城南コベッツ東船橋教室

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2024.10.28

26日(土)と27日(日)休館をいただきました。
この土日は、ドジャーズVSヤンキースの43年ぶり東西対決!日本では、ソフトバンクVS下剋上でCSを勝ち抜いたDeNA!
そして衆院選挙と・・・・ほとんど家にいたのですが、何かこう・・・スマホを見てしまう二日間でした。


皆さんはどんな週末を送られましたか。

さて今週もスタートしました。どうぞよろしくお願いいたします!

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『ちょっとずつ さむくなってきたね。そろそろ コタツがひつようかにゃぁ?』




今日のテーマは、「大学へ行こう!」です。
ですから高校生の方向けですね。


高校に入ると、それまでの中学時代とは違った時間の進み方を感じることでしょう。
まぁ、一言いえば、早くなります。時間の感じ方が全然違うと思います。
何もかもが勇み足で進むので、決定しなくてはいけないことがどんどん次から次へと増えてきて、

「あああ~ もうどうしたらいいのだ!」となってしまうこともあるかもしれません。


学校での行事があらかじめ定められて、そのイベントめいたことだけが進行の核ではないことは、高校生諸君も保護者様も皆さんわかりますよね。

それはあくまでもイベントです。



右を見ても左を見ても 高校生にとって、やっぱり学問の習得が基本ですし、高校生全員に「はじめが肝心だ!」と強く伝えたいです。


何が自分を助けてくれるのだろう?


深く考えてほしいのです。
天が何かを与えてくれて、それは類まれなる運動能力だとか、無双の頭脳だったりとか、とにかく人間の内聞にある筋肉なのか、頭なのか、そのいずれかしかないですよね。

どちらも兼ね備えていれば最高ですが、人間得手不得手もありますので、自分が能力を発揮できるものは何なのか?をよく考えておくべきです。
それがあなた自身を助けてくれるからですね。


運動においても頭脳においても オギャー!と生まれたばかりの赤ちゃんが、生まれたその瞬間から能力を発揮するなんてことはあり得ません。
もしそんな赤ちゃんが居るとしたら漫画の世界でしょうね。


動物たちの赤ちゃんと違って、人間の赤ちゃんは育てるのに根気もいるし、気を付けなくてはならない項目がたくさんあると思います。
それは健康面しかり、身体の器官全体しかり、
首がすわり、歩けるようになって、しゃべれるようになって、それからも心配はずっと尽きないでしょう。

5歳になった!もういいだろう・・・というのはないですね。
10歳になった!もういいだろう・・これもないですね。
15歳になった!もういいだろう・・・かなりしんどいですね。
20歳になった!もう立派な大人だから よかろう・・・もしかしたらよくないかもしれませんね。



このように人間が独り立ちするまでには、すっごく時間がかかるのです。人間ほど素晴らしい頭脳とか技術開発力があったとしても一人前の大人になるまでにはえらい時間がかかるということです。

どの道中にあるのが、高校生の皆さんですね。


まだ独り立ちまでは少々難しく、(不可能ではありませんが)いろいろと悩みも多くなる年頃です。
人間関係であるとか、環境であるとか、それはそれはいろいろ出てくると思いますよ。

悩みを抱えつつ、自分が進むべき道を決めていかなくてはならないのです。

きっと友達の動向も気になるだろうし、親御さんのアドバイス、先生のアドバイスなど、いろいろと参考にしながら自分で決めていくことになります。

それが正しい選択なのか、間違った選択なのか・・・
100%言い当てることはできないでしょう。


他人から自分が進むべき道を決められて、もしその道が間違っていたとしたら我慢できないでしょうね。
ですから自分で決めていくのです。

酷な話かもしれませんが、高校でのその先の進路選択は、すっごく重要だと思いますよ。


いつもこのブログで書いていますが、高校は通過点です。

その先に

・就職をするのか
・専門学校に進むのか
・短大、大学へ進むのか
・海外に行くのか
・自分で起業するのか

他にもいろいろ選択肢があります。


これをすごい短期間に決めなくてはいけないというのは、ほんとうに大変です。



だから、こういう考え方をしてほしいのです。


まず

将来自分が何をやりたいのか!を考える!

