城南コベッツ日吉教室

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2024.03.02

城南コベッツ日吉教室ではしつこいほどに生徒様とお話していることがあります。それはタイトル通り「しようぜ、読書」ってこと。

何故読書をこんなに進めるのかって、それは国語のお話に繋がっていきます。

さて話は急に変わりますが、みなさま「国語の勉強の仕方」ってわかりますか?


どこかのブログでお話したかもしれませんが、日吉教室ブログ担当の私、担当を考えればわかる通り、ドがつくほどの文系なんですね。国語大好き!!!言語大好き!!!!

そんな私ですがこの仕事に就くまで、国語の勉強方法って考えたことないな...ということに気づきまして。
自身の幼少期を振り返ったところ、小~高にかけての私は本とお友達だったんですよね。誕生日やクリスマス、なにかのお祝いでもらうものは本か図書カードみたいな。
登下校中も本を読みながら歩いていて、親に見つかって死ぬほど怒られるみたいな!
(ながら歩きダメ絶対。良い子も悪い子もマネしないでね)

おかげで私国語や現代文だけは、得意科目でした。文章を読んで理解すること、言葉に込められた感情や、例えを読み取る事、情景描写から想像し、汲み取ることすべての技能が磨かれていたこと。そして長文に対する抵抗がないこと。これらすべてが「読書」によって培われていたのです。

そしてこの技能って、勉強だけではなくて対人関係やコミュニケーション能力としても発揮できるんですよ。

つまり「読書」すなわち、「好きな本を読む」ことで国語や現代文の問題を解く技能がつき、自分自身のコミュニケーション能力がレベルアップ、ということなんですね。

え、お得じゃないですか...一石二鳥どころではなく、一石三鳥狙えますよ...?

とはいえ、「文章を読むのが苦手で...」っていう生徒さんいらっしゃると思うんですね。

ですが定期テストも、入試もめちゃくちゃ文章ですよね...。
何なら、先月めちゃくちゃ繰り返した「神奈川県の公立高校入試は文字数多すぎ問題」という壁が立ちはだかるわけです。
いくら数学や理科、社会(英語はちょっと置いておいて)が得意でも、文章読めない...だと解く前のそもそもの「問題文」が敵になってしまうわけですね。

となると、ある程度文章を読む訓練はしたほうが良い...ですよね...。

じゃあ何から始めましょうか、というお話ですが...中高生であれば「本」というものがハードル高いのであれば、ネットニュースでも構わないと思います。
一日一件は必ず読んで「どんなニュースで、どんな登場人物がいて、どういう経緯で、どうなったのか」を理解する。
少しずつ慣れてきたら、1件から3件、5件と増やして、短編集に進み...と段階的に読めるようになればいいと思います。
小学生の生徒さんは「漫画やアニメの小説版」をせっかくであれば興味があると思いますので、1日のページ数を決め、読んでもらう。
そして読んだ内容や前回との物語の変化を教えてもらう、そのような方法で全然変わると思います。

「どんな本を読んだらいいの?」や「おすすめの本を教えて!」はぜひ、城南コベッツ日吉教室までお越しください。

講師おススメの本が講師自身の言葉で力説されていますので、ぜひご覧ください。
もしこのブログを読んで、「へぇ」と思ったら、文章読めてますよ
自信をもって、トライしてみてください!

2024.02.19

中3生の皆様、受験お疲れさまでした~~~~~~~!!!!

よく頑張った、本当にお疲れ様です。
2年生、次は我が身。受験生はスタートしましたよ...。
やだねぇ。嫌なのはわかるけど、来年の今泣かないように、今から頑張りましょうね。

日吉教室でも、講師何名かで今年の高校入試問題解きました。
私は国語を解いたのですが、改めて国語は文章との相性で難易度が変わるなぁ...と思いました。今回の文章は私と相性悪かったです。

私と国語の話はさておき。今年から入試に面接がなくなり、例年より2週間ほど早く結果が出るようになりましたね。1か月そわそわするのもきついけど、2週間も決して短くはない期間ですので、そわそわ自体は嫌な感覚ですよね...。

私、思うんですが「合格」と「不合格」ってワード本当によろしくない。

不合格ってワードものすっごく否定されている気分になりますよね。この一年間、もしかしたらそれ以上の期間、いろいろなものを我慢して、犠牲にして頑張ってきたこと全部否定されるような感覚。

すごく苦しいし、つらいんだけど、だけどどうか「不合格」だったから「全部否定された」と思わないでほしいのです。「失敗した」と感じないでほしいのです。

周りの人があなたよりも少し「頑張った」量が多かっただけ。

それは受験直前だけに限らず、日々の学校生活からだったかもしれない。宿題や課題の提出から、授業中の心がけ一つの違いだったかもしれない。たったそれだけの「差」が出てしまっただけのことなんです。

「努力は報われる」という言葉も、「絶対」ではありませんし、「あなたが望んだ方向ではない」かもしれないけれど、「努力は必ず裏切らない」はまさにその通りで、得た知識や経験は、決して無駄になることなくあなたに刻まれているんです。


