生徒がいました。

小学6年生の終わりに、入塾テストを受けにきてくれたA君。結果は「平均的な学力より、かなり下」でした。

A君は、中学生になるという環境の変化を利用して、中学1年生の最初の授業から、毎日コツコツと勉強をがんばりました。その結果、中学3年生まで学校順位トップを維持し、志望校に合格することができました。

小学校から中学校への変化は大きく、少し疲れてしまうこともありますが、こんな風に「チャンス」と思えば、楽しみになりますね。

中学1年生は「学力の土台づくり」のとき
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中学1年生は「学力の土台づくり」のときです。この期間の勉強内容をしっかり習得することが、とても大切です。

中学校3年間を大きく分けると⋯

  • 中学1年は「学力の土台づくりのとき」
  • 中学2年は「知識を増やし、応用力を高めるとき」
  • 中学3年は「応用力を生かし、中学3年間の総まとめのとき」

たとえば、家を立てようとするとき、しっかりとした「基礎と土台」がなければ、どんなに頑丈な壁や屋根を取り付けても、あっという間に壊れてしまいますよね。

それと同様に、中学1年生の学習をしっかりしておけば、その後の2年間は波にのるようにうまくいきます

中学1年生の授業は、比較的、慎重に進むことが多いです。少しでも「分からないな」という部分があったら、先生に質問をしてそのままにしないようにしましょう。

中学校は3年間しかなく、みなさんの多くは「希望した高校に合格したい」と考えていることでしょう。

中学校の授業は「早いスピードで進んでいく!」と感じるかもしれませんが、3年間のそれぞれの役割を知れば、不安がることはありません。

中学1年生では特に、毎日の学習を確実に理解して、しっかりした基礎を築きましょう