この将来の自分がやりたいことが もしあまり決められない、ぼんやりとして夢であってそれが現実になることのイメージがわかない、
まだよくわからない・・・

このように 悩みがちょっとでもある・・・のであれば、

決定することが難しいということであれば、


まずは


大学に行こう!

これが一番無難だと思います。


就職したり、起業することも 道としてありますし、早く社会に出ることは私個人としてはすごく賛成なのですが、

わからないことが多いがゆえ、意外と損な道を選んでしまう子が多いです。



大学へ行き、見聞をひろめ、教授や友達との接点、サークル活動や、ゼミへの参加、
アルバイト活動などなど、
大学生のうちに経験できることは、高校時代よりも相当多いです。



右も左もわからないうちに社会に出るよりも、いろいろなことを見聞きして、学生であるうちにそれなりに失敗を経験して、立ち直る道筋を理解し、
チャレンジする精神を育み、社会生活への慣れの一環でアルバイトを経験して、
そのうえで、多くの人たちとの交流の中から自分を見出していく。。。



この流れ、時間的もそれなりにあって、一番お勧めです。












2024.10.25

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おはようございます!
東船橋で教室を構えて8年4カ月が経過した城南コベッツ東船橋教室です。
本日もよろしくお願いいたします。


さて、本日のテーマは、

「最近のトレンドは!?」です。


トレンドというと傾向ということですが、うまく当てはまる言葉が思い浮かばず安易にトレンドとしましたが、要は小学生、中学生、高校生の学習動向、受験に対しての意識変化、などなどの総合です。



今日は小学生にフォーカスをあてます。


東船橋近辺の小学生はズバリ言うと、保護者様がそうなのだと思いますが、学習に対して熱心な方が多いです。

熱心なご家族が世帯として多いのだと思います。

たいていお母様が熱心ですと、お父様も同様に熱心であることが多いと感じます。

塾で習う教科学習を「習いごと」の一つとして捉えている!

これがぴったりと表現したトレンドでしょうか。


そうなのです。

当教室に通われている小学生は全員、塾以外に習いごとを何かしらやっています。


・習字
・水泳
・空手
・英会話

・プログラミング
・ボルダリング
・チアリーディング
・野球
・サッカー

などなどです。
そのほか、チャレンジをやっていたりと塾以外の学習要素をもっていたりします。

学校の宿題は、たいていものすごい早さでやっつけてしまっているため、自習室で小学生が学習をしているときには、たいていは塾の宿題ですね。



思います・・・。

ああ、この子たちはけっこう余裕で勝ちだろうなと。


授業前の自習
授業後の自習

など、小学生ですが、自習率が高いです。

ズバリこれが東船橋近隣の小学生のトレンドです。


「たまたまじゃないの?」


いえ、違います。8年以上やっており、他地域もよく知っておりますが、東船橋は小学生たちの学習意欲がとても高い地域です。


【では今後はどんなトレンドになるか!?】


はい、

ズバリ!!

小学生の中学受験熱がまだまだ続くと思います。

こういうのは、波及するんです。


たぶん、


峰台小学校、飯山満南小学校、市場小学校、宮本小学校 このあたりの小学校内のトレンドと言ってもいいのかもしれません。

すごく熱心な保護者様たちが母集団としているような感じです。

また、学校も教育にとても熱心なのだと推察します。


ちなみに、東船橋駅は、【女性が選ぶ】住みやすいと思う船橋が付く千葉県の駅ランキングで1位です。

閑静な住宅街で、ごみごみしてないですね。
また、市場通り沿いは交通量がちょうどよいので、通りやすい道路です。
(14号とか・・・ごちゃごちゃ混んでますよね・・・それに比べると通りやすいです)








2024.10.24

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『ひさしぶりです、じょうにゃんです。今日は学習するツールの一つ、問題集についてです』