結果が「合格」だろうが「不合格」だろうが、あなたが頑張ったことは変わらないし、高校生になるのであれば入学した瞬間...いえ、もっと言えば高校受験が終わった瞬間から「大学受験がはじまっている」のです。つまりまた頑張らなくてはいけないのも変わりないのです。
合格した経験も、不合格だった経験ももれなく生かしていきましょう。

大学の指定校選抜は高校1年生の成績から反映されます。
休んでる暇はない、残念ながら。
不合格で悲しくつらい思いをしたのなら、今度こそ同じ思いをしないように日々から。
今回は合格だったから今度もと思うのなら、今回以上の日々の頑張りを。


物事のとらえ方は人それぞれで、考え方も人それぞれです。自分が頑張れる最適解を一緒に探していきましょう。

2024.02.02

受験まであと2週間を切りました。
体調管理も大事に、もう少し頑張りましょうね。

そして受験を支えているご家族の皆様、もう少し...と焦りが生じる気持ちもわかりますが、今はそっと信じて見守っていてあげてください。
私たちが受験生本人に「頑張れ」と伝えるより多く、生徒自身が自分に向かって「頑張れ」と言い聞かせる回数の方が多いのだろうと思います。

大丈夫、あなたは頑張っているよ。

今回は最後の科目分析。英語です。

英語も英語で科目内の分野が多く、様々な準備をしなくてはなりません。4技能と呼ばれる言語技能(リスニング、ライティング、リーディング、スピーキング)のうち、3つフル活用です。
東京ではスピーキングテストもありますので、4技能フル活用ですね。
恐らく数年後には神奈川にもスピーキングテストが導入されるだろうとの話もよく聞きます。

リーディングにも長文、短文、会話文に並べ替え、適語選択と小問は多岐にわたるジャンルに分かれています。苦手なもの、ありますか?

恐らく多数の生徒が苦手だというものは長文でしょう。何度言ったか分からない、神奈川公立高校の入試の特長「文章量」は英語も例外ではありません。
そして何がやらしいって試験の最後に出てくること。

英検のお勉強をされた方や、入試直前先生からこんなことを言われたと思います。「まず本文ではなく問題文を読め」。

正直これにつきます。

本文をしっかりと読んで理解する時間なんて、正直ありません。速読が出来たり英語の本を日常的に読んでるというほどの英語慣れをした方でないと正直まず無理です。

なので問題文から聞いていることの把握、そしてそれにまつわる文章を的確に拾い上げる能力が必要になります。上位校を狙い、80~90以上の点数獲得を目指すのであれば、即直訳やスラッシュリーディングなどの能力を磨くと良いですね。

そしてその次に苦手として挙げられるのが、並び替えです。
並び替え問題もこれまたしっかりと並び変えて文章を作っている時間はほぼありません。

そもそも英語って、リスニングで決まった時間がとられてしまうため、考える時間ってほぼほぼないんですよね。悲しいことに。

ですので、並び替え問題では「文法で組み合わせを作る」ことが大事になります。つまり、苦手を突破するために必要なのは「頻出単語」と「中学英語の文法」をしっかりと身につけておくことなのです。
むしろ逆にそれさえ身につけてしまえば怖い物って、リスニング以外になくなるんですよね。


じゃあリスニングの怖さなくしていきましょう。

リスニングで大事なのはメモ。これにつきます。あとは聞きなれることですので、見慣れた映画を英語で見るのがおすすめです。作業用BGM感覚で聞き流すだけで、英語に聞きなれます。おすすめはディズニーアニメーション。ディズニーアニメーションは、子供向けに作られた作品ですので、英語の勉強にちょうどいいと言われています。

それに内容をある程度知っていれば画面ガン見して勉強が進まなかった...なんてこともないですしね。

どこでも言われますが、英語に置いて「単語」と「文法」は無くてはならない存在です。まずはここを完璧にしましょう。

後はおのれを信じるのみ。
あなたの笑顔が桜とともに咲きますように。
心から応援しています、いってらっしゃい!

2024.01.26

こんにちは。出願完了した方は、出願お疲れさまでした。
願書を出すといよいよだな、という気持ちで、学年全体に大きな緊張感が走る気がしますね。
ここから出される倍率をみて、出願変更をしたり、気合を入れなおす時間がやって来ます。
入試まであと2週間と少し。本気で駆け抜けていきましょう。


入試科目の概要及びコツについて書き始め3週間。
残す教科はあと二つとなりました。

今回は理科です。

理科は社会と同じく年度により平均点の増減幅が多いことが特徴として挙げられます。つまり、そこそこの難易度の時がほぼない、ということ。

基本的に神奈川の理科は難解で、平均点は低めに出る傾向があります。
その理由として大きく上げられるのが「知識だけで解ける問題ではない」ということ。

先週公開した数学編でもお話しましたが、神奈川の最大の特徴は「文章量」です。正しく文章を読み思考する「読解力」と「思考力」が必須です。

また、理科の平均点が低い理由として、4分野に分かれていることも大きくかかわってくるでしょう。物理、化学、生物、地学。全て7問ずつ均等に問題が出題されます。

つまり、理科の中に苦手分野があることで、1分野につき25点分の失点可能性が高まるということです。苦手分野を作らない、というのが理科で点数を取る重要なポイントになります。

