2022.04.21
近年の大学受験では、英語資格を利用して受験する機会が増えています。その中で最もよく利用されているのが英検ですが、大学受験に影響するのは主に2級と準1級になります。
ただし、最近では合格・不合格を問わず、CSEスコアと呼ばれる英検での点数を利用する学校が増えており、今後ますます英検の受験は増えてくると思われます。
そこで今回は英検2級の勉強法について、項目別にご紹介していきます。
今回は短文空所補充の問題の対策です。
短文空所補充は2級の問題の大問1にあたるところでの出題です。
毎回20問出題され、このうち単語の問題が10問、熟語の問題が7問、文法の問題が3問です。
ここでは主に語彙力が問われることになりますが、2級を学習する際、通常使っている単語帳でも大丈夫か、という質問がよくありますが、これは、正直実力次第です。極端に難しいものが出るわけではありませんので、高校でもらった単語帳でも十分に対応できますが、それらの定着がまだされていない場合や、高1・高2の人が先取りとして学習する場合は、英検用の単語帳で学習するのがよいと思います。
と言いますのも、英検はもともと入試のように振り分けるテストではないため、同じ単語がよく出題されます。正解になったり不正解になったりはありますが、やはりこれらを集中して学習するのがよいので、英検用の単語帳(英検用であれば、どれでもよいと思います)で学習するのが効率的かと思います。
さて、ではここで、このパートの具体的な学習法をご紹介します。
1. 1問を30秒で解けるようにする練習をする。
過去問や問題集などで練習をすることになりますが、単にここを解いて、間違えたら正解を確認する、ということでなく、繰り返し解くことで、問題を「読んで」すぐに答えられるようになるように練習しましょう。
「読んで」というように書いたのは、繰り返し解く中でも毎回英文を読んで意味を取れる状態にするという意味です。決して単に繰り返して、答えだけを覚えてしまうということではありません。
短時間で英文を読めるようにする練習は長文読解にも役立ちますので、しっかり繰り返し解くことが大切です。
2. 語彙暗記をこのパートの練習で行う。
ここのパートの問題の練習をたくさんしておくと、語彙の暗記がはかどることがわかります。
というのも、特定の単語や熟語を文脈で覚えられるからです。それだけを覚えるのではその場は覚えられても、すぐ忘れてしまうということがあると思います。
事前に暗記をしてからでないとここの練習ができないと思っている人は少なくありませんが、実は逆で、ここの練習をすることで覚えた単語や熟語が定着しやすいという面があります。ですので、ぜひ単語・熟語暗記と並行して、このパートの練習を進めてください。
3. (高得点を狙いたい人向け)準1級の単語帳に触れてみる
不正解の選択肢の中にはやや難しい単語が含まれることがあります。このような場合に備えて、一つ上の級のレベルの単語に少し触れておくと、見たことのない単語を減らすことができます。準1級の単語をすべて覚える必要は当然ありませんが、その中でも易しめのものは2級にも登場することがありますので、高得点を取りたい場合や、高3生などが2級に挑戦するような場合は、1つの方法かと思います。
4. 文法は比較構文・仮定法がねらい目
2級の文法問題は3問だけの出題ですが、良く出題されるのが比較に関する問題、動詞の形に関する問題、仮定法です。これらのうち、標準的なものが出題されていますので、過去問などを使って練習するほか、文法の問題集で集中して練習することで得点できるようになるでしょう。
実は合格だけを考えると、長文やリスニング、ライティングでの得点で十分挽回できますから、無理にここで高得点を取る必要はありません。とはいえ、2級くらいからリスニングを難しく感じる人もいますし、ライティングはやや社会性のあるものになるので、どこで得点を取れるようにするかということを考えて全体的なバランスの中で対策するとよいと思います。
ただ、リーディング38問中、このパートで20問も出題されますから、ここの対策をしっかりやっておくことは非常に有効ではあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
綾瀬市の個別指導塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室
ただし、最近では合格・不合格を問わず、CSEスコアと呼ばれる英検での点数を利用する学校が増えており、今後ますます英検の受験は増えてくると思われます。
そこで今回は英検2級の勉強法について、項目別にご紹介していきます。
今回は短文空所補充の問題の対策です。
短文空所補充は2級の問題の大問1にあたるところでの出題です。
毎回20問出題され、このうち単語の問題が10問、熟語の問題が7問、文法の問題が3問です。
ここでは主に語彙力が問われることになりますが、2級を学習する際、通常使っている単語帳でも大丈夫か、という質問がよくありますが、これは、正直実力次第です。極端に難しいものが出るわけではありませんので、高校でもらった単語帳でも十分に対応できますが、それらの定着がまだされていない場合や、高1・高2の人が先取りとして学習する場合は、英検用の単語帳で学習するのがよいと思います。
と言いますのも、英検はもともと入試のように振り分けるテストではないため、同じ単語がよく出題されます。正解になったり不正解になったりはありますが、やはりこれらを集中して学習するのがよいので、英検用の単語帳(英検用であれば、どれでもよいと思います)で学習するのが効率的かと思います。
さて、ではここで、このパートの具体的な学習法をご紹介します。
1. 1問を30秒で解けるようにする練習をする。
過去問や問題集などで練習をすることになりますが、単にここを解いて、間違えたら正解を確認する、ということでなく、繰り返し解くことで、問題を「読んで」すぐに答えられるようになるように練習しましょう。
「読んで」というように書いたのは、繰り返し解く中でも毎回英文を読んで意味を取れる状態にするという意味です。決して単に繰り返して、答えだけを覚えてしまうということではありません。
短時間で英文を読めるようにする練習は長文読解にも役立ちますので、しっかり繰り返し解くことが大切です。
2. 語彙暗記をこのパートの練習で行う。
ここのパートの問題の練習をたくさんしておくと、語彙の暗記がはかどることがわかります。
というのも、特定の単語や熟語を文脈で覚えられるからです。それだけを覚えるのではその場は覚えられても、すぐ忘れてしまうということがあると思います。
事前に暗記をしてからでないとここの練習ができないと思っている人は少なくありませんが、実は逆で、ここの練習をすることで覚えた単語や熟語が定着しやすいという面があります。ですので、ぜひ単語・熟語暗記と並行して、このパートの練習を進めてください。
3. (高得点を狙いたい人向け)準1級の単語帳に触れてみる
不正解の選択肢の中にはやや難しい単語が含まれることがあります。このような場合に備えて、一つ上の級のレベルの単語に少し触れておくと、見たことのない単語を減らすことができます。準1級の単語をすべて覚える必要は当然ありませんが、その中でも易しめのものは2級にも登場することがありますので、高得点を取りたい場合や、高3生などが2級に挑戦するような場合は、1つの方法かと思います。
4. 文法は比較構文・仮定法がねらい目
2級の文法問題は3問だけの出題ですが、良く出題されるのが比較に関する問題、動詞の形に関する問題、仮定法です。これらのうち、標準的なものが出題されていますので、過去問などを使って練習するほか、文法の問題集で集中して練習することで得点できるようになるでしょう。
実は合格だけを考えると、長文やリスニング、ライティングでの得点で十分挽回できますから、無理にここで高得点を取る必要はありません。とはいえ、2級くらいからリスニングを難しく感じる人もいますし、ライティングはやや社会性のあるものになるので、どこで得点を取れるようにするかということを考えて全体的なバランスの中で対策するとよいと思います。
ただ、リーディング38問中、このパートで20問も出題されますから、ここの対策をしっかりやっておくことは非常に有効ではあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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城南コベッツ 綾瀬中央教室