こんにちは。
市場通り沿いで毎日内部クリーンをしているきれいな学習塾 城南コベッツ東船橋教室です。


さて、10月、大学受験の結果が出てきたりとか、高校生たちの考査、そして中学生たちの後期中間テストなど、勉強関連がちょっと忙しくなってきましたね。

今日は問題集という学習の重要な武器についてです。

一般受験が近づいてくるこの時期ぐらいから、比較的急いで先行学習をしている生徒さんも、どちらかというと単元学習をまだこなしたほうがいいだろうという生徒さんも

な・ぜ・か・・・・


問題に飢えてくるのです。


以前も書きましたが、「過去問を解けば合格する」んじゃないです。

再度ここに書いておきますが、ネットとかの掲示板とか、合格体験記とかいろいろありますが、そこには「過去問を解いて うんぬんかんぬん」の文字が踊っていますよね。

そこかしこに書いてあります。

一瞬でも見れば

受験に向かう いわゆる初めての受験経験者は、

勉強=過去問を解くこと!って洗脳されてしまいがちです。

NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!


過去問を解いたら合格するのであれば、こんなに楽なことはありません。
過去問を解く目的は

①その学校の、または総合的な出題がされる共通テストや各都道府県実施の高校のテストなどの傾向を知ること

②問題出題傾向の偏りや最新の動きを知ること


簡単に言えば、どんな問題が出るんだろという研究要素です。


それと

新しい問題を求めてくるので、新しいテキストを購入したり、教室内にプリントによる演習システムもあろうことなら、とにかく新しい問題、問題、問題!

「先生 何か問題印刷してください」


どよ~~~ん


出ました。

これです。

問題を解くことは決して悪いことではありません。新しい問題を解かないほうがいい、過去問を解かないほうがいいと言っているのではありません。

まずは足場固めのほうが重要ですよということを言いたいわけです。


その際、もっとも有効な武器は、

例えば入試を専門に研究してきた学習塾がこのテキストがいいよ!と推奨したテキスト一冊をまず制覇しましょう。

城南コベッツ東船橋教室の場合は、小学生も中学生も高校生もテキストについては大きく二つのカテゴリに分けて考えております。

一つは、学校で習う内容に準拠したテキスト

もう一つは、受験対応したテキスト

この2つです。



また私たちは、夏用教材とか冬用教材とか、そういう考え方を持っておらず自信のあるこの一冊!

これで十分です!というスタンスです。

アレもコレも!
テキスト、テキスト、テキスト~~~!!
問題、問題、おりゃーーー も・ん・だ・い~~~~!!


というスタンスでは全くありません。


なぜかを説明します。


ここに、とある出版社が最新の入試傾向を捉えつつ、基礎・標準・発展という問題難易度をバランスよく配置したテキストがあったとします。

教材専門の会社が、みんなに愛されるよう、しっかりとリサーチして、わかりやすい解答、解説を添えて問題を厳選してつくったテキストです。

正直、私たちよりも、下手したら学校の先生よりも、ものすごく研究して作ったテキストなのでしょう。


この一冊を


もし、太郎君がパーフェクトになるまで、それこそ問題集へのチェックマークとか、ちょっとしたメモとか、付箋とか・・・ぼろぼろになるまで取り組み、解けない問題がないぐらいにやった!としたなら

太郎君の実力はハイパー状態になっていると思いませんか?

歯抜け状態がない状態までしっかりと問題集一冊に取り組んだならば、

あっちこっちとテキストを浮気してやるよりもはるかに実力貢献していると思いませんか。


一冊をしっかりと通さず、あれこれと手を広げることが実力アップになるとはあまり思えないです。


徹底して信用できるテキストに取り組んで、ぼろぼろになるまでやりこんだほうが、ガッチリ自信がつくでしょうし、実は応用力も身についてるんですよね。


英知を結集したテキストを、信じたテキストを、塾の先生がこれが一番いいよ!と言ってくれたテキストを

まずは徹底してやってみてほしいです。

そして土台をつくって過去問とか新規問題に取り組んでいきましょう。

テキストを中途半端にやって過去問や新規問題に取り組むよりも
テキストを細かくしっかりと網羅して演習した後に過去問や新規問題に取り組んだほうが点数が取れると思います。



あの・・・すばらしいテキストの中身が 俺の頭の中に全インプットされている!

