城南コベッツ神戸深江教室

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2024.02.19

2027年秋、東京大学が文理融合型の課程で5年間一貫の教育課程を創設する方針であることが発表されました。

 新課程は、欧米の有力な大学を参考にして、学部の4年間と大学院修士の1年間を合わせた5年制で、定員は1学年100人程度(半数は海外からの留学生、半数は国内の高校卒業生)を想定しています。
 入学時期は秋で、授業はすべて英語で行われます。さらに、学生自身で学ぶテーマを決め、既存学部や大学院の授業も受講できるようにするという、従来にはない特徴的な教育課程となっています。

東大の新課程「カレッジ・オブ・デザイン」の概要.png出典:読売新聞_2024.02.19

 2024年2月9日(金)、大阪府の吉村知事が「大阪公立大学で2027年度から段階的に秋入学を実施する計画」を発表したばかりで、大阪公立大学の公用語を将来的に英語にする方針を示しています。
出典:大阪府市会議_2024.02.09_抜粋

 企業でも、2010年、楽天(株)、ユニクロ【ファーストリテイリング(株)】が、社内での英語公用化を発表し、、資生堂(株)、シャープ(株)、アサヒビール(株)、本田技研工業(株)、(株)日立製作所、伊藤忠商事(株)、武田薬品工業(株)三井不動産(株)なども英語教育に積極的に取り組んでいます。

 グローバル化の波の中で、英語教育がますますクローズアップされています。しかし残念ながら、日本の英語力は急速に低下しています。
参考:英語力

 英語教育の礎となるものが、小学校3、4年生の「外国語活動」(週1回)と小学5、6年生の「外国語科」(週2回)です。
 小学校の授業は子どもたちにとって初めて英語に出会う大きなきっかけとなります。小学生のうちから英語の音声にたくさん触れ、基礎を養うことで、小中高と英語の力を大きく伸ばしていくことができます。

 その反面、小学5、6年生から外国語(英語)が教科化されるということは、教科書を用い、正式な教科として成績がつくということを意味します。ここで苦手意識を持ってしまうと中学校での英語の勉強がおろそかになってしまい、その後の高校受験にも悪影響が生じかねません。

 学童期(6~11歳までの小学生の時期)は、英語だけでなく、プログラミングや算数などを通して、お子さまの可能性や能力を引き出してあげる時期でもあります。

 学習を通して、小さな成功体験を積み重ねていくことで、お子さまの自信が培われていきます。
 お子さまの可能性や能力を引き出すためのプログラムをご用意しておりますので、ぜひご相談ください。

2024.02.17

日本の英語力が、急速に低下しています。

 国際語学教育機関「EFエデュケーション・ファースト」(本部・スイス)によると、英語を母語としない113カ国・地域のうち、日本人の英語力は87位、アジア23カ国・地域では15位という結果でした。
 日本は5段階中4番目となる「低い能力レベル」(世界64~90位)とされました。
 参考:世界最大の英語能力指数 ランキング
2023年の世界主要国の英語力ランキング.png 英語力トップの国はオランダで、「非常に高い能力レベル」(1~12位)や「高い能力レベル」(13~30位)の多くは欧州の国々が占めています。

 日本は初回調査の2011年は14位でしたが、当時、約40カ国だった参加国(現在は113カ国)が次第に増えるとともに順位を下げています。
英語能力グラフ.png出典:nippon.com_2023.11.21

 日本の小学校では2011年度から、小学5、6年生の「外国語活動」が始まりました。
 その後、2020年度からは外国語活動が小学3、4年生に引き下げられ、小学5、6年生は教科としての「外国語」(英語)を学ぶことになりました。

 学習指導要領を踏まえて、中学校で学ぶ英単語数は、小学校で学ぶ英単語数に上積みされます。
小中高校で学ぶ英単語数の推移.jpg出典:朝日新聞EduA_2023.01.13