そして、3年のギリギリに履修する範囲も容赦なく出題されます。予習復習におけるスピード感の重要さも分かりますね。

さて、理科の試験の特徴として、化学に大きな落とし穴があることはご存じでしょうか?
前年度の結果ではありますが、4分野の中で一番平均点が低いのは、化学でした。
文系の生徒さんの中に「理科は苦手だけど化学は好き」という生徒さんが多くいらっしゃいます。かくいう私もそうです。理科の計算とかややこいことは苦手だけど実験は好き。みたいな。そんな子たちが足をすくわれるのが、化学です。

先程も申し上げたように、理科と言えど読解力が大変重要。遠まわしで難解な文章を目の前に文系の皆様が意気消沈し戦意喪失。思考停止の状態に導かれるんですね。おのれ神奈川県。ですが、実際しっかりと読んでみると、そんなに知識がなくても解けてしまるような問題もあったりします。ですのでどうか諦めないでほしい。もちろんこれは化学だけではありません。

そんでもって理科の厄介ポイントは「後半になればなるほど重くなる」ということ。
最初の小問集合は素早く行ってしまい、後半に時間が残せるようにしましょう。

やはり重要は時間配分。それには慣れが必要ですね。たくさん過去問や想定問題を行い、今のうちに慣れてしまいましょう。

2024.01.19

昼夜の寒暖差が秋かと思うほど、最近の昼間は暖かいですね...。

私は寒暖差アレルギーで日々死にそうになっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。体調管理は十分に行ってくださいね。高校3年生の皆様は共通テストお疲れさまでした!

今週も高校入試の話。本日は数学です。
去年のデータにはなりますが、数学は獲得点数分布に大きな差があり、ほとんどの受験生が50点~60点の獲得という結果となっています。

つまり、ある程度の点数は皆が大体とれるけれど、高得点を取りづらい科目であるということです。


その理由として挙げられるのは、神奈川県の文章量の多さにあります。
他科目でもしつこいぐらいに言っていますが、神奈川県の文章量って正直異常

ただの計算で解ける数学はどこにもありません。必要なのは思考力読解力

そして大問の中に散りばめられた正答率1桁の問題達。これらの見極めと、様々な方向からもの事を見ることが出来る柔軟な思考力、なんでこんな回りくどいの?今もしかして国語の試験もやってる?と言いたくなるような、あえて複雑に書かれたウェイトの重い問題文の数々。控えめに数学嫌いからしたらキレそうです。


ではこんなに正直めんどうくさい大変そうな数学にどう立ち向かうか。

それは圧倒的な「取捨選択」が必要になってきます。


先述した正答率1桁代の小問たち。(図形問題の中の(3)とか)こいつらの厄介なところは終盤にあるのではなく中盤にあるところ。


すなわち、こいつらに引っ掛かり超難問に首をひねっているとあっと言う間に時間など溶けるように消えていくわけですね~~~~。

そうならないためにするにコツは二つ。「出題傾向を把握しておくこと」と「試験開始になったタイミングでまずは全体を見ること」です。

この厄介な1桁ちゃんたちは、毎年同じような問題で同じような場所にいます。なのでたくさん過去問を解くことで、1桁ちゃんたちの見極めが出来るようになり、「いったん飛ばし!また後でな!」が出来るわけです。

正答率1桁厄介問題ちゃんたちに「また後でな!」が出来るとどうなるか。

比較的正答率の高い図形の小問(1)や(2)、一番初めの小問集合など落としてはいけない問題に尽力が出来るのです。

そしてもう一つ、数学の厄介ちゃん代表は「確率」ですね。

神奈川の確率の問題は、基本最後です。
最後に確率か~~~~~と思ったそこのあなた。

神奈川県最大の武器はなんでしたっけ?はい「文章量」。
確率も例外ではありません。

計算や手順はそこまで大変ではないのに、回答するという行動まで簡単にたどりつかせてくれないのが神奈川県。秘技!問題文による思考停止技!対応としては二つ。

1桁厄介ちゃんたちと同じように「後回し」最後に時間かけてやりましょう。そのために時間配分をしっかり。そして「読解力を上げましょう」。国語のみならず、全ての科目で役に立ちます。百利あって一害なし。本を読みましょう。

纏めると、数学のコツは


まず最初にすべてを見る。苦手や高難易度など自分の解きやすい物を取捨選択し、時間配分を行いながら優先的に解く。ただ計算力を磨くのではなく、読解力や思考力も磨く。

そして何より、大問1の小問集合はできるだけ落とさないように、素早く正確に計算ができるよう特訓をする。

神奈川の数学は一癖も二癖もある科目であることを忘れないように!!
対策をしていきましょう。