俺は強いぜ!


この感覚です。


焦らないで この問題集がベストですよ!という問題集、テキストにまずはしっかりと向き合ってみてください。




2024.10.23

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千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!

【社会編】



◆総合問題12点分、地理・歴史31点分、公民26点分 特に記述は8~15%と低い正答率!

大問 内容 配点
総合問題 12点
地理:日本地理 15点
地理:世界地理 16点
歴史:前近代史 16点
歴史:近現代史 15点
公民:国民生活の経済・社会 10点
公民:日本の政治制度 10点
公民:国際社会 6点



全体の問題構成は、「地理」「歴史」「公民」3分野からのバランス出題です。
特徴的なのは、大問1で、伝統的にここでは3分野の総合的問題が出題されます。
以前は、ここで千葉県にまつわる問題でしたが、最近は必ずしもそうとは言えないものもあります。

各分野の出題で特筆すべきは、

①現代社会がかかえる課題に対する関心や理解程度を見る問題

②資料を活用し、社会的な事象を判断・分析するタイプの問題

③社会的事象について、自らの考えを表現する力を見る問題

④歴史においては、総合問題と歴史単独問題で並べ替え問題


これら4つが挙げられます。


【平均点や正答率】

2024年度の社会の平均点は、57.5点で、前年よりも3点高くなりました。
公民の国際社会分野の出題では、正答率が71.6%と高く、同じく公民の国民生活と経済社会の分野は、44.1%と正答率は最も低かったです。


正答率の観点からすれば、

・世界地理の冷帯地域のくらしについての工夫についての記述(8.2%)
・鎌倉幕府の衰退に関する記述(11・2~16.1%))
・財政政策に関する記述(13.8~15・8%)
・1960年代以降の世界のことがらの並べ替え(24.3%)

などが、低かった問題です。

また、総合問題の環境アセスメントについての問題は、正答率は53.1%でしたが、無答率も28.1%と高い結果となりました。



【社会の教科特性】


英語・数学・国語は積み重ねの学習であることに対して、社会は分野学習・単元学習が十分に機能する教科です。

もっと言えば、英数国は小学校、中学1年と習った内容が土台となって2年生の内容、3年生の内容が成り立っているイメージです。

社会は、「歴史」「地理」「公民」と3つの分野に分かれていて、それぞれの学習領域の関連性は薄いです。

したがって、単元を「ブツッ!」と切った学習をしても、学習した分だけ対応力が増していくのです。

歴史は苦手だけど地理は得意!!

そういう生徒さんもいるでしょうし、地理より公民のほうが覚えやすい!という生徒さんもいることでしょう。

それでも好きな分野の攻略+αで十分に点数化できる要素がある教科と言っても過言ではありません。


・・・確かに覚えることは多いです。
暗記していなければそもそも答えられない問題が多数あります。

対して・・・

【読み取り問題の増加】


・地形図の読み取り
・図、表の読み取り


これら出題は、基本的な知識を踏まえた読み取りであったり、知識を全く問わないタイプの読み取りもあるのです。

地形図は千葉県で毎年必ず出題されている鉄板問題です。

図、表の読み取りは、なんと7問も出題されているのです!!

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こちらの問題は、
「ロシア、中国、インド、ブラジル、南アフリカ共和国、日本の発電量、一人あたりのGNI、温室効果ガスの排出量及び一人あたりのCO2排出量」に関しての資料読み取りも問題です。

選択肢に書かれた内容は難しくありませんが、計算をしなくてはならない選択肢もあるため、解くまでに時間が少しかかると思います。


このような資料読み取り問題は、必ずヒントが隠されていると思ってください。

見た瞬間のイメージで難しそう・・・と圧倒されてしまうかもしれませんが、まずはしっかりと図や表のポイントは何なのかを読み取っていきましょう。
選択肢も冷静に紐解いてみてください。