 中学校に入学すると、小学校で学習したことをベースに授業が進んでいきます。
 小学校で学ぶ英単語が定着し切れていない生徒は、中学スタートの時点で、すでに定着している生徒との差が生じていることになります。

 先日、実用英語技能検定(以下、「英検®」)の問題形式が、2024年度に一部リニューアルされ、2025年度に新設級(準2級プラス)を導入することが発表されました。
参考:2025年度 準2級プラス(新設級)の紹介

 英検®はこれまで、その時々の学習指導要領に表わされる英語能力観を踏まえた出題を目指してきました。
 今回のリニューアルでは、既存の「意見論述」の出題に加え、「要約」問題や「Eメール」 問題が出題されることが発表されています。
出典:問題形式リニューアル

 新設級の導入は「準2級と2級の間には高い壁がある」というのが理由です。
 5級から準2級までは各級の合格までに要する期間がおよそ1年間ですが、準2級合格者が2級に合格するまでに約2年近くかかっているというデータがでています。
英検_新設級.png 
 英検®を取得すると高校受験や大学受験で有利になる場合があります。
 もちろん何級でもいいという訳ではなく、通常は2級~3級以上の取得で優遇される学校が多いです。
 大学や私立中高など学校によって内容が異なるので、下記の検索サイトで確認してみてください。
 英検・TEAP・IELTS 活用校検索 ← 詳細はコチラから

 学習指導要領に沿って、高校の外国語(英語)については、「コミュニケーション英語」「英語表現」「英語会話」の3つの科目に代わって、英語コミュニケーション論理・表現の2つの科目が設置されています。

 「英語コミュニケーション」は「コミュニケーション英語」に代わって設置された科目です。
 従来の4技能(「聞く」「読む」「話す」「書く」)から「聞く」「読む」「話す(やり取り)」「話す(発表)」「書く」の5領域に見直され「話す」というアウトプットの部分が細分化・強化される形に改められました。

 「論理・表現は、「英語表現」に代わって設置された科目です。
 「話すこと(やり取り)」「話すこと(発表)」「書くこと」といった英語のアウトプットを強化することを目標としています。
 「論理・表現」の授業では、
スピーチやプレゼンテーション、ディスカッションなどを通じて英語の発信力強化を目指しています。

 2022年度からはじまった高校の新学習指導要領では、小学校入学から高校卒業までに約4,000〜5,000語の英単語を学ぶとされており、以前の学習指導要領と比較すると単語数が1,000語〜2,000語程度増加することになります。
2109_英単語_02.jpg出典:atama+_2021.09.30

 英単語を効率的に学ぶことはどの世代にも共通の課題で、AI教材であるatama+(アタマプラス)も状況に合わせて進化し続けてています。
参考:人工知能(AI)の活用 ← 詳細はコチラから

2022年3月:中学生の英単語学習機能の拡充 参考:プレスリリース_2021.09.30
2022年7月:小学生の英語学習機能の提供を開始
2022年8月:高校英単語学習機能の拡充 参考:プレスリリース_2022.08.31

 高校英単語学習では、AIが単語ごとに記憶度を「覚えた」「うろ覚え」「苦手」「未判定」の4段階に分けて判定し、さらに生徒自身が設定する難易度のレベルが、5段階(中学基礎レベル、高校入門レベル、高校基礎レベル、高校標準レベル、高校発展レベル)に細分化されます。

 atama+(アタマプラス)は進化し続け、生徒の学習をあらゆる面からサポートします!