【文章記述問題の成否は高得点をとれるかどうかにつながる】


2024年度も3題の記述が出題されました。
おそらく2025年度も記述が減ることはないと思われます。

理由は、マークシート方式になったからです。マークシートになったことで、問題への負荷が減少した分を記述でリカバーしていく必要性があるからです。


つまりは、高得点を狙う、上位校を受験する場合には、その成否が重要になってきます。


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↑例えば このような記述です。

ロシアの住宅についてまとめたレポートの一部である。文中の□□□□に当てはまる適当なことばを「永久凍土」「建物」の二つの語を用いて20字以内で答えなさい、という問いでした。


「ロシアなどの冷涼な地域では、建物から出る熱が□□□□ことを防ぐために、高床になっている住居が見られます」


この□□□□の中に20字以内で説明です。
いかがでしょう。



たんに用語を知識として覚えているだけではなく、その用語の背景やその影響について少し深く学習しないと回答が難しいような問題です。




【時事問題にも目配りを】

千葉県入試では、毎年、時事問題が出題されます。
今年は新紙幣が発行されましたが、少なくとも1000円札、5000円札、10000円札に描かれた歴史上の人物たちの名前、および何をやった人たちなのかなどは把握しておきましょう。

他にも

初めて発令された南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の発表であるとか、
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことであるとか・・・

マイナス金利の解除などもありましたね。

また、スポーツの祭典であるオリンピックやパラリンピックなどの出来事も大変重要です。


【社会の効果的な学習法】

社会を「学問」として捉えると、

覚えることが多すぎて面倒~・・・こうなってしまいがちです。
覚えようとするから嫌になるのです。

覚えなくちゃいけないという呪縛から解き放たれてください。

単元学習が十分に効果を発揮しますから、たくさんある単元を分けて考えていきましょう。

その際に、有効なのは、ワーク系教材です。

●地理は、絶対出る「地形図」と資料読み取りに注力(資料集を活用しよう)
●歴史は、全体の流れを押さえるために教科書の流し読みが効果的!
●公民は、より近現代の内容なので重要語句を覚える!
●スマホのyahooニュースを毎日チェックし、出そうな時事は覚える!


【平均点推移】

R3年・・・57.7点
R4年・・・56.3点
R5年・・・54.5点
R6年・・・57.5点

このように社会の平均点は比較的安定しています。


R6年で一番平均が高かったのが理科の59.1点、ついで社会の57.5点です。
理科同様、点数源にできる可能性が高い教科ですし、

やればやるほど点数が上がる実感が確実にもてる教科でもあります。










2024.10.22

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千葉県公立高校受験 
2025年2月までに ここを意識して押さえる!

【理科編】


「観察・実験を題材にした問題」「身近な生活に関わりのある問題」この2つを
徹底的に主題ととらえて演習問題をこなしていく!全4分野25点ずつしっかりと
出題される!



大問 内容 配点
(1)物理:身近な物理現象 3点
(2)化学:化学変化とイオン 3点
(3)生物:いろいろな生物とその共通点 3点
(4)地学:気象とその変化 3点
化学:身の回りの物質 10点
生物:生物の体のつくりと働き 10点
物理:電流とその利用 10点
地学:大地の成り立ちと変化 10点
物理:運動とエネルギー 12点
地学:地球と宇宙 12点
化学:化学変化と原子・分子 12点
生物:自然と人間 12点



学習指導要領に基づいたベーシックな出題が目立ちます。数学のように難問が出る感じではなくて、標準的問題、基礎的、基本的な問題が多く、


圧倒的に、


「観察・実験がらみの問題」

「身近な生活に関わりのある問題」


の頻度が高いのが特徴です。


要するに、サイエンスの知識を実生活にしっかりと活かしていこう!というスタンスが読み取れます。


大問1は小問集合ですが、ここでも物理、化学、生物、地学という4つの分野から3点ずつしっかりと出題されています。


大問2から9までの8題は、4つの分野から大問2つずつしっかりと出ていますので、分野の得手不得手をなくしていくことでバランスよい配点を目指すことも作戦の一つと言えます。