2024.02.15

神戸市は、2024年9月から市内在住の高校等の通学定期代を、所得制限を設けずに全額補助すると発表しました。
出典:読売新聞オンライン_2024年2月15日

出典:神戸市長_定例会見(高校生等通学定期券補助の大幅拡充)_20240214

 2024年8月末までは、これまで通り60,000円(12,000円ⅹ補助対象期間の月数)を超える通学定期代の2分の1が補助されます。

(参考)
 市外の高校等に通う場合の通学定期代はこれまで通り年額144,000円(12,000円ⅹ補助対象期間の月数)を超える通学定期代の2分の1を補助

 詳細は決まり次第、ホームページでお知らせがあるようですが、定期券を購入したら、定期券の写真を撮影しておきましょう。

【2023年度までの通学定期券 補助制度】


 e-KOBEで、撮影した定期券の写真を保管できる画像保管用フォームがあります。(2024年4月1日まで利用可)
定期券画像の保存・送信 ← 詳細はコチラから

 画像保管用フォームを利用せず、補助申請期間(2024年1月4日~4月12日)中に、ご自身のスマホ等で保管した定期券の写真を添付して申請いただくことも可能です。

【補助金の簡易判定】
 以下の計算ツールサイトで補助の対象になるか、補助金の交付額がいくらになるか簡易的に算出できます。
神戸市高校生等通学定期券補助計算ツール ← 詳細はコチラから
 申請については、原則、e-KOBEで受け付けしています。

 通学費の無償化は全国初の事例で、新高校1年生にとっては、心強いサポートです。
 神戸市は、高校生の学びを支援する事業が加速しています!

2024.02.12

 文部科学省は小中学校の授業時間を5分短くし、各学校が時間の短縮分(年間で計85時間)を自由に使えるようにする方向で検討を始めています。
出典:文部科学省_令和3年6月28日_第124回教育課程部会_資料4_抜粋

 現在は1コマあたり小学校45分、中学校50分で、文科省はこれを小学校・中学校とも5分短縮して小学校40分、中学校45分の授業時間に変更することなどを視野に入れています。

年間の授業時間短縮イメージ.png
出典:読売新聞_2024年2月10日

 横浜市立奈良小学校では「質の高い学び」と「持続可能な学校」の実現に向けた取組みとして、午前中に5コマの授業を組み、午後に20分間の「学習タイム」(児童が自由に学習できる時間)が増えています。

横浜市立奈良小学校の取組み.jpg出典:みんなの教育技術

 2024年度の千葉県内の私立中学入試では、国語や算数など「教科」で試験を行うのではなく、与えられた資料から情報を読み取り、問題解決策を発表する「探究型」の試験が出題されました。
参考:読売新聞_2024年2月3日

 東京都渋谷区では、今年4月から区立の全小中学校で毎日午後の授業時間を課題分析や対応について考える「探究学習」に充てることなりました。
 「探究学習」は、国語、社会、算数・数学、理科など各教科の授業時数を1割減らしてその分を総合的な学習の時間に上乗せすることで確保していきます。

 また、長崎県は2025年度の公立高校入試で、一般選抜の5教科の試験に、日常生活や社会問題などと関連した探究的な問題を取り入れる方針です。
参考:NHK 首都圏NEWS WEB_2024年2月11日

 こうした流れからも「考える力」や「調べる力」「伝える力」などを育む時間は非常に重要ですが、教員の働き方改革や学校の授業時間短縮などにより、学校教育だけではカバーしきれないのが現状です。

 これからは、ますます「個」別指導の社会的役割が大きくなってきます。

 当教室では、読み書きや計算といった基本的な学力(基礎学力)の定着に加え、資料やグラフなどから情報を読み取り、問題解決能力を養う取り組みも行っています。

 生徒一人ひとり(「個」)の理解度に合わせて、生徒の総合的な能力向上を支援していきます。

2024.02.09

令和6年度の兵庫県内私立高等学校出願状況が発表されました。

 高校からの募集はしない7校を除く44校の定員8,783人(前年度と同じ)に対し、出願者は31,469人(前年度より351人減)で、平均倍率は3.58倍(前年度より0.04ポイント減)でした。
出典:兵庫県私立中学高等学校連合会資料

 高倍率だったのは、須磨学園(Ⅲ類理数)33.45倍、仁川学院(アカデミア)29.10倍、東洋大学付属姫路(S)25.99倍、神戸野田(特進S)25.94倍などでした。

 試験は、2月10日(土)から生野学園を除いた43校で行われ、合格者発表は2月10(土)~13日(火)です。