この4分野の平均点や正答率を分析すると、
全体の平均点は59.1点。

大問1を除いた各4分野の正答率は、大問2の化学が78.2%と最も高く、大問6の物理が39.9%と最も低い結果でした。

ちなみに大問1の小問集合は、正答率平均が80.9%と非常に高かったです。

正答率が低く際立っていたのは、

・傾いた地層の対比の作図問題 5.8%
・浮力の作図問題 17.6%
・日食のモデル化の計算問題  12.0%

この3問です。


【作図は必ず出題される】

千葉県の問題では作図は必ず出題されると思っていてほぼ間違いありません。
ばねの伸びと深さの関係を表す浮力についてのグラフの作図は、実験の内容を考察していき、問題の表の数値や計算したものの数値を使って解く問題です。


この問いは、前の問題が理解できていないとグラフにすることは難しいため、連動した問題と言えます。

ここでは「動滑車のはたらき」の理解がポイントになります。

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(※千葉日報の2024年 公立高校学力検査問題 千葉県入試 理科より)





地層の作図は、柱状図を塗りつぶす問題でしが、複数の図から関連を見つけ出すのがポイントで、かなり難易度が高いです。

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(※千葉日報の記事より)



【記述問題も必ず出題される】

「〇字以内で書きなさい」という字数制限つきの記述が2問出題されました。毎年、
重要語句の説明や実験・観察における器具の操作説明などは正答率は高めです。



その代わり・・・

実験や観察の結果からの考察という形式の記述問題は正答率が低い傾向です。


【計算問題】


最近の傾向としては、計算問題の増加と言えます。
2024年度でも5問の計算問題が出ました。


公式に当てはめて計算すればしっかりと正答が出せる問題もありますが、数学の知識や計算力が必要とされるような問いもあります。


さて、特筆すべきは、



【身近な生活に関わりのある問題】


身近な生活に関わるってどんなものがあるのだろう?あれこれ考えてみてください。
日本という国の特性からすれば

地震、火山、津波などが挙げられます。

千葉県の特性とすれば

地層、チバニアンなども 千葉県特有ですが身近な話題になります。


また一般的に見ても

天気や、電気の知識、天体の動き、星座なども日々の暮らしの中にある身近な話題になるでしょう。



このように理科こそは、身近な生活に関わりのある問題が豊富に用意される教科だと言えます。


2024年度では、大問7で皆既月食の問題が出題されました。


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皆既月食なんて日常かなぁ・・・と思われるかもしれませんが、ここにある11月の皆既月食は、たくさんのニュースで取り上げられたので記憶に残っている方も多いのではありませんか。



日ごろからテレビやラジオ、ネットのニュースを見聞きしていれば、意外にもサイエンス系の話題が多いことがわかります。



教科書を丁寧に学習して、基礎内容をしっかりと定着させていき、日ごろのニュースにも耳を傾けてみましょう。



【どんな対策が有効か】

理科は1年生、2年生、3年生と、単元難易度がどんどんあがっていくタイプの教科ではありません。

とりわけ千葉県の出題を精査していきますと、
1年生の内容も3年生の内容もある程度 一定の難易度で標準的問題が圧倒的多数を占めるということに気づきます。


過去・・・これはかなり難しいのでは?と思う問題に出くわしたこともあります。


・金星の問題
・動物の分類の問題
・自然界の問題


これらは、記憶の中に残るぐらいの難易度でした。

しかしながら、

去年2024年度も平均点が59.1点と5教科中最も高く、R5年度においても国語、数学、英語がいずれも47点台の平均点だったのに対して、理科は、60.7点とかなり高かったりと、

意外と得点源になる教科という印象が強いです。


理科は確かに思考力を問うような問題もありますが、上述のとおり、実験がらみ・観察がらみ、身近な生活に関わりのある系統が多いがゆえに、基本知識を問う形式のほうが目立って多いのです。


その観点に立てば、単元を深く掘り下げていく学習ではなく、

広く浅く知識を身に着けていくワークを多用した学習が最も効果が出やすいのです。
難しい参考書を紐解く必要もありませんので、

基本知識、標準知識がしっかりと身につくワーク系教材を使って1年から3年の内容をスピーディにまとめあげてみましょう!


知識系の学習方法は、忘れることを恐れずに演習しながら覚えていく!(何故なら繰り返せばいいから)

これだけです。